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アネモネの切り花は日持ちする?長持ちさせるための水揚げ・お手入れ方法

早春から晩春にかけて開花するアネモネは、春の訪れを告げる花として親しまれています。
鮮やかな色味と可愛らしい花の姿に癒される方も多いのではないでしょうか?

アネモネの切り花を花瓶に飾って楽しむなら、できるだけ長持ちさせたいもの。
しかしどうすれば長持ちさせられるのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、アネモネの切り花はどのくらい日持ちするのかや、長持ちさせる方法などについてご紹介します。

1アネモネの切り花の日持ちはどれくらい?

アネモネの切り花は、基本的に1週間~10日ほど日持ちすると言われています。
11月下旬~3月頃の寒い時期に出回るので、比較的長持ちしやすいです。

日持ちするアネモネの選び方

アネモネは、色づきがしっかりしていて、厚みがあるみずみずしい花のものを選ぶのがおすすめです。
つぼみが開きやすいので、花が閉じた状態のものを選ぶことで長く楽しむことができますよ。

また新鮮なアネモネは、茎が緑色でしっかりとしていて、葉がピンッと張っています。
花だけでなく茎や葉にも注目してみましょう。

2アネモネの切り花を長持ちさせる水揚げ方法

アネモネを長く楽しみたいなら、購入後に「水揚げ」を行いましょう。
水揚げとは乾燥した茎を少し切って、水を吸いやすくするためのものです。

アネモネの水揚げは、以下の手順で行います。

  1. 不要な葉を取り除く
  2. 水の中で茎をカットする
  3. 浅めの水を入れた花瓶に生ける

不要な葉を取り除く

水に浸かる部分に葉が付いている場合は、水揚げ前に不要な葉を取り除きましょう

葉が水に浸かると腐りやすくなり、水を汚してしまいます。
また葉があることで、花に栄養が行き渡りにくくなるため、余分な葉は取り除いておきます。

水の中で茎をカットする

水を張った洗面器などに茎を浸け、先端をまっすぐカットします。

できるだけ深めに入れた状態で切ることで、水圧によって花に水が上がりやすくなります。
また、水の中で切ることで茎内に空気が入ることを防ぐことができますよ。

茎を傷つけないように、良く切れる切り花用のハサミを使うのがおすすめです。

浅めの水を入れた花瓶に生ける

水切りが終わったら、3~5㎝の浅めの水で生けましょう。
アネモネの茎は空洞になっていて、水を吸いすぎると腐りやすいため、水は少なめにします。

3アネモネに元気がない時は「湯揚げ」が効果的

もしアネモネの茎がグニャっとして元気がないようなら、湯揚げで復活させられる可能性があります。
少しだけお湯につけると水の吸い上げがよくなり、茎がシャキっとなって元気を取り戻します。

アネモネを湯揚げする手順は、以下のとおりです。

  1. 新聞紙で花全体をきつく巻き、茎の先端をカットする
  2. 茎の先端を80℃程度のお湯につける
  3. 冷水の中に2時間程度つける

新聞紙で花全体をきつく巻き、茎の先端をカットする

湯揚げをする際は、アネモネの花や葉が湯気で弱らないように、新聞紙できつく巻きましょう
ただし茎の切り口の部分はお湯につけることになるため、お湯につかる茎の下部は新聞紙から出しておきます。

切り口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使ってまっすぐカットします。

茎の先端を80℃程度のお湯につける

先端を切り落とした茎の切り口を約80℃のお湯に30~40秒ほどつけます。
茎の断面をお湯につけることで、茎の中の空気が外に出て水が上がりやすくなります。

お湯に長くつけすぎると、茎が傷む原因になるため、あまり長くつけないように注意しましょう。

冷水の中に2時間程度つける

アネモネの切り花をお湯から出したら、そのまま新聞紙を巻いた状態で、2時間程度冷水につけます
花や茎がシャキッとしたら、水から出して花瓶などに生けましょう。

お湯につけた茎の先端が変色している場合は、その部分を切り落とします。

4アネモネを長持ちさせるお手入れのポイント

アネモネの切り花は水揚げや湯揚げをしても、日々のお手入れをしなければ長持ちさせることはできません。

アネモネを花瓶で飾る際に意識したいお手入れポイントは、以下のとおりです。

  • 少なめの水でこまめに交換する
  • 水替えのタイミングで茎を切り戻す
  • 切り花延命剤を使う
  • 直射日光を避け、涼しい場所に置く

少なめの水でこまめに交換する

アネモネを花瓶に生ける際は、浅めの水で生けて、できるだけ毎日水替えをしましょう。
深めの水に生けると茎が傷みやすくなるため、水量は茎の3分の1(3~5cm)程度がおすすめです。

また水を替える際は、花瓶も掃除してキレイな状態を保つようにします。
花瓶の内側にぬめりや汚れが付いていると、バクテリアが発生しやすくなるので、花が枯れてしまうおそれがあります。

水替えのタイミングで茎を切り戻す

花瓶の水を替える際、一緒に茎の先端をカットして切り戻しをするのがおすすめです。
茎の先端にぬめりがないか腐っていないかをこまめに確認しましょう。

アネモネの茎は空洞になっているため、傷みやすいです。
茎の傷んだ部分をカットすることで、水を吸い上げる力が戻り、花全体に水を行き渡らせやすくなります。

切り花延命剤を使う

アネモネの切り花を長持ちさせたいなら、切り花専用の延命剤を使用するのも有効です。
延命剤には、水中にバクテリアが発生するのを抑えたり、花に必要な栄養を与えたりする効果があります。

市販の商品には、パッケージに使用方法が記載されているので、初めてでも安心です。

直射日光を避け、涼しい場所に置く

アネモネを長く楽しみたいなら、直射日光を避け、暗めで涼しい場所に飾りましょう。

アネモネは光と温度によって、花を開いたり閉じたりする性質を持つ花です。
明るい場所や暖かい場所では花を開きやすく、暗い場所や寒い場所では閉じやすくなります。

アネモネは開閉を繰り返したり、明るく温かい部屋に置いておくと、咲き進むスピードが速くなり短命になってしまいます。

5まとめ

アネモネの切り花は1週間程度、日持ちします。
花が閉じた状態のもの、花びらにしっかり色がのっていて、花が上を向いているものを選ぶことで長持ちさせられます。

また購入後すぐに行う水揚げ、日頃の適切なお世話を行うことで、より寿命を延ばすことが可能です。

アネモネの切り花をより長持ちさせる方法は、以下のとおりです。

水揚げ方法
  1. 不要な葉を取り除く
  2. 水の中で茎をカットする
  3. 浅めの水を入れた花瓶に生ける
湯揚げ方法
※元気がない時に効果的
  1. 新聞紙で花全体をきつく巻き、茎の先端をカットする
  2. 茎の先端を80℃程度のお湯につける
  3. 冷水の中に2時間程度つける
お手入れの
ポイント
  • 少なめの水でこまめに交換する
  • 水替えのタイミングで茎を切り戻す
  • 切り花延命剤を使う
  • 直射日光を避け、涼しい場所に置く

アネモネの切り花は、こまめに水替えや茎の切り戻しを行うことで日持ちしやすくなりますよ。

生花の卸売通販サイト「フラワースミスマーケット」では、11月下旬~3月頃にかけてアネモネの切り花を販売しています。
デカンを中心として、白・ピンク・紫・赤などのミックスでの販売となるので、カラフルな色味のアネモネを楽しんでいただけます。
購入後は、今回ご紹介した方法を実践し、キレイなアネモネを楽しんでくださいね!

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