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【初心者向け】胡蝶蘭の立札・メッセージカードの書き方とマナーガイド

胡蝶蘭を贈るのが初めてだと、立札とメッセージカードのどちらを選んだらいいのか迷うことがありますよね。
そもそも立札とメッセージカードはどういうものなのか、どのように書けばいいのかなど、多くの方が悩まれるポイントです。

立札とメッセージカードには、それぞれ異なる役割や使い分けがあります。
ビジネスシーンでは立札が一般的ですが、個人的なお祝いではメッセージカードが選ばれやすい傾向があります。

この記事では、立札とメッセージカードをどうやって使い分けるかの解説や、立札・メッセージカードの書き方について掲載しています。
メッセージ例やマナーについても紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

1胡蝶蘭につける立札・メッセージカードの役割

立札とメッセージカードは役割が異なり、それぞれ以下の目的で用いられます。

立札
  • 贈り主を把握しやすくする
  • お祝いの内容を示す
  • 交友関係の広さをアピールする
メッセージ
カード
お祝いの気持ちを直接伝える

立札は主に贈り主を知らせる役割があるため、贈り主名の記載が必須となっています。

対してメッセージカードは、感謝や応援などの気持ちを直接伝えることができますよ。

立札とメッセージカードの使い分け

初めて胡蝶蘭を贈る時は立札とメッセージカードのどちらをつけたらいいか分からないですよね。
立札とメッセージカードは主に以下のような使い分けがされています。

立札
  • 取引先など法人宛に贈る場合
  • 式場や会場に胡蝶蘭を贈る場合
  • 大輪胡蝶蘭を贈る場合
メッセージ
カード
  • 個人的に胡蝶蘭を贈る場合
  • ミディ・ミニ胡蝶蘭を贈る場合

立札はビジネスシーンや式典に胡蝶蘭を贈る際に選ばれやすい傾向があります。
贈られた大輪胡蝶蘭が一斉に並ぶため、立札で贈り主名を掲示するのがマナーです。

一方、メッセージカードは誕生日や母の日など、個人的に胡蝶蘭を贈る際に選ばれています。
また、ミディ・ミニ胡蝶蘭などカジュアルな贈り物にしたい時もメッセージカードが最適です。

ビジネスシーンなどフォーマルな場面では大輪胡蝶蘭+立札、個人的なお祝いではメッセージカードと覚えておけば問題ないでしょう。

大輪胡蝶蘭には両方付けることも可能

立札とメッセージカードを一緒に贈ってもマナー違反と捉えられることはありません。
ビジネスシーンでは立札を付けることがマナーとされていますが、メッセージカードを添えるとより気持ちが伝わる贈り物になりますよ。

ただし、立札とメッセージカードを一緒に付けられるかは購入店によって異なります
無料で両方付けられる場合もあれば、どちらか片方が無料オプションになっている場合も。

立札とメッセージカードを両方付けて胡蝶蘭を贈りたい場合は、一度購入店に確認してみましょう。
また、メッセージカードを付けられないのであれば祝電なども検討してみましょう。

小さい胡蝶蘭には立札はつけない

基本的にミディ、ミニなどの小さめの胡蝶蘭には立札をつけません

立札は大輪胡蝶蘭に合わせたサイズになっていることが多く、ミディ、ミニ胡蝶蘭に付けると大きすぎて浮いてしまいます。
ミディ、ミニ胡蝶蘭を贈る際はメッセージカードを付けるようにしましょう。

2立札の書き方

ここからは、立札の書き方について確認していきましょう。
立札に必要な文言、お祝いとお供えでの立札の書き方など以下の項目について解説していきます。

  • 立札の基本の書き方
  • 連名での贈り主名の書き方
  • 立札の書き方例
  • 頭書きの文言一覧

立札の基本の書き方

立札に記載する文言は、基本的に以下とされています。

お祝い
  • 頭書き(お祝い文言)
  • 贈り主の企業名・氏名
  • お届け先の企業名・氏名(任意)
お悔み
  • 頭書き(御供)
  • 贈り主の企業名・氏名

