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【シーン別】胡蝶蘭のラッピングの色|失敗しない選び方&マナーを解説

贈答用の胡蝶蘭の場合、花色と共にラッピングの色選びに悩む方も多いのではないでしょうか。

鉢を保護し、見栄えをよくするために胡蝶蘭にはラッピングが必要です。
相手への敬意を示すためにも、贈るシーンや相手へに失礼にならないラッピングにしたいですよね。

この記事では、ラッピングで使う色の種類と意味や、シーン別に適切なラッピングの色について紹介します。
胡蝶蘭のラッピングのマナーや、もっとラッピングをおしゃれにしたい時のアイデアなども掲載しています!

1胡蝶蘭のラッピングで使う色の種類

まずは胡蝶蘭のラッピングで用いる色の種類について確認してみましょう。
ラッピングの色と、色が持つ意味を以下の表にまとめました。

意味
赤系 情熱、力強さ、幸福、愛情
ピンク系 優しさ、愛情、喜び、幸福
グリーン系 平和、成長、穏やかさ、自然
パープル系 高貴、神秘、尊敬、優雅
ブルー系 信頼、誠実、清潔、冷静
イエロー系 希望、商売繁盛、金運
水色系 清潔感、爽やかさ、穏やかさ
ブラウン系 落ち着き、安定感、誠実さ、自然
ゴールド系 高級感、富、成功、高貴さ
シルバー系 清潔感、上品さ、モダン、未来への希望

胡蝶蘭のラッピングは包装紙の色がメインとなり、通常であれば同色系のリボンで纏められています。

ラッピングで使う包装紙の色味は利用するお店によって少しずつ異なります
同じ赤色でも臙脂色寄りの落ち着いた色もあれば、鮮やかな赤色の場合もあるため事前に確認しておくと安心です。

リボン・レースで複数色にすることも可能

胡蝶蘭のラッピングは、包装紙の色とリボンやレースの色を掛け合わせて複数色のラッピングに仕上げることができる場合も。
包装紙とリボンを用いた複数色のラッピングには以下があげられます。

イメージ
赤系×
ゴールド
華やかで豪華な印象。お祝い事や特別な日にぴったり
パープル系×
ゴールド
上品で洗練された印象。落ち着いた雰囲気でありながら、華やかさも持ち合わせています
グリーン系×
ゴールド
安らぎと華やかさを兼ね備えた、上品な印象
グリーン系×
ピンクリボン
若々しく、可愛らしい印象。女性への贈り物や新築祝いにおすすめ
ブラウン系×
赤リボン
落ち着いていながらも、華やかさをプラスした印象
白系×
グリーンリボン
清潔感があり、さわやかな印象

お祝いシーンではゴールドリボンを用いたラッピングは人気があり、赤(朱色)×ゴールドの組み合わせは多くのお店で用意されています。

また、異なる色の包装紙を2重にしたり、レースネットを重ねた印象的なラッピングが行えるお店もあります。
「グリーン×黄色×ピンクリボン」で明るい印象の可愛らしいラッピングにしたり、「ブラウン×ワインレッド」でシックな印象に仕上げることも。

ラッピングが単色では物足りない赤一色ではマナーが心配という方は、他の色のレースネットやリボンを組み合わせたラッピングを検討してみましょう。

2お祝いシーンで贈る胡蝶蘭のラッピング色例

お祝いシーンで胡蝶蘭を贈る際は、華やかな色やおめでたい色のラッピングが選ばれています。
お祝いのシーン別に選ばれやすい色は以下のとおりです。

開店・開業祝い 紅白、黄色、緑、ゴールド
就任・昇進祝い 赤、青、紺
結婚祝い ピンク、白、水色などのパステルカラー
長寿祝い 赤、紫、黄色、白など

それぞれのラッピング色がおすすめの理由について詳しく見ていきましょう。

開店・開業祝い

開業祝いであれば、企業のカラーに合わせてラッピングを選ぶと喜んでいただけますよ。
すでに胡蝶蘭の花色を企業カラーに合わせている場合は、ラッピングで以下の色を選ぶと良いでしょう。

  • 紅白:縁起が良い紅白の組み合わせ
  • 黄色:希望や未来、商売繁盛などを象徴した色
  • :成長や反映を意味し、お店の発展を願う色
  • ゴールド:成功や富を象徴し、お店の繁栄を祈る色
注意点 暗い色や赤単色のラッピングは避ける

