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仏壇への花の飾り方は?綺麗に活けるためのコツも紹介!

この記事はこんな人におすすめ
  • 仏壇の花を飾る際のマナーを知りたい
  • 仏壇への花の飾り方が宗派によって違うのか確認したい
  • 美しく仏壇に花を飾りたい

仏壇にお花をお供えする際は、花束を2つ用意して対になるように飾るのが基本です。
ただし、花立てが1つしかない場合もあるため、仏具に合った数の花束を用意しましょう。

また、仏教の宗派による飾り方の違いや、美しく仏壇に花を活ける方法が気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は仏壇に花を飾る際のマナーのほか、宗派によって仏壇への花の飾り方が違うのかどうか美しく仏壇に花を飾る方法について紹介します。

目次
  1. 仏壇への花の飾り方のマナー
  2. 仏壇への花の飾り方は宗派で違う?
  3. 美しく仏壇に花を飾るコツ
  4. まとめ
  5. 仏壇への花の飾り方に関するQ&A

1仏壇への花の飾り方のマナー

仏壇に花を飾る際の一般的なマナーは以下のとおりです。

  • 奇数の花を用意する
  • 左右対称に花を活ける
  • 花の正面をお参りする人側に向ける

中には時代の変化とともに、あまり重要視されなくなってきているものもあります。
それぞれ詳しく見てみましょう。

奇数の花を用意する

3本、5本、7本といった奇数になる本数のお花を用意するのが、仏壇に飾る花のマナーの1つ。
割り切れない数字が縁起が良いと考えられているためです。

奇数の花を用意する際、2束で一対になる花の合計が偶数になるのは問題ありません。

ただし、最近はあまり花の本数を気にしなくても良くなってきています。
細かく気にする必要はありませんが、「4本」になるのは避けたほうが無難といえるでしょう。

左右対称に花を活ける

仏壇の左右に花立てがあるため、左右対称になるようにお花を活けます。

また、仏壇に花立てが1つしかない三具足(みつぐそく)の場合は、花束が1つだけになるので左右対称にならなくても問題ありません。
三具足であれば左側に花を飾り、真ん中にお香、右側にろうそくを立てましょう。

最近では伝統的なデザインにとらわれすぎず、インテリアになじみやすいおしゃれでモダンな仏壇の人気も高まっています。
シンプルな仏壇は花立てが1つのことが多く、1つの場合は三具足と同様に向かって左側に花を飾ると良いでしょう。

花の正面をお参りする人側に向ける

花の正面をお参りする人のほうに向けて飾るのもマナーの1つです。
花をお参りする人に向けることで、「仏様の慈悲」を得られると考えられているためです。

また仏壇に飾るお花は仏様にお供えするとともに、仏壇を立派に装飾する役割もあります。
仏壇を正面から見たときに、より自然で美しく見えるようにお花を飾りましょう。

2仏壇への花の飾り方は宗派で違う?

日本の仏教には浄土真宗をはじめ、浄土宗、曹洞宗、日蓮宗などいくつかの宗派があります。
宗派によって仏具が異なることはありますが、基本的に花の飾り方や使用する花に違いはありません
ただし、日蓮宗に含まれる一部の宗派で使用する仏花は樒(しきみ)のみなど、各宗派固有のルールがあることもあるので事前に家族やお寺に確認しておくと安心ですよ。

