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売上を劇的改善!売れる花屋のディスプレイのコツを具体例付きで解説

売れる花屋のディスプレイ

「お店の前を通る人は多いのに、なかなか入ってくれない」
「商品は買ってもらえるけれど、顧客単価が低くて売り上げにつながらない」
など、花屋を経営していても売り上げが伸び悩んでいる経営者の方は少なくありません。

実は、売れる花屋には、お客様が思わず足を止めたくなるような工夫がされており、特に、ディスプレイの違いが売り上げに大きな差を生み出しています。

この記事では、ディスプレイの違いで売り上げが変わる理由とともに、売れる花屋が実践するディスプレイの基本ルール、売り上げアップにつながるディスプレイ作りの7つのコツなどを解説しています。

今回は、花屋向けのディスプレイ改善チェックリストをご用意しました。お店の状況を把握するために、まずはこちらのチェックリストを確認してみてくださいね。

  • 入口に「一番売りたい商品」が来ているか
  • 価格・ターゲット・シーンがPOPでわかるか
  • 目線の高さに「主役」があるか
  • 導線がスムーズか
  • 季節感は出ているか
  • SNSに載せたくなる場所が1つはあるか

1なぜ花屋は「ディスプレイ」で売上が変わるのか

なぜ花屋は「ディスプレイ」で売上が変わるのか

花屋の売上は、商品の品質だけでなく、ディスプレイを見たお客様の行動に大きく左右されます。
お客様が、「足を止める」「店内に入る」「購入する商品を決める」「複数購入する」かどうかは、ディスプレイがカギを握っているためです。

魅力的なディスプレイには、ただ美しいだけでなく、以下のように売上を直接的に引き上げる仕組みが整っています。

  • ディスプレイの良し悪しが「立ち止まり率」「回遊」「客単価」を変える
  • 「世界観」「わかりやすさ」があると、お客様が購買行動を起こしやすくなる

ディスプレイは「立ち止まり率」「回遊」「客単価」を変える

ディスプレイの良し悪しは、お客様の行動を変え、「立ち止まり率」「回遊」「客単価」といった売り上げの3大要素に直結します。

  • 通りすがりが足を止める → 客数アップ
  • 店内をぐるっと回りたくなる導線 → 接触商品点数アップ
  • セット提案・価格帯の見せ方 → 客単価アップ

店頭ディスプレイが魅力的だと、通りすがりの人が自然と立ち止まり、来店客数が増えます。

また、店内で自然な導線を作り上げると、お客様が店内を回遊しやすくなり、さまざまな商品に接する機会が増えます。

さらに、関連商品を近くに配置したり価格帯別にゾーニングするのも有効です。例えば、花束と花瓶を近くに置くセット提案や、高単価のアレンジメントを目線の高さに置くだけで、購入意欲がわきやすくなり、客単価がアップします。

「世界観」と「わかりやすさ」がないと、お客様は通り過ぎる

ディスプレイの最大の役割は、お店の世界観を伝えることです。
さまざまな商品が入り乱れた、ごちゃごちゃした陳列や統一感のない配置では、お客様は興味を持たずに通り過ぎてしまうでしょう。

一方で、お店全体に一貫した世界観や明確なコンセプトがあると、強いイメージとして記憶に残り、リピートにもつながります。

具体的なディスプレイを検討する前に、まずは、「ナチュラル」「大人かわいい」「シック」「和モダン」など、お店のコンセプトを決めましょう。

同時に、「どんなお客様に来店してほしいか」といったターゲットをできるだけ具体的に決めておくと、商品選びや配置がブレにくくなり、わかりやすいディスプレイイメージを作りやすくなります。

コンセプトの決め方は、以下の記事でも解説しているので、合わせてご覧ください。

花屋経営は難しい?開業に必要な資金や準備、失敗事例も解説

2売れる花屋のディスプレイ基本ルール4選

売れる花屋のディスプレイ基本ルール4選

売れる花屋のディスプレイは、お客様が快適に店舗内を回遊でき、商品に自然と目が行く配置がされています。
ここでは、必ず押さえたい4つのディスプレイルールを解説します。

