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カラーの切り花を長持ちさせるには?選び方や水揚げ、お手入れ方法を解説

1枚の紙を丸めたような花形とスラっと伸びた茎が美しいカラー。
結婚式やイベントなどにも使われることが多く、切り花として人気のお花です。

ただし乾燥や湿気に弱い特性を持っているため、適切に管理する必要があります。
「長持ちさせるためにはどうしたらいいのだろう」と悩む方も少なくないでしょう。

今回は、カラーの切り花を長持ちさせる方法をご紹介します。

1カラーの切り花はどれくらい長持ちする?

カラーの日持ちは、基本的に1週間~10日ほどです。

しかし暑さに弱いため、夏場は日持ちが4日ほどと長持ちしにくい傾向があります。

2長持ちするカラーの切り花の選び方

カラーの切り花を長持ちさせたいなら、新鮮なものを選びましょう。
新鮮なカラーを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

  • 苞が色鮮やかなものを選ぶ
  • 茎と苞の境目にしわや変色がないものを選ぶ
  • 花粉を出す前のものを選ぶ

苞が色鮮やかなものを選ぶ

カラーの花びらに見える部分は、萼(ガク)が発達した仏炎苞(ぶつえんほう)です。
実際は仏炎苞に包まれた棒状のものがカラーの花になります。

カラーの白やピンクの苞は、時間が経つとだんだん緑がかってきて最終的に茶色く変化していきます。
そのためカラーを長持ちさせたいなら、苞が色鮮やかな新鮮なものを選びましょう。

茎と苞の境目にしわや変色がないものを選ぶ

カラーの鮮度は、茎と苞の境目にあるふくらみを見ることで判断できます。

鮮度が落ちると、ハリがなくなり、茎に筋ができます。
そのため、茎と苞の境目を確認して、シワや変色がないものを選びましょう。

また新鮮なカラーは、曲がりが少なく茎が硬いです。
軸がしっかりとしていて、ハリのある茎のものが新鮮な状態だと言えます。

花粉を出す前のものを選ぶ

カラーはある程度咲き進んでくると、苞の中にある花から花粉が出てきます。
苞を確認して、花粉がついていないか確認しましょう。

3カラーの切り花の基本的な水揚げ方法

カラーの切り花を長持ちさせたいなら、水揚げをしてから飾るのがおすすめです。
乾燥した茎をカットすることで、水の吸い上げが良くなります。

カラーの切り花の水揚げ手順は以下のとおりです。

  1. 水の中で茎を真っ直ぐにカットする
  2. 浅めの水を入れた花瓶に生ける

水の中で茎を真っ直ぐにカットする

洗面器やバケツなどに水を入れて、水の中で茎の先端を1~2cmほどまっすぐに切り落します。
できるだけ深めのところで切ることで、水圧によってお花に水が上がりやすくなりますよ。

カラーの茎は柔らかいため、導管をつぶさないように良く切れるナイフやはさみを使うのがおすすめです。

浅めの水を入れた花瓶に生ける

茎を切り落とした後は、浅めの水を入れた花瓶で飾りましょう。

カラーは水の吸い上げがいいお花なので、水の量は少なめで問題ありません。
また花瓶の水が多いと茎が腐りやすくなり、溶けてしまうおそれがあるため注意しましょう。

水の量はだいたい3㎝~4㎝が目安です。

4カラーを長持ちさせるお手入れ・管理方法

カラーは適切な方法で管理しないと花がすぐに傷んでしまいます。
カラーの切り花で気を付けるポイントは以下のとおりです。

  • 少なめの水でできるだけ毎日交換する
  • 水替えのタイミングで茎を切り戻す
  • 直射日光を避け、涼しい場所に置く
  • 置き場所の湿度を保つ

少なめの水でできるだけ毎日交換する

カラーを花瓶に生ける際は、浅めの水でこまめに水替えを行いましょう。
常に花瓶の水を清潔に保つためにも、水替えは毎日行うのが理想です。

また水を替える時は、食器用洗剤などを使って花瓶も掃除しましょう。
水を入れた花瓶内ではバクテリアが発生しやすいため、掃除をしないとすぐに水を汚してしまいます。

葉は水につけないようにする

カラーは葉がついていない状態で売られていることが多いですが、稀に葉が一緒に売られていることがあります。

切り花と一緒に葉を生ける際は、葉が水につからないように注意して生けてくださいね。
葉がつかっていると水が汚れやすくなり、カラーの茎が早く腐ってしまうおそれがあります。

