フリージアの切り花の日持ちは約1週間程度。
特別日持ちが良いわけではありませんが、フルーティーで甘酸っぱい良い香りが楽しめるため切り花として人気です。
せっかくフリージアを飾るなら、すぐに枯らしてしまうのではなく、できるだけ長く楽しみたいですよね。
この記事では、フリージアの切り花を長持ちさせる水揚げの方法や、お手入れのポイントなどについてご紹介します。
フリージアの切り花の日持ちは約1週間程度。
特別日持ちが良いわけではありませんが、フルーティーで甘酸っぱい良い香りが楽しめるため切り花として人気です。
せっかくフリージアを飾るなら、すぐに枯らしてしまうのではなく、できるだけ長く楽しみたいですよね。
この記事では、フリージアの切り花を長持ちさせる水揚げの方法や、お手入れのポイントなどについてご紹介します。
フリージアの切り花の日持ち期間は、約7日前後です。
飾る環境やお手入れ次第では、2週間近く楽しめる場合もあります。
フリージアは茎の下の方から順に花が咲き進み、花びらが傷んでくるのも下の花の方が早いです。
咲き終わって萎れた花をこまめに摘み取っていくことで、キレイな姿をより長く楽しめますよ。
フリージアの切り花を日持ちさせるためには、飾る前に「水揚げ」を行いましょう。
水揚げで茎を新鮮にすることで、フリージアが水を吸い上げやすくなり、長持ちしやすくなります。
フリージアに適した水揚げ手順は以下のとおりです。
フリージアを水揚げする時は、不要な葉や萎れた花を取り除きましょう。
枯れている葉が付いていると水が汚れやすくなり、水を吸い上げにくくなります。
葉を取り除く際は、付け根から茎に沿ってハサミで切り取りましょう。
洗面器などに水を張り、水中でフリージアの茎をまっすぐに3~5cm程度カットしましょう。
なるべく深いところで切ることで、水圧で水が上がりやすくなります。
切れにくいハサミを使うと茎の導管を潰してしまうおそれがあるため、切り花用の良く切れるハサミを使うのがおすすめです。
フリージアは水上りが良いため、花瓶に入れる際は3~5cm程度の少なめの水で生けましょう。
花瓶にたっぷりの水を入れると、茎が早く傷んでしまう原因になります。
フリージアを長持ちさせるために、水揚げだけでなく日々のお手入れも大切です。
フリージアに合ったお手入れ・管理のポイントは以下のとおりです。
切り花を生けた花瓶の水は毎日交換するのが理想です。
また水替えだけでなく、花瓶をきれいな状態に保つことも重要です。
食器用洗剤などで洗って、花瓶の内側のぬめりや汚れをきれいに落としましょう。
水替えの際に茎の状態をチェックして、傷みやぬめりがある場合は茎をカットして切り戻しを行いましょう。
切り戻しは、茎を水につけた状態で切り口をまっすぐカットします。
花瓶の中で茎の切り口がずっと水に浸かっていると、茎が腐りやすくなります。
傷んだ茎を切ることで、水を吸い上げる力が復活し、長持ちしやすくなります。
フリージアを長持ちさせたいなら、切り花延命剤を使うのもおすすめです。
切り花延命剤には、水の中にバクテリアが発生するのを予防したり、花に必要な栄養素を補給したりする効果があります。
市販の商品には使用方法や希釈量が記載されているので、使用する前に説明書きを確認してみてくださいね。
フリージアを飾る際は直射日光が当たらない風通しの良い場所に置きましょう。
フリージアは日当たりのいい場所を好みますが、直射日光に当たると花や葉を痛めてしまうおそれがあります。
また、エアコンなどの風が直接当たらないように注意することも大切です。
咲き終わって萎れてきた花があるなら、こまめに取り除くようにしましょう。
咲き終わった花をそのままにしていると、全体が早く咲ききって終わってしまいます。
咲き終わった花を摘み取ることで、先端の小さな蕾も咲くので、長く楽しむことができます。
茎を切り戻す際に、一緒に萎れた花を取り除くようにしましょう。
フリージアの切り花の日持ちは約1週間程度ですが、適切なお手入れをすることでより長持ちさせることができます。
切り花を長持ちさせるための水揚げ手順や日々のお手入れは以下のとおりです。
水揚げ 手順 |
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日々の お手入れ |
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上記のお手入れのほかにも直射日光を避けて風通しのいい場所に置いたり、切り花用の栄養剤を使うことも有効です。
切り花の卸売り通販サイト「フラワースミスマーケット」では、11月~3月頃にかけてフリージアを販売しています。
市場から仕入れたばかりの新鮮なフリージアを水揚げした後にお届けしますが、お花が届いた後も、今回ご紹介した内容を参考にぜひ長持ちさせてくださいね。