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ゼラニウムの切り花を長持ちさせる水揚げ・管理のポイントとは?アレンジのアイディアも紹介

ゼラニウムの切り花を長持ちさせる水揚げ・管理のポイント

ふんわり軽やかに広がる葉と、爽やかな香りが魅力の「ゼラニウム」。

代表品種「ローズゼラニウム」はバラのような甘さが特徴的で、鮮やかな緑とともに華やかな香りをプラスしてくれるため、ブーケやアレンジ用のグリーンとしても人気です。

この記事では、ゼラニウムの切り花の日持ちや、長持ちさせるための水揚げ方法を解説。より長く楽しむためのお手入れ方法や、初心者でも簡単に取り組めるアレンジメントのアイディアをご紹介しています。

「葉が黄変して落ちてしまう…」といったお悩みにも答えていますので、ぜひお読みください。

目次
  1. ゼラニウムの切り花はどれくらい日持ちする?
  2. ゼラニウムの切り花を長持ちさせる水揚げ方法【湯揚げ】
  3. ゼラニウムの切り花をもっと長く楽しむためのお手入れ方法
  4. ゼラニウムをおしゃれに飾るアレンジメントアイディア
  5. まとめ
  6. 香りも楽しめるのが魅力!ゼラニウムの管理や飾り方についてのよくある質問

1ゼラニウムの切り花はどれくらい日持ちする?

ゼラニウムの切り花の日持ちは、5日前後です。

他の葉ものに比べ、日持ちはやや短めで、下の方の葉から黄色くなっていきます
黄変が進むとポロっと散ってしまうので、購入後はしっかりと水揚げをしてあげましょう。

2ゼラニウムの切り花を長持ちさせる水揚げ方法【湯揚げ】

ゼラニウムの葉には産毛がたくさん生えているため、湿気によって傷みやすい性質があります。長持ちさせるには、葉の下処理をしたうえで、しっかりと水揚げを行いましょう。

蒸れ対策として葉の量を減らしておく

蒸れ対策として葉の量を減らしておく

ゼラニウムの葉は湿気に弱く、蒸れやすいのが欠点です。

葉が蒸れると日持ちが悪くなってしまうため、葉が密集しないように、あらかじめ葉の量を少し減らしておきましょう。

新聞紙で巻いて茎を斜めにカット

新聞紙で巻いて茎を斜めにカット

ゼラニウムは水下がりしやすいため、お湯に茎先をつけて水の通りを良くする「湯揚げ」を行います。

葉が蒸気にさらされると熱や湿気で傷んでしまうため、新聞紙できつく巻いて保護しておきましょう。

さらに、清潔なはさみを使って茎の先端を3cmほど斜めにカットします。

約80℃のお湯に、茎の先端を10秒ほどつける

約80℃のお湯に、茎の先端を10秒ほどつける

続いて、斜めにカットした茎の先端を約80℃のお湯に10秒ほどつけます

ゼラニウムのような繊細なグリーンは、長くお湯につけると傷んでしまう可能性があります。お湯には長くつけすぎないように注意し、10秒ほどを目安にお湯から出しましょう。

水に移して数時間つけておく

水に移して数時間つけておく

最後に、水の入った花瓶に移し、1時間~半日ほどつけます
水の量は、5cm程度の適量でOKです。

なお、湯揚げの際に巻いた新聞紙をそのままにしておくと葉が蒸れてしまうため、水につけるタイミングで外してくださいね。

茎の先端を火で炙る方法も!

ゼラニウムは水下がりしやすい傾向があります。特にぐったりしていて元気がない場合は、「焼き揚げ」も有効です。
茎をカットした後に、先端を火で軽く炙って熱で殺菌する方法で、茎の内部に溜まった空気が抜けて、水が上がりやすくなります。
火で炙った後は、必ず冷水につけましょう。

3ゼラニウムの切り花をもっと長く楽しむためのお手入れ方法

ゼラニウムの切り花を長く楽しむには、日常的なお手入れも大切です。
ここでは、すぐに取り組める、水替えや飾り方などの3つのポイントをご紹介します。

水替えと切り戻しは毎日行う

ゼラニウムは、茎の切り口が詰まって水の吸い上げが悪くなりやすく、やや日持ちがしづらいのが欠点です。

少しでも長持ちさせるには、毎日水替えをして、その際に茎の先端をカットして切り口を新しくするのがおすすめです。水揚げと同様に、茎先を1~2cm程度斜めにカットすると、切り口の断面積が増えて、より水が上がりやすくなりますよ。

また、花瓶も同時に洗えば水が汚れにくくなり、切り花の鮮度を保てるでしょう。

高温多湿を避けて飾る

ゼラニウムは、高温多湿に弱い性質があります。
特に、気温や湿度が高い梅雨から夏にかけての季節は、蒸れて葉が傷みやすくなるので注意が必要です。

できるだけ涼しく、風通しの良い場所に飾るようにしてください。
例えば、直射日光の当たる窓辺、エアコンの風が直接当たる場所、湿気が多いキッチン、洗面所などは避けるのが無難です。

傷んできた葉は早めに取り除く

ゼラニウムの切り花は、下の方の葉から徐々に黄変して傷むケースがほとんどです。
傷んだ葉をそのままにしておくと、栄養が届かなくなったり、雑菌・カビなどが発生しやすくなったりして、切り花全体に悪影響が出てしまいます。

黄色くなってきた葉があれば、手やはさみなどで早めに取り除きましょう。葉を取り除くと、元気な部分に栄養が届きやすくなり、全体の見た目もスッキリとして美しく保てますよ。

