
- 明るい場所では花が開き、光の方向に向かって茎が伸びる性質があります。暗い場所では花が閉じます。
- 外側の葉はだらんと垂れ下がっていることが多く、水下がりしやすい特性があります。取り除いてご使用ください。
- 小さな脇芽がついている場合は、取り除いた方が水上がりがよくなります。
新潟県は、約260品種のチューリップ栽培を手がける、全国1位のチューリップ生産地です。毎年11月~4月頃にかけてチューリップを出荷しており、年間出荷量は約2千万本。多いときは、1日60品種ものチューリップが出そろうこともあります。
JA新潟かがやきでは、お客様に長くチューリップを楽しんでもらえるよう、日持ち向上のための取り組みに特に力を入れています。具体的には、生産者段階で水揚げ時前処理を行うことで、チューリップで起こりやすい「首の伸びすぎ」や、「葉の黄変」を防いでいます。前処理は出荷期間中、すべての品種で実施することで、種類にかかわらず花もちのよいチューリップを安定出荷できるようになりました。さらに、取り扱い品種の増加や新品種の導入など、消費者のニーズに応えるための活動も積極的に続けています。
茎を水につけた状態でカットします。なるべく深いところで切ると水圧がかかり水が上がりやすくなります。