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ユリの切り花の日持ちはどのくらい?長持ちさせる水揚げ・お手入れ方法などをご紹介

ユリの切り花は日持ちしやすいと言われており、平均で2週間ほど長持ちします。
しかし、暖かいとユリが咲き進んでしまうため、夏場はやや花持ちが短くなる傾向があります。

また、お手入れや置き場所が適切でない場合もユリが日持ちしにくくなります。

この記事では、ユリの切り花を日持ちさせたい方向けに水揚げ方法お手入れの方法についてご紹介します。

1ユリの切り花の日持ちは?

ユリの切り花は、基本的に2週間ほど日持ちします。

ただし季節やお手入れによって日持ち期間は変わり、夏は10日前後、冬場は10日~2週間ほどが目安となります。

つぼみは2~4日で開花

ユリの切り花は蕾が残っていることが多く、順次開花していく性質から長く楽しめるとされているお花です。

ユリの蕾の開花はおおよそ夏場で2~3日、冬場では4~5日が目安です。
開花を早めたい場合は暖かめの部屋に置いたり、ぬるま湯で深水につけると調整できますよ。

2ユリの切り花の水揚げ方法

ユリの切り花は購入後、水を吸い上げやすくする水揚げを行いましょう。

ユリの切り花の水揚げは、以下の手順で行います。

  1. 不要な葉やつぼみを取り除く
  2. 花瓶と花が1:1になるように茎をカットする
  3. 水の中で茎を斜めに切り落す
  4. 花粉を取り除く
  5. 少なめの水に活ける

それぞれの水揚げ手順について詳しく見ていきましょう。

不要な葉やつぼみを取り除く

不要な葉やつぼみを取り除く

まずはユリの切り花に付いている不要な葉やつぼみを取り除きます。
水に浸かる部分に葉やつぼみが残っていると水を汚してしまうため、水に浸かる部分の葉はすべて切り取りましょう。

また、葉やつぼみが多く残っていると水分や栄養が取られてしまい、水が下がりやすくなります。
ユリの切り花を日持ちさせたいのであれば、飾るのに必要な葉以外は取り除くのがおすすめです。

花瓶と花が1:1になるように茎をカットする

花瓶と花が1:1になるように茎をカットする

ユリの切り花は茎が長めで販売されているため、花瓶に合わせて茎の長さを調整しましょう。
花瓶とユリの高さが1:1程度になるようにカットすると、見栄えよく飾ることができますよ。

ユリは花が重いため長さに注意

茎が長い方がユリの切り花は日持ちしやすくなりますが、花の重みで茎が折れてしまうおそれがあります。
花瓶に生ける際は、茎を長く残さないようにしましょう。

長めの茎で生けたい場合は高さのあって底が広く安定した花瓶を用意しておくといいですよ。

水の中で茎を斜めに切り落す

水の中で茎を斜めに切り落す

水を張ったバケツなどに茎をつけた状態で、茎の先端を斜めにカットします。
カットする位置は、茎の先端から2~3㎝ほど上です。

なるべく深くつけた水中でカットすることで、水圧で水が上がりやすくなります。

花粉を取り除く

花粉を取り除く

ユリは花の中心にあるヤク(葯)が破れると花粉が出てきます。
花粉が出ると受粉して枯れるのが早くなってしまうため、水揚げの際にヤクを取り除きましょう

花粉が出ていない状態であれば、ピンセットなどで優しく引っ張るとヤクを取り除くことができます。
すでに花粉が出ているの場合はティッシュなどを使って花びらを汚さないように1つずつ取り除くようにしましょう。