4ゼラニウムをおしゃれに飾るアレンジメントアイディア

ゼラニウムの切り花は、他の花材とも合わせやすく、シンプルなアレンジから豪華なアレンジまで幅広く活躍します。
ここからは、初心者でも簡単に飾れるおしゃれなアレンジメントのアイディアを3つご紹介しますので、ぜひお試しください。

ユーカリと合わせた爽やかなグリーンアレンジ

ユーカリと合わせた爽やかなグリーンアレンジ

グリーンでまとめるなら、グニユーカリと合わせるのがおすすめです。
ゼラニウムの甘さのある香りと、ユーカリのスッキリ爽やかな香りが相まって、リラックス効果が感じられる涼しげなアレンジが完成しますよ。

クリアなガラスの花瓶に生けると、葉の形や色合いが美しく映えて、一気におしゃれな印象になります。

使用する花材

赤いバラやガーベラと合わせてコントラストを楽しむ

赤いバラやガーベラと合わせてコントラストを楽しむ

ゼラニウムのグリーンは、さまざまな色合いの花材と相性が良く、特に赤いバラやガーベラと合わせることで、コントラストを活かしたアレンジを楽しめます

かごやバスケットに生けると、ナチュラルでありながらもお部屋をおしゃれに彩ってくれるインテリアに早変わりします。玄関に飾ると、来客の注目を集める素敵なインテリアになりますよ。

使用する花材

ラナンキュラスと一緒に短くカットした小ぶりなアレンジ

ラナンキュラスと一緒に短くカットした小ぶりなアレンジ

可愛くアレンジしたい場合は、ピンクや白のラナンキュラスと、ゼラニウムの組み合わせもおすすめです。

ラナンキュラスとゼラニウムの茎を短くカットし、背の低い花瓶やコップなどに生けると、小ぶりで温かみのある雰囲気を演出できます。

一輪のラナンキュラスをメインにして、ローズゼラニウムを周りに添えるだけで、バランス良く飾れますよ。

使用する花材

5まとめ

ゼラニウムの切り花の日持ちは、他の切り花やグリーンと比べると少し短く、5日前後です。
葉が蒸れやすく、傷み始めると下の方の葉から黄色く変わり、自然に散っていきます。そのままにしておくと他の部分に栄養が届かなくなるので、こまめに取り除いてあげましょう。

長持ちさせるには、購入後の「湯揚げ」が効果的です。
以下の手順で行いましょう。

  1. 事前に葉を減らしておく
  2. 新聞紙で全体をきつく巻き、茎を斜めにカット
  3. 約80℃のお湯に茎先を約10秒つける
  4. 5cm程の深さの水に1時間~半日ほどつける

また、毎日水替えと切り戻しをすること、高温多湿を避けて飾ることも大切です。
ゼラニウムは、ユーカリや赤いバラ・ガーベラ、ピンクや白のラナンキュラスなど、さまざまな花材と相性抜群なので、ぜひ普段のアレンジに取り入れてみてください。


香りも楽しめるのが魅力!ゼラニウムの管理や飾り方についてのよくある質問

  • ゼラニウムの切り花の香りをより長く楽しむには、どうすればいい?

    ゼラニウムの爽やかで甘さのある香りは、鮮度が良いほど強くなります。
    毎日の水替えと、茎先端を斜めに切り戻すだけでも、香り豊かな状態を保てますよ。

    また、葉を軽く揉むように触ったり、霧吹きで軽く湿らせたりすると、香りがやさしく広がります。ただし、蒸れには弱いので、気をつけてくださいね。

  • ゼラニウムの切り花を買ってきてそのまま飾ったのですが、すぐにしおれてしまいました。対処法はありますか?

    ゼラニウムの切り花は、水が上がりにくいため、しおれやすい性質があります。
    購入後は、「湯揚げ」をして、水の通りを良くしてあげましょう。

    また、「焼き揚げ」と呼ばれる水揚げ方法も有効です。茎の先端を斜めにカットし、火で軽く炙り、冷水につけるだけです。熱によって断面が殺菌されて、茎の内部に溜まっていた空気も外に出るので、水上がりが格段に良くなりますよ。

  • ゼラニウムの切り花を飾るのにおすすめの花瓶はありますか?

    クリアなガラスの花瓶や、背の低いコップなどがおすすめです。
    ガラスの花瓶の透明感が、葉の美しさを引き立ててくれるでしょう。

    また、背の低いコップは、小ぶりなアレンジに最適です。
    ラナンキュラスなどの存在感がある花材の周りにゼラニウムを添えるだけで、簡単におしゃれなアレンジが完成しますよ。

  • 飾っていると、葉が黄色くなってきました。どのように処理をすればいいですか?

    黄色くなった葉をそのまま残しておくと、余分に栄養が取られてしまいます。

    葉は自然に散っていきますが、手や清潔なはさみなどを使って優しく取り除くのがおすすめです。
    早めに取り除けば、栄養が残りの葉に行き渡り、全体の持ちも良くなりますよ。

  • 夏場と冬場で管理の違いはありますか?

    ゼラニウムは、高温多湿に弱いので、夏場の管理には特に注意が必要です。
    基本的には、毎日水替えと切り戻しをしてください。水は5cm程の適量で構いません。直射日光の当たるような窓辺や、湿度が高いキッチンなどを避けて飾りましょう。

    冬は、暖房の直風を避けることが重要です。風通しが良くて蒸れにくい、涼しい場所を選んで飾ってください。