お祝い、お供えに関わらず、頭書きと贈り主名を入れるのがマナーとされています。

お祝い用の立札はお届け先名を入れても省略してもどちらでも構いません。
全体の文字が小さくなるなら省くなど、見やすさを優先します。

対して、お供え用の立札はお届け先の故人名を記載しないというルールがあるため注意が必要です。

頭書きの色の違い

立札をご自分で用意する際は頭書きの文字色に注意しましょう。
お祝いとお供えで使う頭書きの色は以下のとおりです。

  • 【お祝い】頭書きは朱色、贈り主名は黒
  • 【お悔み】全て黒、または灰色

頭書きの色を間違えてしまうと失礼と捉えられてしまうため気を付けましょう。

連名での贈り主名の書き方

立札の贈り主名は、連名で記載することも可能です。
文字数によって人数が前後しますが、2~3名であればフルネームで記載することができるでしょう。

複数名の名前を記載する際は、役職が高い人の名前を先に入れましょう。
縦書きの立札なら右側、横書きの立札なら一番上から順番に記載していきます。

多人数の場合は部署名などの後ろに「一同」と記載するといいですよ。

立札の書き方例

お祝い
※贈り主名のみ
御祝
株式会社〇〇
代表取締役 〇〇 〇〇
お祝い
※贈り主名+お届け先
株式会社◇◇様(お届け先の企業名)
御祝
株式会社〇〇(贈り主の情報)
代表取締役 〇〇 〇〇
お供え 御供
株式会社〇〇
代表取締役 〇〇 〇〇

頭書きの文言一覧

お祝い 祝、御祝
開店・
開業祝
祝開店、祝御開店、祝開業、祝新装開店
移転祝 移転御祝、移転祝、祝移転
就任・
昇進祝
祝御就任、祝○○御就任(○○は役職名)、祝御栄転
退職 退職御祝、祝退職、退職祝、祝御退職、祝勇退
数年・
記念日
祝○周年、祝設立○周年、祝創業○周年
創立 祝創立記念
上場 上場御祝、上場祝、祝御上場、祝上場
当選 当選御祝、当選祝、祝御当選、祝当選
慶事 祝御結婚、祝御出産、祝御新築
誕生日 祝お誕生日、祝誕生日
長寿祝 祝還暦(60歳)、祝古希(70歳)、祝喜寿(77歳)
お悔み 供、御供、供花、お供え

3メッセージカードの書き方

メッセージカードの書き方には明確な決まりがありません。
しかし、基本的には以下のような書き方が主流です。

  • 1行目にお祝い文言を入れる
  • 60字程度のシンプルなメッセージにする
  • 最後に贈り主名を入れる

メッセージカードは、店舗によって用意されているカードのサイズが異なります。
短いもので30字程度、一般的には100字前後書けることが多いようです。

しかし、文字がびっしり書いてあると読みにくくなってしまいます。
適宜改行をいれることを考えてシンプルな60文字程度の文章に収めましょう。

メッセージは自由に書き込めますが、贈る相手によって文面の砕け具合は調整しましょう。
目上の方やフォーマルな場面では丁寧な文面、親しい間柄の方に贈る場合は多少フランクな表現の方が親しみを感じてもらえますよ。

ビジネスシーン向けメッセージ例

取引先に贈る胡蝶蘭にメッセージカードを付ける際は、お祝いの文言に加えて今後の活躍や発展を祈願する気持ちを綴ることが多いでしょう。
ビジネスシーン向けのメッセージ例は以下のとおりです。

開店・
開業祝い
  • ご開店おめでとうございます。
    ますますのご発展と社員皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
  • この度はご開業誠におめでとうございます。
    商売繁盛、千客万来を心よりお祈り申し上げます。
就任・
昇進祝い
  • この度のご就任、心からお喜び申しあげます。
    今後のさらなるご健勝と貴社の発展をお祈りいたします。
  • 〇〇御就任おめでとうございます。
    これまでの御経験を活かし、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
周年祝い
  • 設立○周年、謹んでお祝いを申し上げます。
    ますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈りいたします。
  • 創業○周年おめでとうございます。
    今後ますますのご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
上場祝い
  • 貴社の上場を心よりお祝い申し上げます。
    今後の更なるご発展を祈念いたします。
  • ○○市場への上場、誠におめでとうございます。
    貴社の益々のご繁栄をお祈り申し上げます。

