お花の品質維持が簡単にできる
冷蔵庫を使うメリットとしては、お花の品質維持がしやすくなるため新鮮なままお花を置いておけます。
切り花にするとお花は少しずつ咲き進み、次第に鮮度が落ちていきます。
しかし、冷蔵庫の中に入れておくとお花の鮮度が落ちるスピードを緩やかにすることができます。
一般的に、お花を入れるフラワーキーパーの温度は10℃~15℃が設定されています。
涼しめに管理することで切り花の成長スピードも遅くなり、新鮮な状態を長く保てます。
お花のお手入れの負担が減少する
フラワーキーパーなどの冷蔵庫を導入すると、お花のお手入れ頻度が下がって作業の負担が減少することもメリットと言えます。
気温が高い場所にお花を置くと呼吸量が増え、成長して咲き進むため小まめな水揚げや水替えなどのお手入れが必要になります。
冷蔵庫に入れるとお花の呼吸が減って水の吸い上げが減る、花瓶の水が汚れにくくなるため、お手入れ頻度を減らすことができますよ。
開花・在庫の調整がしやすい
冷蔵庫があるとお花の開花や在庫調整がしやすくなるため、多めにお花を仕入れたい時に便利です。
冠婚葬祭やイベント用にお花を扱っているお店では在庫を多めに確保しておきたい時もありますよね。
冷蔵庫を導入しておくと、新鮮なまま保管できる期間が延びるため在庫の調整がしやすくなります。
また、冷蔵庫があれば成長スピードの調整ができるため開花時期をずらすことができます。
例えば同じお花を使うイベントが3日置きにある場合は、多めに一度で仕入れて必要な分だけ冷蔵庫の外に出して開花させる、残りは3日後のイベントに合わせて咲き進むように保管することが可能になります。
入荷したお花を魅せられる
冷蔵庫(フラワーキーパー)はガラス張りの製品が多く、ショーケースとしても活用されています。
特にお花屋さんの店頭に設置されているフラワーキーパーは照明付きでお花が綺麗に見えるようになっています。
お花を新鮮な状態で保管しながら、入荷したお花が見られる点はフラワーキーパーを導入するメリットです。