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花屋の仕入れ方法を徹底解説!初心者でも失敗しない仕入れのコツ

花屋の開業・経営にあたり、以下のような悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

  • 花屋を開業したいけど、どのように花を仕入れたらいいかわからない
  • すでに花屋を経営しているが、もっと効率的な仕入れ方法を見つけたい
  • ロスを出さないための仕入れのコツが知りたい

花屋を経営するにあたって、適切な仕入れ方法を見つけることは非常に重要です。
この記事では、花屋さんが利用している仕入れ方法の種類と、それぞれのメリット・デメリットをくわしく解説します。
開業して間もない花屋さんにぴったりの仕入れのコツも紹介していますので、仕入れの悩みを解決したい方はぜひ参考にしてくださいね。

1花屋の3つの仕入れ方法

花屋の仕入れ方法には、大きく分けて花市場(花き市場)・仲卸業者・インターネットの3つがあります。
まずはそれぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

花市場(花き市場)

花市場で仕入れるメリット
  • 大量の花を比較的安価に仕入れられる
  • 選べる花の種類が豊富
花市場で仕入れるデメリット
  • 大ロット(数十本~200本など)でしか購入できない
  • 開業したばかりの花屋は市場で仕入れできない

花屋の仕入れ方法として多くの方が最初に思い浮かべるのが、花市場での仕入れです。
花市場は東京の「大田花き」や大阪の「鶴見フラワーパーク」など約110箇所あり、各市場の卸売会社から花を仕入れる流れとなります。
中間業者が入らないため低価格で仕入れできますが、市場で花を仕入れるには「買参権」を取得しなければなりません。
業務経験や安定した仕入れ見込み額の証明が必要となるため、開業したばかりの花屋さんの場合は別の仕入れ方法を検討する必要があります。

【買参権の取得条件】

買参権を取得するための条件は市場によって異なりますが、一例として以下のようなものがあります。

  • 花の仕入れ経験が3年以上あること
  • 年間の仕入れ見込み額が一定額以上あること
  • 100万円以上の預金残高を証明できること

【参照】仕入れを行うための条件|株式会社フラワーオークションジャパン

仲卸業者

仲卸業者から仕入れるメリット
  • 小ロット(10本~)で購入できる
  • 花き市場に比べて利用条件が緩い
仲卸業者から仕入れるデメリット
  • 花き市場で仕入れるより価格が割高になる
  • 市場に比べて選べる花の種類が少ない

市場内には、市場で仕入れた花を小分けにして販売する「仲卸業者」もあります。
仲卸業者での購入には「買出人章」が必要になりますが、市場の買参権ほど取得ハードルが高いものではありません。開業年数が浅い花屋さんでも取得することができます。
ただし仲介料が入ってくるため、市場での仕入れに比べて1~2割ほど価格が高く設定されています。

また、市場の外で卸売を行う「場外卸」という業者も多数あり、最近ではインターネットで取引できる仲卸も増えてきました。

インターネット(通販サイト)

インターネットで仕入れるメリット
  • 小ロット(5本~)で購入できる
  • 24時間いつでも・誰でも利用できる
インターネットで仕入れるデメリット
  • 商品が届くまで花の品質・状態がわからない
  • 高品質な通販サイトの見極めが難しい

インターネット(通販サイト)を利用する場合は、商品を店舗まで配送してもらえるため、本来市場で仕入れを行う時間を営業や店づくりに回すことができます。
個人や少人数で経営している花屋の場合、仕入れの時間を捻出するのは大変ですので、気軽に利用できる通販サイトをうまく活用すると良いでしょう。

ただし実物を見て選ぶことができないため、品質の良い通販サイトの見極めが難しいというデメリットもあります。

2花市場で仕入れる際の取引の種類

花市場での切り花の取引は、主に月曜・水曜・金曜に行われます。
※鉢物の場合は、火曜・木曜・土曜に行われることが多いです。

花屋さんが市場で仕入れる場合は、基本的に週3回仕入れに行くことになります。市場での取引方法の中にも注文取引・相対取引・セリといった種類があるため、各取引方法の特徴を覚えておきましょう。

