
- 葉を多く残しておくと花の水分が不足してしまいますので、できるだけ取り除いてご使用ください。
鹿児島県の沖永良部花き専門農業協同組合では、キク部会、グラジオラス部会、ゆり部会、オリエンタル・洋花部会、クジャク・ソリダコ部会の5部会を設け、それぞれの品目に特化した栽培を行っています。部会では栽培技術研修を行うほか、出荷規格について慎重に協議し、技術向上と高品質な花きの選別に努めています。
キクの生産量は年間で4,300万本ほど。スプレーギクを中心に生産していますが、一部輪ギクも生産しています。出荷範囲は、北海道から沖縄までの全国各地。真空予冷を行い、冷蔵コンテナを使って輸送することで、遠方でも花の鮮度を損なうことなく出荷することができています。
茎を水に沈めた状態で、先端から約2~3㎝の部分を手で折ります。茎が硬くて綺麗に折れる花に適しています。
切り戻した茎を沸騰した湯に10秒程度浸けると、茎の中の空気が外に出て水が上がりやすくなります。