水替えのタイミングで茎を切り戻す

カラーの茎は腐りやすいので、毎日の水替えと一緒に茎の切り戻しも行いましょう。
茎の断面を少しカットすることで、傷んだ部分がなくなり切り口が新鮮になります。

茎を切り戻しをすることで、水を吸い上げる力が復活します。

直射日光を避け、涼しい場所に置く

カラーは、直射日光を避けた暗めで涼しい場所に飾るのがおすすめです。
暑い場所だと、茎が溶けたり苞の部分にシワが寄ったりして、花もちが悪くなります。

置き場所の湿度を保つ

カラーを飾る際は、過度の乾燥を避けて置き場所の湿度が低くならないように気を付けましょう。
しっかりと水揚げをしていても、乾燥している環境では花が早く傷んでしまいます。

またリビングなどに飾る場合は、エアコンの風が直接当たらないように注意しましょう。

5まとめ

カラーの切り花の日持ちは、1週間~10日ほどです。
比較的暑さに弱いため、長持ちさせるためには置き場所などにも注意が必要です。

カラーを長持ちさせるための水揚げ・お手入方法や管理のポイントは以下のとおりです。

水揚げ
方法
  1. 水の中で茎を真っ直ぐにカットする
  2. 浅めの水を入れた花瓶に生ける
お手入れ
方法
  • 少なめの水でできるだけ毎日交換する
  • 水替えのタイミングで茎を切り戻す
  • 直射日光を避け、涼しい場所に置く
  • 置き場所の湿度を保つ

カラーは水を少なめにして、こまめに茎の切り戻しをしましょう。
直射日光を避け、涼しい場所に置くと長持ちしやすくなりますよ。

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今回ご紹介した水揚げ方法やお手入れのポイントを参考にして、ぜひカラーを長持ちさせてくださいね!

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6よくある質問

カラーの切り花を買ってきたら、まず何をすればいいですか?

カラーの切り花を買ってきたら、最初に「水揚げ」をして水分を与えましょう。
カラーの切り花の水揚げ手順は以下のとおりです。

  1. 水の中で茎を真っ直ぐにカットする
  2. 浅めの水を入れた花瓶に生ける

カラーの茎はスポンジ状になっていて柔らかいため、よく切れるハサミやカッターを使います。
また、茎が腐りやすいため、浅めの水に生けて水を吸い上げさせるようにしましょう。

カラーの花瓶の水はどのくらい入れればいいですか?

カラーを生ける際の花瓶の水は3~4cm程度の浅水にします。
水の吸い上げがいいため水の量は少なめでも問題ありません。

カラーの水替えはどのくらいの頻度ですればいいですか?

カラーの水替えは、基本的に毎日行いましょう。

水を替える際に傷んだ茎の切り戻し、花瓶のお掃除などを一緒に行うとより長持ちしやすくなりますよ。

カラーの置き場所で気をつけることは?

カラーは高温に弱いため、涼しい場所に置くのがおすすめです。

また、花が萎れてしまうおそれがあるため、直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けるようにしましょう。

湿地性カラーと畑地性カラーで手入れの方法は違いますか?

基本的に湿地性カラーと畑地性カラーは同じお手入れで問題ありません。
毎日水替えと切り戻しを行い、涼しめの場所に飾ることが長持ちさせるコツです。

湿地性カラーと畑地性カラーの違いはなんですか?

湿地性カラーと畑地性カラーでは、それぞれ以下のような違いを持っています。

育成環境 特徴
湿地性 川などの湿地・水辺で育つ 乾燥に弱いため、保湿が効果的
畑地性 水はけがいい畑などで育てる 乾燥に比較的強く、高温多湿に弱い

主に乾燥や湿度への耐性が異なります。
一般的に湿地性カラーは花に霧吹きをすると長持ちしやすくなると言われています。