個人向けメッセージ例

ご家族やご友人にメッセージを付ける際は、お祝いの文言と一緒に今後の健康や幸福を願う気持ちをストレートに書きましょう。
個人向けのメッセージ例は以下のとおりです。

誕生日祝い
  • お誕生日おめでとうございます。
    これからも健康で幸せな日々が続きますように。
  • 素敵な一年になりますように。
    心からお祝い申し上げます。
結婚祝い
  • ご結婚おめでとうございます。
    お二人の末永いお幸せをお祈りいたします。
  • 新しい人生の門出を心よりお祝い申し上げます。
    幸多き未来が待っていますように。
出産祝い
  • ご出産おめでとうございます。
    赤ちゃんの健やかな成長と、ご家族の幸せをお祈りいたします。
  • 新しい家族の誕生を心よりお喜び申し上げます。
    母子ともにお健やかでありますように。
長寿祝い
  • 喜寿のお祝い、誠におめでとうございます。
    今後もお健やかにお過ごしください。
  • 古希を迎えられ、心よりお祝い申し上げます。
    これからも変わらぬご健康とご多幸をお祈りいたします。

4立札・メッセージカードのマナーや注意点

気持ちを込めた贈り物にするはずが立札やメッセージカードの書き方によっては失礼にあたる可能性があります。
立札やメッセージカードを書く際は、以下の2点に注意しましょう。

  • 忌み言葉、重ね言葉は避ける
  • 誤字・脱字に注意する

それぞれの項目について詳しく解説していきます。

忌み言葉、重ね言葉は避ける

立札、メッセージカード共に、忌み言葉や重ね言葉は避けましょう。
避けた方がいい文言の一例は以下のとおりです。

避けた方がいい言葉 避けた方がいい理由
別れる、終わる、切れる、帰る 別れや死を連想させる
去る、飽きる 不安定さを連想する
失う、壊れる、散る 不幸を連想させる
いろいろ、次々 不幸が重なることを連想
たびたび、たまたま 再婚を連想させる

他にも、否定的な表現や将来に不安を感じさせるような言葉は使わないようにしましょう。

誤字・脱字に注意する

立札やメッセージカードを付ける際は、会社名や役職名、お名前の誤字・脱字に注意しましょう。

基本的に会社名や役職名は略さずに表記します。
また、お名前が旧字体であれば、旧字体のままで記載しましょう。

「高 (旧字体: 髙)」「崎 (旧字体: 﨑)」「辺 (旧字体: 邊)」や、「濱 (新字体: 浜)」などは特に間違えやすい漢字です。
普段は分かりやすいように新字体を使っている方もいるため、念のため確認しておくと安心ですよ。

5まとめ

胡蝶蘭に添える立札とメッセージカードには、それぞれ異なる役割があります。
立札は贈り主やお祝いの内容を示す目的があり、メッセージカードはお祝いの気持ちを伝えるために用いられます。

実際に胡蝶蘭を贈る際は、以下のように使い分けがされています。

立札
  • 取引先など法人宛に贈る場合
  • 式場や会場に胡蝶蘭を贈る場合
  • 大輪胡蝶蘭を贈る場合
メッセージ
カード
  • 個人的に胡蝶蘭を贈る場合
  • ミディ・ミニ胡蝶蘭を贈る場合

また、大輪胡蝶蘭であれば立札とメッセージカードを両方付けて贈ることも可能ですよ。
メッセージカードを添えると気持ちが伝わりやすくなるため、退職祝いや恩師の方に贈る胡蝶蘭などにおすすめです。

立札とメッセージカードはお祝いの文言や贈り主名を入れるなどの書き方のマナーがあるため、事前に確認しておきましょう。

立札やメッセージカードを書く際や、忌み言葉や誤字脱字などの表記にも気を付けてくださいね。

6立札・メッセージカードに関するよくある質問

立札は横書きと縦書きどちらがいい?

立札は縦書きの方が一般的ですが、横書きでも問題ありません
会社名がアルファベットで縦書きしにくい、天井が低くて縦書きの立札が使いにくい際は横書きの立札が選ばれます。

立札を飾る位置に決まりはある?

立札を飾る位置には明確な決まりがありません
しかし、贈り主名が見えるように以下のいずれかの位置に設置されることが大半です。

花の手前、下 花の後ろ、上

胡蝶蘭のお花で立札が隠れてしまうとマナー違反になってしまう恐れがあります。
1本の花茎に対して花数(輪数)が多いと花下に飾る立札は隠れてしまう可能性があるため、花上に付けた方が安全ですよ。

メッセージカードは手書きの方がいい?

メッセージカードは手書きでも印刷でもどちらでも構いません
手書きの方が気持ちが伝わりやすいですが、印刷されたメッセージカードを贈っても失礼にはあたりません。

「恩師の方に感謝の気持ちを伝えたい」など特別な理由がある時はご自分でメッセージカードを書くのがおすすめです。