水揚げとは、切り花の茎を切ったり、焼くなどの特殊な処理をしたりして、水を吸い上げやすくする作業のことです。
花屋さんで購入した花や、ギフトなどでいただいた花は、自宅へ持って帰ると、しおれている場合もありますよね。水揚げは、このような切り花を復活させて長持ちさせるために行います。
水揚げをすると切り花が元気になる仕組み
水揚げをすることで、道管に入った空気や雑菌を取り除き、水の通りを良くしてくれます。
道管とは、花の茎の内部にある、水や水に溶けた養分を運ぶための管のこと。
一般的な切り花は、茎の先端がカットされて販売されていますが、その切り口を通じて、道管に空気や雑菌が入ると、水が上がりにくくなってしまいます。
そこで、水を吸い上げやすくするために行われるのが、水揚げです。
水揚げをすると、水が十分に吸い上げられるため、以下の効果が期待できます。
- 花や葉がシャキッと伸びて、しおれを防げる
- 花びらや葉の色が鮮やかに保たれる
- つぼみの開花が促される
お花の種類ごとに最適な水揚げをすると、日持ちが大幅に向上します。切り花の中には、水揚げによって通常の2倍ほど長持ちするケースもあるので、ぜひ実践してみましょう。
水揚げを行うタイミング|購入後すぐ・花に元気がないときに!
切り花をより長く、美しい状態で楽しむには、適切なタイミングで水揚げを行う必要があります。
具体的には、以下のタイミングで行いましょう。
- 購入後すぐ、飾る前
- 日数がそれほど経っていないのに花に元気がないとき
花屋さんなどで切り花を購入した場合は、自宅に帰ったらすぐに水揚げを行ってください。
切り花の切り口は、収穫後、時間の経過とともに乾燥が進んで傷み、水が上がりにくくなります。
購入後、飾る前のできるだけ早いタイミングで水切りをすれば、花に十分な水分が届き、シャキッとした状態を保てます。
また、飾ってから数日で花がしおれたり、茎がぐったりとしている場合にも、水揚げは効果的です。
花瓶の水が汚れていたり、切り口が傷んでいたりすると、水が上がりにくくなりますが、このタイミングで湯揚げや深水をすると、花が復活する可能性が高まりますよ。