
- 茎を切り戻すと白い樹液が出てきます。導管をふさいで水上がりを悪くするため、水で洗い落としましょう。肌の弱い方は、付着するとかぶれる場合があるため、手を洗うようにしてください。
冬の切り花として需要が高いユーフォルビア。
しかし、全国的に見ても生産量は少なく、希少な花として扱われているのが現状です。
全国有数の切り花の生産地である長野県では、ユーフォルビアの生産も行われており、生産量は全国トップクラスです。
ユーフォルビアはデリケートな植物であるため、ハウス内を15~18度に保つ必要があり、徹底した温度環境での栽培が必要です。
さらに、短日植物で日照時間が12時間未満でないと花芽を形成しないため、黒いビニールフィルムでハウスを多いながら日照時間の調整も行っています。
日々徹底した温度管理と日照管理のもと、美しく咲いたユーフォルビアは、例年11月ごろから出荷が始まります。
茎を水につけた状態でカットします。なるべく深いところで切ると水圧がかかり水が上がりやすくなります。
切り戻した茎を沸騰した湯に10秒程度浸けると、茎の中の空気が外に出て水が上がりやすくなります。