少なめの水に生ける

少なめの水に生ける

ユリは水を吸い上げる力が強いので、花瓶の水は少なめで問題ありません。
ユリ全体の1/4~1/5がつかる水量を入れましょう。

3ユリの切り花に元気がない場合は「湯揚げ」が効果的

ユリの切り花に元気がないようなら、湯揚げを行うことで復活することがあります。
湯揚げとは、お湯を使った水揚げ方法のことを指します。

お湯に浸けることで茎の道管内に溜まった空気が抜け、水分が吸い上げやすくなります。
特に気温の低い冬場は湯揚げで水の吸い上げ力が高まります。

ユリの切り花を湯揚げする際は、以下の手順で進めましょう。

  1. 花を新聞紙で包み、茎の先端を斜めに切る
  2. 80℃以上のお湯につける
  3. 新聞紙をつけたまま冷水につける

お湯から出して冷水に浸けておくことで、ユリがシャキッとします。

お湯に浸けた茎は傷みやすくなるため、終わったら茎の先端を切り落しましょう。

4ユリの切り花を日持ちさせるお手入れ・管理方法

ユリは比較的日持ちしやすいお花ですが、置き場所を間違えたり花粉や枯れた花を取り除かなかったら長持ちしにくくなってしまいます。

ここでは、水替えなどの基本的なお手入れ方法や日持ちさせるための置き場所について紹介します。

こまめに花瓶の水替えを行う

ユリの切り花を日持ちさせるためには、花瓶の水をこまめに変えることが重要です。
夏場は毎日冬場は2日に1回程度の水替えが理想です。

水替えをしないと、水が汚れ花瓶の中に雑菌が増えます。
雑菌が茎に付くと、水の吸い上げが悪くなるため、花が枯れやすくなります。

水を替える際に花瓶もキレイに洗って、清潔な状態を保ちましょう。

茎の切り戻しを水替えと一緒に行う

水替えのタイミングで茎の切り戻しを行うと、ユリの切り花が長持ちしやすくなります。
切り戻しでは、茎の先端を2~3㎝ほど斜めにカットしましょう。

切り戻しをすると茎の切り口が新鮮になり、水を吸い上げやすくなります。
徐々に茎が短くなっていくので、茎の長さに合わせて花瓶を変えていくと上手く飾ることができますよ。

開花し始めたらヤク(花粉)を取り除く

購入から日が経つとユリのつぼみが徐々に開花していくため、花が開きかけたタイミングでヤク(花粉)を取り除くのがおすすめです。

ヤクが開いて花粉が出ると、ユリが受粉して日持ちしにくくなります。

また、花粉は花びらを汚したりするだけでなく、衣服や家具などに付いてしまうとなかなか取れなくなってしまいます。
開花し始めたらすぐに花粉を取り除きましょう。

枯れた花を取り除く

ユリは一つの茎に複数の複数のつぼみを付けており、下の花から順番に開花していきます。
飾っている最中に枯れてしまった花があったら取り除きましょう。

枯れた花があると見栄えが悪くなるだけでなく、まだ元気な花が枯れるスピードを早めてしまいます。

直射日光が当たらない風通しのいい部屋に飾る

ユリの切り花を飾る場所は、直射日光が当たらない風通しのいい所がおすすめです。
直射日光が花や葉に当たると、日焼けして傷みやすくなるので注意しましょう。

またエアコンの風が当たる場所や、暖房器具の前も乾燥しやすくなるのでNGです。

加えて温度管理も大切で、暖かいと成長スピードが早まり、涼しいと成長スピードが遅くなるため日持ちしやすくなります。
夏場はエアコンの効いた涼しい部屋、冬場は暖房器具を使わない玄関や廊下などに置くと長く楽しめますよ。

5まとめ

ユリの切り花の日持ちは、基本的に2週間ほどと言われています。
より日持ちさせたいなら、水揚げや日々のお手入れをしっかりと行いましょう。

ユリの切り花は水の吸い上げがいいため、水揚げは水中で茎を斜めに切る水切りがおすすめです。
もしもユリの切り花に元気がないのであればお湯につけてから冷水につける湯揚げを行ったら復活する可能性がありますよ。

また、ユリの切り花はこまめな水替え切り戻しを行うと日持ちしやすくなります。
花粉や枯れた花を放置しておくと日持ちしにくくなるため、適宜取り除くようにしましょう。

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