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マリーゴールドの切り花を日持ちさせる5つの方法!枯れる原因と対処法を解説

マリーゴールドの切り花の日持ちは一般的には5~7日程度で、品種によっては2週間ほど花持ちすることもあります。

夏から秋にかけてよく出回り、比較的暑さにも強い花ですが、茎が傷みやすいのでこまめなお手入れが必要です。

この記事では、マリーゴールドをより長く楽しむための基本的なお手入れ方法に加え、日持ちしない原因や新鮮なマリーゴールドの選び方についても詳しく解説します。

目次
  1. マリーゴールドの切り花を日持ちさせるお手入れ方法
  2. マリーゴールドの日持ちが悪くなる原因
  3. 日持ちするマリーゴールドの切り花の選び方
  4. まとめ
  5. マリーゴールドのお手入れ、こんなときはどうする?

1マリーゴールドの切り花を日持ちさせるお手入れ方法

マリーゴールドの茎は内部が空洞でやわらかいため、水の汚れや雑菌に弱く傷みやすいという特徴があります。

また、茎の中にある導管(水や栄養分が運ばれる通り道)に空気が入ると、水をうまく吸い上げられなくなり花の日持ちが悪くなります。

そのため、マリーゴールドのお手入れは「雑菌の繁殖を防ぐ」「導管に空気が入らないようにする」ことが大切です。

不要な葉を取り除く

花に水や栄養を行き渡らせるために、不要な葉は取り除きます
特にマリーゴールドの葉は下の方に付いているので、水に浸かると腐って雑菌が繁殖しやすくなります。

黒ずんでいる葉もすでに古くなっているので落としておきましょう。

水揚げをする

マリーゴールドの茎の先を水に浸けながら、ななめに約3cmほどカットします。
できるだけ深い位置で切ると、水圧がかかり水の吸い上げがより良くなります。

茎をカットするときは必ず水の中で行い、中に空気が入らないようにしましょう。

少なめの水に生ける

水に浸かる範囲が多いと雑菌やぬめりが増え茎が腐りやすくなるため、花瓶の水は少なめに入れるようにしましょう。

花を飾る場所は、湿気がこもらないよう風通しが良く涼しい場所がおすすめです。

毎日の水替えと切り戻しをする

水が汚れて茎が傷むのを防ぐために、花瓶の水は毎日替えましょう。
特に夏場は1日2回水替えをするのも効果的です。

水替え時は花瓶を食器用洗剤で洗い、茎にぬめりがあれば洗い流して清潔に保ちます。

また、毎日の水替えの際に茎を少し切り戻し、切り口を新鮮にすることでまた水の吸い上げが良くなります。

花に元気がない場合は湯揚げをする

水替えや茎の切り戻しなどをしても元気がないときは、「湯揚げ」を試してみましょう。

マリーゴールドの茎を先端から5~10cmほど出して全体を新聞紙で包み、沸騰したお湯に茎を10~20秒ほど浸します
そのあと冷水に浸けることで茎の中の空気が抜けて雑菌も減少するため、また水が上がりやすくなります。

2マリーゴールドの日持ちが悪くなる原因

マリーゴールドの切り花が早く傷んでしまうおもな原因は、「飾る環境」「水と茎の状態」にあります。

マリーゴールドの元気がなくなってきたときは室温や日当たりの管理のほか、水替えのタイミング、茎の状態などを見直してみましょう。

高温多湿の環境に飾っている

マリーゴールドは暑さに強い花であるものの、日本の夏のような高温多湿の環境は苦手です。

直射日光が当たると温度が上がりやすいので、マリーゴールドを飾る部屋は薄いカーテンなどで遮光しましょう。

また、乾燥で花が傷む原因になるのでエアコンの風が直接当たる場所もNGです。

風がやさしく通り抜ける、明るい場所に飾ることで花が長持ちします。

水が汚れている

先ほども解説したとおり、水を多く入れると雑菌が繁殖しやすく茎が腐る原因になります。

花瓶の水は浅めに入れ、こまめに取り換えることで日持ちが良くなります。

茎が詰まっていて水が吸えない

マリーゴールドの茎は中が空洞でやわらかく、雑菌や空気が入ることで導管が詰まって水が吸い上げられなくなってしまいます。

特に湯揚げをしたあとは茎が傷みやすいため、素早く冷水に浸けて雑菌の繁殖による茎の詰まりを防ぎましょう。

3日持ちするマリーゴールドの切り花の選び方

お店でマリーゴールドの切り花を購入する場合は、まず葉が黒ずんでおらず鮮やかな緑色で張りがあるかをチェックします。

葉があらかじめ取り除かれている場合は、茎が太くしっかりしていて、花びらも色鮮やかで全体的に元気なものを選ぶと良いでしょう。

新鮮な花を選ぶことで、自宅に持ち帰ってからもより長く楽しむことができます。

4まとめ

暑さに強く、黄色やオレンジなどの花色が明るい気分にしてくれるため、夏に向けてマリーゴールドを飾りたいと思う方も多いのではないでしょうか。

マリーゴールドの切り花は水の汚れや雑菌に弱く茎が腐りやすいため、こまめな水替えや茎の切り戻しなどのお手入れが大切になります。
しおれかけていると感じたときは少し手を掛けて湯揚げをすることで、また花に元気が戻ることも。

難しい手順は必要ないので、毎日気に掛けてあげるだけで花持ちはぐっと良くなります。

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5マリーゴールドのお手入れ、こんなときはどうする?

マリーゴールドの切り花が次の日にはもうしおれているのはなぜ?

茎の導管に空気が入り、水が吸えなくなっているのが原因です。
茎を空中でカットすると空気が入りやすいので、必ず深めの水の中で切り戻しをしましょう。

マリーゴールドを生けている花瓶の水がすぐ汚れてしまう...

マリーゴールドの茎はやわらかく腐りやすいため、ぬめりで水が濁りやすくなります。

頻繁に水替えや花瓶の洗浄をしても汚れが気になる場合は、花瓶の水に漂白剤を1滴垂らしておくと雑菌の繁殖が抑えられます。

マリーゴールドはほかの花と一緒に生けても良いの?

トルコキキョウ、ガーベラ、デルフィニウムなど、少なめの水で生ける花であれば一緒に飾っても問題ありません。

反対にバラや芍薬など、多めの水を必要とする花とは別に生けた方が良いでしょう。

花の種類ごとに適した水の量を知りたい場合は「切り花のベストな水の量ってどれくらい?花の種類別に解説!」を参考にしてみてくださいね。

マリーゴールドの香りが気になる場合はどうしたらいい?

品種によって香りの強さは異なりますが、マリーゴールドにはハーブのような独特の香りがあります。
特にプラウドマリー、ホワイトゴールドなどアフリカン系に分類される品種は、香りが強い傾向にあります。

もし気になる場合は食事の匂いと混ざりやすい食卓近くや、香りがこもりやすい寝室に飾るのを避けるようにしましょう。