注文取引

注文取引は、必要な花を事前に花市場に予約注文して仕入れる方法です。
事前予約ができるため、お客さんから大量注文が入った際など、決まった日に大ロットの花が必要になった時に便利な取引方法です。

ただしお花は生き物ですので、「産地で花が咲かなかった」など、予約した商品の入荷がない場合も少なくありません。
その場合は事前に連絡をもらえるため、余裕をもって代替品を探すこともできます。

仕入れ価格は、花市場での仕入れの中で最も高くつきやすい点には注意しましょう。

相対取引

相対取引とは、生産者が市場に出荷した商品の中から選んで注文する方法です。

花市場では入荷日の前日までに、生産者が市場に出荷した商品の情報がホームページ上に公開されます。
相対取引をする場合は、公開された商品の中から仕入れたい商品を選び、注文する流れとなります。

価格はその時の相場や入荷量を加味して、市場側が設定するため、市場での取引方法の中では平均的な価格で設定される場合が多いです。

セリ(競売)取引

相対取引で注文が入らなかった商品は、セリ(競売)取引に回り、オークション形式で販売されます。
買い手がつくまで値下げされていくため、市場の取引方法の中で価格は最も安くなります。

ただし人気商材は相対取引の時点でどんどん買い手がつくため、セリの時点では選べる品種や産地・等級などが限られてくる点には注意しましょう。
また、めまぐるしいスピードで競り落とされていくため、仕入れ経験の少ない方だと「何も買えずに終わってしまった」というケースも少なくありません。

「定期購入」という仕入れ方法もある

上記の3つの取引方法のほかに、「定期購入」という方法もあります。
決まった「産地」「長さ」「等級」「本数」「曜日」などを指定して同じ商品を定期的に仕入れる方法で、長期にわたって確実に必要な花が決まっている場合に利用できます。
ただし売り切れない場合はロスに繋がるため、長期的に、確実に販売しきる自信がある玄人向けの方法といえるでしょう。

3花屋の開業3年未満なら仲卸・ネットで仕入れよう

これから花屋を開業する方や、開業して3年未満の花屋さんの場合は、仲卸とネット通販を活用して仕入れしましょう。
最も仕入れのハードルが低いのはネット通販を利用する方法ですが、実際に届くまで商品の品質が見えないため、「いきなりメインの仕入れ方法にするのは不安」という方も多いと思います。

そこでおすすめしたいのが、仲卸とネット通販を並行して利用する方法です。

まずは仲卸メインで仕入れる

花屋としての経験や知識が浅いうちは、実際に市場に出向き、仲卸業者をメインで利用しましょう。
実際に花の状態を見ながら選べますし、仲卸業者との交流によって、最新の花や産地情報を得ることができます。

ネット通販は、まずはお試しで利用して品質や配送状態を確認してみると良いでしょう。
1商品あたり5本~の小ロットで購入できますので、色々な品種を少しずつ購入するのがおすすめです。

仕入れに慣れてきたらネット通販の利用頻度を増やす

安心して利用できるネット通販を見つけたら、徐々に利用頻度や仕入れ本数を増やしていきましょう。
購入本数に応じて割引が適用されるケースが多いため、まとめ買いをすることで1本あたりの仕入れ値を抑えることができます。

花の卸売通販ならフラワースミスマーケット

当店フラワースミスマーケットでは、市場から仕入れた花材を卸売価格で販売しています。
5本~の小ロットで購入できるため、少しずつ仕入れてロスを減らしたい花屋さんにぴったりです。

より仕入れコストを抑えたい方は、入荷が確定した商品を最安卸値でご購入いただける「入荷花材」の商品もチェックしてみてください。
最短で当店への入荷日当日に発送しますので、新鮮な花をお得な価格で購入できます。

【入荷花材販売中】新鮮な花を速く・最安値でお届け!