また、上記の色を組み合わせたラッピングもおすすめです。
上品な印象に仕上げたいのであれば「緑×ゴールド」、希望や発展を願うポップな仕上げにしたいなら「黄色×緑」のラッピングをお願いするのも1つの手です。

しかし、開店・開業祝であれば赤単色のラッピングは避けましょう
赤字、火事、血など、不吉なものを連想してしまうため失礼にあたる可能性があります。

就任・昇進祝い

就任、昇進祝いは、ラッピングの色味を贈る相手によって調整するのがおすすめです。
新たなスタートを応援する気持ちを込めるのはもちろんですが、社長就任祝いなどであればフォーマルさを意識しましょう。

就任、昇進祝いのラッピングで活躍する色は以下のとおりです。

  • :力強さや情熱など、相手の活躍を願う色
  • :信頼や誠実さを現し、相手への敬意を表す色
  • :知的な印象や格式を象徴し、フォーマルな場に相応しい
注意点 贈る相手の年齢、性別、関係性によっては他の色を考慮する

ご自分と近しい役職の方であれば、ご年齢や性別を考慮して赤や青などを贈っても問題ないでしょう。

社長就任祝いに加えて、高い役職の方の就任祝い、企業の上場祝いなどもシックな色の方が適しています。
大々的なお祝いであれば、色だけではなくラッピングの豪華さにも気を配るとより素敵な贈り物にできますよ。

結婚祝い

結婚祝いで贈る胡蝶蘭のラッピングは、新郎新婦の好みや式のテーマに合わせて選択しましょう。
傾向としては、華やかさと温かみのある色、幸せを象徴する色がおすすめです。

結婚式におすすめのラッピング色は以下のとおりです。

  • ピンク:優しさや愛情を表現し、二人の未来が幸せで満ち溢れることを願う色
  • :純粋さや永遠を現し、2人の未来が永遠に続くように願う色
  • 水色などのパステルカラー:優しさや穏やかさを表現し、二人の未来が穏やかで幸せに満ち溢れるよう願う色
注意点 贈る相手の年齢によってはラベンダー色などの落ち着いた色が好まれる場合もある

結婚祝いは新郎新婦に喜んでもらえることが一番重要です。
大人婚であれば可愛らしいピンク色よりラベンダーの方が人気だったり、元気なカップルには明るい黄色やオレンジの方が好まれることがあります。

長寿祝い

長寿祝いのラッピングは、健康で長生きしてほしい、感謝の気持ちなどを込めた色を選びましょう。
また、古希や喜寿など年齢に合わせた色を取り入れるのもおすすめです。

長寿祝いにおすすめのラッピング色は以下のとおりです。

祝い 年齢 理由
還暦 60歳 健康を象徴する色。還暦祝いで赤を贈る習慣があった
古希 70歳 高貴さや長寿を象徴する色。70歳の古希や77歳の喜寿に紫色を贈る習慣があった
喜寿 77歳
米寿 88歳 長寿や幸福を象徴する色。80歳のお祝いの傘寿や88歳のお祝いの米寿には、黄色を贈る習慣があった
白寿 99歳 健康、祝福などの意味があり、白いものを贈る習慣があった

お祝いや年齢ごとに定番の色が決まっていますが、場合によっては相手を不快にさせてしまう可能性もあります。
長寿祝いのラッピングであれば、明るく派手過ぎる色は避けた方が無難です。