  • 回遊しやすくなる導線・通路幅を整える
  • 陳列する高さを3段構成で考える
  • 色のグルーピングを行う
  • 照明・音楽・什器で花を引き立てる

回遊しやすくなる導線・通路幅を整える

お客様の購買意欲は、店内をストレスなく回れるかどうかに直結します。
そのため、入口からレジまでの回遊イメージを整えることが重要です。

通路幅は90cm以上を目安として確保しましょう。これは、人が立って商品を眺めているときに、後ろに人が通れる幅です。
ベビーカーを押して来られたお客様への配慮という意味でも、ゆったり通れる通路幅を整えましょう。

陳列する高さを3段構成で考える

お客様の視線を効果的にとらえるには、高さを意識した陳列が大切です。
目線・胸の高さ・足元」の3段構成で高さを考えましょう。

  • 目線:約150~170cm
  • 胸の高さ:約100~150cm
  • 足下:地面近く

高単価の商品やおすすめのアレンジメントなど、一番見せたい商品は「目線」に陳列すると、自然と手に取ってもらいやすくなります。
足元は、ボリュームのある観葉植物やバケツ花などに活用すると、ディスプレイ全体のバランスが良くなりますよ。

色のグルーピングを行う

色はお客様の視覚に直接訴えかける重要な要素です。

人の視覚には、さまざまな情報が入ってきますが、その中で一番最初に認知されるのが「色」です。遠くからお店を見たときに、花の種類がわからなくても、色だけはすぐに認知することができます。

そのため、ディスプレイの色がバラバラでまとまりがないと、少し安っぽいイメージを持たれやすくなります。一方で、配色がグルーピングされて陳列されていると、清潔感やおしゃれさが生まれるのです。

例えば、横長に並べる陳列の場合であれば、「赤・ピンク系」「黄色・オレンジ系」に分けて、間に白やグリーンを挟むと、色ごとのまとまりが出やすくなります。

照明・音楽・什器で花を引き立てる

花の美しさを引き立てるには、店内の環境を整えることも大切です。

照明は、お店のコンセプトに合った明るさを選びましょう。
ポップな花屋さんにしたいなら明るめで白っぽい照明、落ち着いた雰囲気にしたいなら明るさを落としたオレンジ系の照明がおすすめです。

また、お店の雰囲気に合わせた音楽を流すと印象に残りやすくなります。穏やかなBGMでリラックス感を演出すると、お客様の滞在時間も延びますよ。

店内の什器は、一般的な切り花バケツやBOX什器のほか、ワインの木箱やインテリア家具なども使えます。色や質感を統一すれば、花の色を邪魔せず、反対に引き立てられます。

3売上アップ!花屋ディスプレイを作る7つのコツ

ここからは、すぐに実践できて売上アップにつながるディスプレイを作る7つのコツをご紹介します。
ちょっとした工夫で客数や客単価が上がるので、ぜひ取り入れてみてください。

売上アップ!花屋ディスプレイを作る7つのコツ

①入口・店頭に「一瞬で伝わる主役コーナー」を作る

お店の顔となる入口や店頭は、通りすがりのお客様を引き込む最初のチャンスです。

季節の花・フェア商品・目玉価格」をまとめて、大胆に陳列しましょう。

また、POPに産地や生産者情報を書いておくと、信頼感がアップして手に取ってもらいやすくなりますよ。

②価格を「見える化」して、選びやすくする

多くのお客様は、予算を気にしながら花を選ぶ傾向にあります。そのため、価格がひと目でわかる親切なディスプレイを心がけましょう。

例えば、1,000円・2,000円・3,000円などの価格帯別コーナーを設けるのがおすすめです。

さらに、POPで「誰に・どんなシーン向けか」を添えると、お客様は迷わずに商品を選べます。
「お母さまへの感謝を伝えるのにぴったりな2,000円ブーケ」のように具体的に書くと、イメージしてもらいやすくなり、購入率も向上します。

③セット提案で客単価を上げる

花屋では、単品売りだけでなく、関連商品を一緒に提案すると、自然と客単価がアップします。

例えば、以下のような商品を組み合わせて近くに陳列しておくと、追加購入につながるでしょう。

  • ブーケ+花瓶(すぐに飾れるセット)
  • 花+ラッピング資材(アレンジ用セット)
  • ミニブーケのまとめ買い提案(大量購入向けセット)