4ロスを減らすための仕入れのコツ

花屋さんにとって、売れ残った花の廃棄は大きな課題です。
ロスを出さないために「花をお客さんに売る」ことも大切ではありますが、まずは仕入れ時点でロスを減らすための工夫をしましょう。

多品種を小ロットで仕入れる

「商品を多く見せたい」「安いから仕入れておきたい」という気持ちから、花を多く仕入れてしまうことがあるかもしれませんが、廃棄を減らすためには売れる量だけを仕入れるのが基本です。

特に開業したばかりで客層や人気の花が読めないときは、仲卸業者やインターネットを利用していろいろな種類を少しずつ仕入れるようにしましょう。

イベントや旬を意識した仕入れをする

母の日のカーネーションなど、イベント時期に需要が高まる花は直前に仕入れると価格が高騰することがあります。
仕入れ価格を抑えるためにも早めに予約注文しておくなど、イベントに多く使われる花は計画的に仕入れをするようにしましょう。

また、旬の花を随時仕入れて店頭に出しておくことで、お客さんに飽きられない季節感のある店づくりができます。

花業界の最新の情報も仕入れておく

数年前のコロナ禍による家庭用切り花の需要の増加や、サブスクリプションサービスの台頭など、花のニーズや売り方、商品のトレンドは常に変化しています。
仕入れ計画や販売戦略を立てるためにも、業界の動向は常に把握しておきましょう。

仲卸業者から情報を得るほか、大手花屋のラインナップやSNSのチェック、業界新聞などを購読することも大切です。

5まとめ

花屋さんの仕入れ方法には、大きく分けて卸売市場・仲卸業者・インターネット(通販サイト)の3つがあります。
小規模の花屋や開業して間もない花屋は、少ない本数から購入できる仲卸業者やインターネットでの仕入れがおすすめ。
市場での仕入れは、取得ハードルが高い「買参権」が必要になるため、開業年数を経て軌道に乗ってきたら検討してみましょう。

また、市場や仲卸での仕入れと並行して、当店のようなネット通販をうまく活用してみてください。
ネット通販なら必要な花を小ロットで購入でき、仕入れ時間も削減できるため、忙しい花屋さんにぴったりです。

当店フラワースミスマーケットでは、700種類以上の生花を取り扱っています。母の日やクリスマスなど、季節ごとのイベントに合わせた特集も随時行っていますので、ぜひ仕入れにご活用ください!

フラワースミスマーケットでお花を仕入れる

6花屋さんの仕入れに関するQ&A

花屋を開業して間もないのですが、ロスがたくさん出てしまいます...

生花は長く日持ちするものではないので、「売り切れずにロスが出てしまう」というお悩みはよく耳にします。
ロスを減らすためには、「多品種を小ロットで仕入れること」「イベントを意識して仕入れ数を調整すること」を意識しましょう。
仲卸やインターネットを利用すれば、いろいろな品種を少しずつ仕入れられます。また、母の日などのイベント前は少しロット数を増やして仕入れるなど、お花が売れやすい時期を理解しながら仕入れるのも重要なコツです^^

副業で週末だけ小さな花屋を開こうと思っています。少量でも対応してくれる仕入れ先ってありますか?

少量だけ仕入れたい場合は、インターネット通販の利用がおすすめです!
ネット通販なら1品種あたり5本から購入できて、24時間いつでも注文を受け付けているため、忙しい方にも便利にご利用いただけます。

暑い時期にネット仕入れを利用する場合、配送中にお花が傷まないか心配です...

ネット通販で仕入れる場合は、「クール便」が利用できるかどうか確認しましょう。
クール便なら配送中の温度を管理してお届けできるため、常温便に比べて品質悪化のリスクを抑えられます。
当店フラワースミスマーケットでは、オプション料金(600円~)にてクール便配送を承っておりますので、ぜひご検討ください!