
- 外側の花びらはバラが成長する過程で傷ついてしまうため、カットしてご使用ください。
- 茎が細く水が下がりやすいため、湯揚げや深水でしっかり水揚げしましょう。
茨城県の小松薔薇園では、全10種類以上のバラ栽培を手がけています。栽培方法は、ロックウールでの水耕栽培。余分な茎を折り曲げて光合成を促す「アーチング」と呼ばれる手法を使っています。ロックウールにバラを植える際には、一般的な2列配置ではなく、1列に配置しているのが特徴。どの角度からでもバラに光が当たるため、品質の個体差が出づらくなっています。
また、病気や品質低下への対策も徹底してきました。栽培中は薬剤を使用し、バラの大敵であるうどんこ病を予防。採花後はバラの鮮度が長持ちするよう、エチレン除去の前処理を行っています。
バラに特化した丁寧な栽培を行うことで、毎年安定した品質の花を出荷しています。
切り戻した茎を沸騰した湯に10秒程度浸けると、茎の中の空気が外に出て水が上がりやすくなります。
水が下がりやすい花や、水が上がりづらい花は、水揚げの際に水揚げ促進剤の使用をおすすめします。