④季節感を前面に出す

季節のイベントは、売上を大きく伸ばすチャンスです。
母の日・卒業入学・お盆・ハロウィン・クリスマスなど、イベントに合わせてディスプレイを変えましょう

同じ什器でも、クロスやPOP、色味で一気に季節感を変えるだけで、印象はガラッと変わりますよ。

⑤「SNS映え」を意識したフォトスポットを作る

最近のお客様は、写真を撮ってSNSに投稿するのが好きな方が多くいらっしゃいます。

そこで、店内に「SNS映え」を意識した空間を作るのをおすすめします。背景がきれいな1箇所を決めて、常に整えておきましょう。

そのスペースに、写真を撮りたくなる花の壁・スワッグ・リースなどを設置すれば、リピートや口コミが増えて、自然な宣伝につながります。

⑥ロスを減らす「出口ディスプレイ」

花のロスは、売上を圧迫する大きな問題です。

仕入れてから日が経った傷みかけの花があれば「本日限りワゴン」や「アトリエ行きコーナー」に集約して、セール価格を設定しましょう。

たとえ割引だったとしても、売れればロスが減り、売り上げ確保につながります。

⑦ルーティンに「ディスプレイ見直し」を組み込む

ディスプレイは、一度作って終わりではなく、毎日少しずつ調整することが重要です。
前日の売上や、その日に仕入れた花の種類などによって、ディスプレイをこまめに見直しましょう

売れやすい花の種類や色が見えてきたら、それを入口付近など、お客様の目に一番留まりやすい場所に置きます。しっかりと販売データを分析して配置を検討すれば、売上にも変化が出てきますよ。

4【目的別】花屋ディスプレイの具体例を紹介

花屋のディスプレイは、お店の目的に応じて変えると、効果が大きく変わります。
ここでは、以下の3つの目的に分けて、すぐに取り組めるディスプレイの具体案をご紹介します。

  • 客数を増やしたい場合
  • 客単価をあげたい場合
  • ディスプレイのスペースが限られている場合

客数を増やしたい場合|インパクト大のボリュームディスプレイ

客数を増やしたい場合|インパクト大のボリュームディスプレイ

客数を増やしたい場合は、通りすがりのお客様を店舗に引き込むことが最優先です。
道路側や通路側に、インパクトのあるボリュームディスプレイをして、足を止めてもらいましょう。
例えば、大きな花束や季節の花を大量に飾って、遠くからでも目立つように配置するのがおすすめです。

また、衝動買いしやすい価格帯の商品を前面に出すのも有効です。
「ちょっと買ってみようかな?」と思えるような、1,000円前後の手軽なミニブーケや切り花を入り口近くに陳列すると、客数が自然と増えますよ。

客単価を上げたい場合|花のグルーピングやセット販売

客単価を上げたい場合|花のグルーピングやセット販売

客単価をあげたい場合は、来店したお客様に、より高額な商品や複数購入を促すディスプレイが効果的です。

同系色や似たテイストの花をグルーピングして陳列すると、お客様が花を合わせた様子をイメージしやすくなります。
他にも、鉢物の近くに鉢カバーや肥料、切り花とおしゃれな花瓶など、一緒に買いたくなる関連商品を集めて陳列し、セット売りを促すのもおすすめです。

なお、高単価商品は「安いもののすぐ隣」ではなく、「世界観」でまとめましょう。高級感のあるアレンジメントのみを集めた専用コーナーを設けて陳列すると、プレミアム感を演出できますよ。

