6敬老の日に花を贈る際のマナーと注意点
敬老の日のプレゼントにお花を贈る際は、マナーや注意点を事前に知っておくことが大切です。
感謝の気持ちを伝える贈り物ですから、相手に不快な思いをさせないよう、基本的なルールを押さえておきましょう。
ここでは、敬老の日に花を贈る際のマナーと知っておきたい注意点をご紹介します。
敬老祝いのお花を渡す(届ける)時期は?
敬老の日の贈り物は、当日または前日に届けるのが基本です。
敬老の日に間に合うようにする必要があるため、遅れないよう注意しましょう。
直接会って渡す場合は食事会や集まりの場に合わせて持参すると喜ばれますよ。
宅配で贈る場合は事前に受け取れる日を確認しておくと安心です。
生花は受け取ってもらえないと傷んでしまう可能性があるため、日時指定を活用しましょう。
花束はなるべく当日受け取る
直接会って花束を渡す場合はなるべく渡す当日に花束を受け取りましょう。
花束は水が下がりやすく、前日に受け取ると元気をなくしてしまうかもしれません。
涼しい場所で立てたまま保存すれば翌日まで持ちやすくなりますが、低温が苦手、または水下がりしやすいお花は少なからず見た目が悪くなってしまいがちです。
どうしても前日に受け取る必要がある場合は、アレンジメントとして仕立ててもらいましょう。
アレンジメントは吸水スポンジにお花を挿していくため花束より鮮度を保ちやすい傾向があります。
縁起の悪い花は選ばない
敬老の日に花を贈る際は、縁起が悪いとされる花や色を避けるのがマナーです。
避けた方がいいお花の例としては以下があげられます。
- 仏花を思わせる花、アレンジメント
- 棘が多いバラ
- 花びらがすぐ散る花
菊の花は長寿の象徴とされていますが、仏花でも用いられるため仕立て方には注意が必要です。
白×紫の菊や白×グリーンの菊のアレンジメントは仏花に見えてしまう可能性があります。
また、バラの花を用いる際はトゲを取り除いてから使いましょう。
長寿を願う日ですので、花びらがすぐに散ってしまうお花も縁起が悪い印象を与えてしまいます。
桜やツバキなどのお花も避けた方が無難です。
病院に贈る場合は持ち込めるか要確認
入院中のおじいちゃんおばあちゃんに花を贈りたい時は、花の持ち込みが可能かの事前確認が必要です。
病院や介護施設は、衛生上の理由から生花の持ち込みをNGとしている場合があります。
また、規約によっては利用者さんがお手入れできない鉢植えは持ち込みを禁止してることがあります。
施設のルールを確認し、生花や鉢植えがNGな場合はプリザーブドフラワーを贈るなどを再検討しましょう。