3美しく仏壇に花を飾るコツ

いくつかのポイントを押さえておくと、より見栄えが良く仏壇にお花を飾ることができますよ。
美しく仏壇に花を飾るコツは以下のとおりです。

  • 事前に花のお手入れをする
  • 花束の中心を高くして活ける
  • 花の色の濃淡を意識する

それぞれの詳細について解説します。

事前に花のお手入れをする

仏花を購入した後そのまま飾っても問題ありませんが、事前にお手入れをすることでより花が元気に長持ちしやすくなります。

まずは、バケツなどにためた水に茎の先を浸けてカットする水切りを行いましょう。
不要であれば花束をまとめているゴムや紐を取り除きます。

また、花立てに活けた際に水に浸かる部分の葉を落としておくことも大切なポイント。
余分な葉を取っておくことで花の日持ちが良くなりやすく、見た目もスッキリしますよ。

花束の中心を高くする

花束の中心を高くして、全体がひし形になるように整えましょう。

最初に直線的な形をしている背の高いお花や葉ものを真ん中に配置して、徐々に高さが低い花材を両側に束ねていくと作りやすいですよ。

ひし形に整えた花束を仏壇に飾ると、バランスが良く美しい見た目に仕上がります。

花の色の濃淡を意識する

花の色の濃淡を意識することも綺麗に花を飾るコツの1つです。

上のほうに薄い色の花、下になるにつれ濃い色の花を飾るとまとまりが良くなります。
配置は花の長さや見た目にもよりますので、完璧なグラデーションにする必要はありません。

アレンジに悩んだ際などに、濃淡のバランスも意識してみてくださいね。

4まとめ

仏壇に花を活ける際は2つの花束が一対になるように飾ります。
仏具によっては花立てが1つだけの場合もあるので、その際は仏壇の左側にお花を飾りましょう。

花を飾る際に気を付けたいマナーは以下の3つ。

  • 奇数の花を用意する
  • 左右対称に花を活ける
  • 花の正面をお参りする人側に向ける

ただし、昔と比べると一部の慣習はなくなりつつあり、最近は仏花のデザインのバリエーションも増えています。
仏壇に花をお供えする際のマナーを知った上で、お好みのアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。

花の卸売りサイト「フラワースミスマーケット」では季節の花をはじめ、仏花におすすめのお花も通年販売しています。仏壇に飾る花をお探しの際にもぜひご活用ください。

【仏花特集】お供えにおすすめの花一覧はこちら

5仏壇への花の飾り方に関するQ&A

仏壇への花の飾り方に関する気になる疑問にお答えします。

Q:仏壇のどこに花を飾るの?

A:仏壇の左右両端にお花を飾ります。
花立てが1つしかない場合は、向かって左側に花、真ん中にお香、右側にろうそくを配置するのが一般的です。

Q:仏壇の花は一対でなくてはダメ?

A:仏壇の種類によっては一対になっていなくても問題ありません。
花立てが1つしかない場合は、花束を1つだけ用意して仏壇の左側に飾りましょう。

Q:仏壇にはいつまで花を飾る?

A:仏花は仏様や亡くなった方に心を込めてお供えするものなので、基本的にお花を絶やすことなく飾ります。
生花の管理が難しい場合などでは、造花やプリザーブドフラワーを飾っておくのもおすすめです。

Q:仏壇の花は毎日替えるもの?

A:仏壇に飾っているお花を毎日替える必要はありません。枯れてきたら新しい花を用意すると良いでしょう。
花立てに入っている水は毎日替えて、清潔に保つのが望ましいとされています。

Q:浄土真宗の花の飾り方は?

A:基本的にほかの宗派と同じく、2つの花束が一対になるように仏壇の両端に飾ります。
花立てが1つしかない仏具であれば、左側に1つだけ花束を飾りましょう。

Q:仏壇にふさわしい花の種類は?

A:仏壇に飾るの花のベースとして好まれるのは、菊やスターチス、カーネーションなど日持ちが良い花です。季節の花や故人が好きだった花をお供えする方も多くいます。
なお、仏壇に適した花の種類の詳しい情報は「仏花に適した花の種類とは?選び方や色も紹介」を参考にしてみてください。

Q:仏壇に飾る花にタブーはある?

A:昔から仏壇にはふさわしくないとされるタブーの花がいくつかあります。
リコリスやスズランなどの毒がある花や、バラのようにトゲがある花などが代表的な例です。
仏壇に供える花のタブーに関しては「仏壇にお供えする花のタブーを紹介!ふさわしくない花の具体例は?」で詳しく紹介しているので参考にしてみてくださいね。