ディスプレイのスペースが限られている場合|縦の陳列を意識

ディスプレイのスペースが限られている場合|縦の陳列を意識

小さなお店で、狭い空間でも効率的なディスプレイをしたい場合は、壁面や高さなど、縦のスペースを活用しましょう。

フラワースタンドやラダーシェルフ、はしごなどの什器を利用して、上から下まで商品を並べて縦のディスプレイを作れば、視覚的に広く感じさせられます。

また、限られたスペースの中で、商品の優先順位をつけることも大切です。最も売れ筋の商品や、売りたい商品を目線の高さに配置すると、お客様の視線を自然に集められます。

5花屋のよくあるNGディスプレイと改善アイディア

花屋のディスプレイには、売上を追求するあまり、やってしまいがちなNGパターンがあります。

もしも、お店のディスプレイがNGパターンに当てはまっているなら、より魅力的なディスプレイへとすぐに改善しましょう。

商品や色数を詰め込みすぎている

さまざまなジャンルの商品や、色の種類が雑多に詰め込まれすぎると、お客様はどこを見たらいいかわからなくなり、すぐに店を去ってしまいます
ごちゃごちゃした印象は、商品が安っぽく見える原因にもなるので、早急な改善が必要です。

改善アイディア
  • 主役を決めて、不要なものは抜く勇気を持つ。
  • 色数を絞る。
  • テーマや色ごとにグルーピングする。

POP・値札がバラバラで読みづらい

手書きのPOPや印刷のPOPが混ざっていたり、値札に使われているフォント・サイズ・色がバラバラだと、情報が散漫して、お客様に伝わりにくくなります
その結果、信頼感が損なわれて、購入をためらう原因になるかもしれません。

改善アイディア
  • POPは手書きか印刷のどちらかに決める。
  • フォント・サイズ・色を統一し、シンプルで読みやすいデザインを採用する。
  • 手書きの場合は、ペンの色やレイアウトのルールを決める。

季節感がない・いつも同じに見える

年中同じディスプレイで季節感がないと、お客様に新鮮味が伝わらず、リピートが減ってしまいます
例えば、卒入学のシーズンなのに春らしい演出がないと、機会損失につながるでしょう。

改善アイディア
  • 毎月のテーマを決めて、一部の什器・クロス・小物を変更する。
  • 季節を代表する花を目立つ位置に陳列する。
  • 「芍薬フェア」「母の日フェア」など、季節やイベントに応じたPOPを掲示する。

6まとめ

花屋の売上を伸ばすには、売れるディスプレイを意識することが重要です。
お客様の立ち止まり率、回遊、客単価を踏まえて、ディスプレイを改善していきましょう。

特に、お客様に興味を持ってもらうには、お店の世界観を伝えることが大切です。
どんなお客様に来店してほしいかを具体的にイメージして、分かりやすいディスプレイを構築してください。

ディスプレイの基本ルールは、以下の4つです。

  • 通路幅は90cm以上を目安にして、回遊しやすくなる導線を整える
  • 目線・胸の高さ・足下の3段で、陳列を構成する
  • 色をグルーピングして、まとまりを出す
  • お店のイメージに合わせた照明・音楽・什器を使って、花を引き立てる

お客様が思わず買いたくなる花屋になるには?魅力的なディスプレイにするためのQ&A

  • 通りすがりのお客様を店内に引き込むには、どのようなディスプレイが効果的ですか?

    店頭や入口に、パッと目を引くようなコーナーを設けましょう。
    季節の花やフェア商品、目玉価格の商品などをボリュームたっぷりに陳列すると、遠くからでも目立ちます。

    衝動買いにつながりやすい、1,000円前後のミニブーケを手前に飾ると、興味を持ってもらいやすくなりますよ。

  • お店の中がごちゃごちゃした印象です。どうすれば、すっきりと見せることができますか?

    すっきりと魅力的なディスプレイにするには、商品や色を詰め込みすぎないのがコツです。
    主役の花や色を決めたら、余分なものを取り除きましょう。

    人間の視覚はまず色を認識するので、色をグルーピングして陳列するのがおすすめです。色がまとまっているだけで、清潔感が出ておしゃれに見えるでしょう。

  • 価格がわかりにくくて、お客様が迷ってしまうようです。どのように表示すれば分かりやすくなりますか?

    お客様に価格を伝えるなら、POPや値札を統一して「見える化」しましょう。
    手書きする場合はレイアウトや、表記のフォント、サイズ、色などのルールを決めると、情報が伝わりやすくなります。

    お客様が予算内で安心して選べるようになると、購入率がアップします。