クリスマスシーズンに人気のコニファー「ブルーアイス」。
シルバーリーフとも呼ばれる青緑色に輝く美しい色合いと、まるで森にいるような爽やかな香りで、コニファーの中でも人気の高い品種です。
この記事では、日々新鮮な花に触れるプロの目線から、ブルーアイスの切り花の日持ちと正しい水揚げ方法を解説します。
長持ちさせるためのお手入れ法、枝ごとドライフラワーにして楽しむコツもご紹介しますので、ぜひお役立てください。
クリスマスシーズンに人気のコニファー「ブルーアイス」。
シルバーリーフとも呼ばれる青緑色に輝く美しい色合いと、まるで森にいるような爽やかな香りで、コニファーの中でも人気の高い品種です。
この記事では、日々新鮮な花に触れるプロの目線から、ブルーアイスの切り花の日持ちと正しい水揚げ方法を解説します。
長持ちさせるためのお手入れ法、枝ごとドライフラワーにして楽しむコツもご紹介しますので、ぜひお役立てください。
コニファー「ブルーアイス」の切り花の日持ちは、1~2週間程度です。こまめに水替えをして清潔に保ち、涼しい環境で管理すれば、20日程度もつこともある丈夫な花材です。
また、乾燥しても大きく色が変わらないため、ドライフラワーとしても楽しめます。クリスマスリースに使う場合は、水をつけないので自然と乾燥し、1か月以上にわたって色や形を保てることもあります。
ブルーアイスの切り花を長持ちさせるには、こちらの動画の手順で水揚げを行いましょう。
ブルーアイスは切り口が固く、水が上がりにくい性質があります。適切な水揚げ処理を行うことが長持ちさせる秘訣です。
以下の手順で進めましょう。
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まずは、清潔なハサミで、枝先の2~3cmほどに切り込みを入れます。枝ものは水を吸い上げにくいため、ハサミで枝の先端に十字の切り込みを入れてほぐしましょう。
また、特に硬い場合は、花ハサミの持ち手などを使い、枝先を叩くと繊維がほぐれやすくなります。さらに、縦に浅く切り込みを入れると、吸収効率が高まります。
叩きすぎると枝が傷んでしまうため、軽くほぐす程度にとどめてくださいね。
枝先の処理が済めば、深めの水につけます。しっかり水分を吸収できるように、花瓶の7~8割くらいの水につけると効果的です。
2~3時間ほどつけておくと、枝の内部に含まれる空気が抜けて、水をしっかりと吸わせることができますよ。
ブルーアイスは、日持ちのする切り花ですが、適切にお手入れすればもっと長く楽しめます。ここからは、プロが実践する3つのお手入れのコツをご紹介します。
「枝ものは丈夫だから、頻繁に水替えしなくて良いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、実際には、枝ものも切り花と同じで、水替えせずに放置すると雑菌が繁殖してしまいます。そのため、こまめに水替えするのがお手入れの基本です。
気温が下がり雑菌の繁殖スピードがにぶる冬の寒い時期でも、2~3日に一度は水替えをするのがおすすめですよ。
ブルーアイスを長持ちさせるには、涼しい場所で管理することも大切です。
直射日光が当たるような高温になる場所や、暖房の風が直接当たる場所に飾ると、日持ちが悪くなってしまうことがあります。できるだけ涼しい場所で管理するのがベストですよ。
生花として長く楽しみたい場合は、保湿が重要です。葉を触ってパリッとしてきたら、霧吹きで保湿してあげましょう。
ただし、水のかけすぎには要注意です。蒸れるとカビや腐敗の原因になるため、程よい保湿を心がけてくださいね。
コニファー「ブルーアイス」は、生花のまま飾るのも素敵ですが、ドライフラワーにする花材としても人気があります。
切り花によってはドライ化の難易度が高いものがあるものの、ブルーアイスは比較的簡単にドライにできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ドライフラワーにするには、以下の2つの方法があります。
美しい色合いや香りを1週間程度楽しんだ後に、ドライにするのもおすすめですよ。
コニファー「ブルーアイス」をドライフラワーにするのは簡単で、逆さにして吊るすだけです。
以下の手順で進めましょう。
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たったこれだけの手順で、綺麗なドライフラワーになります。
葉がカサカサし、硬くなっている状態が乾燥の目安です。
ドライフラワーにして楽しむ場合は、以下のポイントに気をつけてください。
直射日光に当たると、色がくすんだり、あせたりするリスクがあります。また、葉が多く湿気に弱いため、湿度が高い場所での加工や保存はカビが生える可能性があります。
特に、生花として楽しんでからドライにする場合は、水分をしっかりふき取ることが大切です。
コニファー「ブルーアイス」は、銀色がかった葉の色と爽やかな香りが特徴の花材です。 日持ちは1~2週間ほどと、他の花材に比べて長く、涼しい環境下で適切に管理すれば20日ほど持つこともあります。
水揚げの際は、枝先に切り込みを入れたり、枝先を叩いて繊維をほぐしたりして、水が上がる準備をすることが大切です。
さらに、花瓶の7~8割程度の水に、2~3時間つけて十分に水を吸わせましょう。
ドライフラワーにする際は、枝を逆さにして吊るし、約1~2週間そのままにしておきましょう。
直射日光や湿気を避けることで、綺麗なドライフラワーが完成しますよ。
フラワースミスマーケットでは、インテリアやアレンジメントに人気の高いコニファーの切り花やドライフラワーを取り揃えております。人気のブルーアイス以外にも様々な品種がありますので、ぜひアレンジメントに取り入れてみてください。
ブルーアイスの乾燥を抑えるには、十分に水揚げすることが大切です。枝先に斜めや十字の切込みを入れて深水で2~3時間つけましょう。枝が固い場合は、ハサミの持ち手などで繊維を叩くのも効果的です。
また、こまめに水替えをしたり、霧吹きで葉に水を与えることでも、長もちさせることができますよ。
まるで森の中にいるような爽やかな香りは、ブルーアイスの魅力ですよね。これらの香りは葉の油分に由来しますが、切り花の状態では数日で揮発してしまいます。
香りを長持ちさせるには、葉を傷めないことが重要です。直射日光の当たらない涼しい場所に飾って、毎日霧吹きで軽く水をかけることで、油分の蒸発を抑えられ、長く香りを楽しめます。
ブルーアイスは花屋さんなどで購入すると1本200~500円するため、大量に必要な場合は費用がかかりますよね。
品質の良い切り花をお得に購入したいのであれば、契約農家と提携しているオンライン通販がおすすめです。多く買うほど単価が下がるお店を利用すれば、よりお得に購入できますよ。