また、白いラッピングはお悔みを連想させてしまうことがあります。
ゴールドのリボンでアクセントをつけたり、季節感を取り入れるなどの工夫を行いましょう。

3お供えシーンで贈る胡蝶蘭のラッピング色例

お供えの胡蝶蘭につけるラッピングは、落ち着いた色を選ぶことが一般的です。
ラッピングの定番色は以下のとおりです。

葬儀・お悔やみ・
四十九日
白、紫
四十九日以降の
法事
白、紫、淡い青、薄緑

お供えのお花を用意するシーンによって選べるラッピング色が異なるため、詳しく解説していきます。

葬儀・お悔やみ・四十九日

葬儀の場では、故人の冥福を祈るために控えめな色が選ばれます。
故人の好みではなく、遺族の心情に配慮した色選びを心がけましょう。

葬儀・お悔みのラッピングで用いる色は以下のとおりです。

白、紫
注意点
  • 光沢のある素材は避ける
  • 細めのリボンで結び方が控えめなものを選ぶ
  • 地域や宗派による色の認識の違いに注意

白は哀悼を気持ちを象徴し、紫色は故人の霊魂を慰める意味などがあります。

四十九日が過ぎるまではリボンも白、または黒のシンプルなものを選択するのが無難です。
また、ラメや透明シートなど光沢があるラッピングも避けましょう。

地域によっては季節の色を取り入れる風習がある、紫色が好ましくない場合もあるため事前に確認しておくようにしましょう。

四十九日以降の法事

四十九日を過ぎたらラッピングに使える色が増え、故人の好みを反映させやすくなります。
パステルカラーなどの優しい色であれば好きな色を選ぶことができます。

四十九日以降の法事で使えるラッピングの色は以下のとおりです。

白、紫、淡い青、薄緑
注意点 明るい色や派手な色は避ける

四十九日以降も明るい色や派手な色は避けましょう
しかし、ご自宅に飾るのであればご遺族の意向によっては明るく派手な色でも贈っても問題ないケースもあります。

胡蝶蘭を手配する前に、ご遺族の意向を確認しておきましょう。

4ラッピングをよりおしゃれにしたい時のアイデア

大手企業の開店祝いやパーティで胡蝶蘭を贈る際に「他社と差別化したい」「写真映えする華やかさが欲しい」などラッピングをよりおしゃれにしたい時もありますよね。
また、両親の金婚式などの特別な節目でラッピングを豪華にしたい時もあるでしょう。

胡蝶蘭のラッピングをよりおしゃれにしたい時は、以下のような方法があります。

  • 有料ラッピングで豪華にする
  • デザインラッピングを頼む
  • 化粧鉢に入った胡蝶蘭を探す
  • 自分でラッピングする

それぞれのアイデアについて解説していきます。

有料ラッピングで豪華にする

胡蝶蘭のラッピングをよりおしゃれにしたい時は、豪華な有料ラッピングを依頼するという手があります。
有料ラッピングは高級感のある包装紙を用いている、リボンやレースネットを2重に重ねるなど豪華な演出がされています。

見た目が華やかになることに加えて、企業のカラーや雰囲気に合ったラッピングを実現しやすくなります。
お店によってはコーディネーターがいる場合もあり、相談してみると要望にあったラッピングを仕上げてくれることもありますよ。

デザインラッピングを頼む

胡蝶蘭のラッピングに使われている包装紙やリボンは、基本的に無地のものが用意されています。
しかし、お店によっては和柄や幾何学模様の包装紙やリボンデザインラッピングを頼めることがあります。

デザインラッピングは見た目の高級感とおしゃれさが抜群でたくさんの胡蝶蘭が並ぶシーンでも目を惹きます。
普通のラッピングでは物足りない、または他社の胡蝶蘭と差別化したい方におすすめです。

季節感のあるデザインの他、ポップなストライプ柄から和風テイストまで様々な選択肢から選べる点も嬉しいポイントです。

化粧鉢に入った胡蝶蘭を探す

胡蝶蘭のラッピングはお祝いの気持ちを表すと共に、寄せ植え用のシンプルな鉢を隠す目的もあります。
そのため、胡蝶蘭の植木鉢を化粧鉢にしておしゃれにすると、印象が大きく変わってきます。

化粧鉢であれば、ラッピングなしでそのまま飾れることもメリットです。

和鉢やスクエア鉢、花柄鉢や、紙製・木製などの環境に配慮した鉢なども雰囲気があって素敵ですよ。

自分でラッピングする

デザインラッピングや化粧鉢は追加料金がかかる点と既製品に頼る必要がある点はデメリットと言えます。
具体的に仕立てたいラッピング案がある方や、なるべく追加料金を押さえたい方自分でラッピングするという手もあります。

しかし、ご自分でラッピングする際は綺麗にするための技術や道具が必要です。
プロにお願いする方が綺麗にラッピングできることがある点は留意しておきましょう。

準備する道具

胡蝶蘭のラッピングのために用意する道具は以下のとおりです。

  • 包装紙
  • リボン
  • ホッチキス

包装紙は2~3枚ほど用意して重ねると豪華に仕上がりますよ。
また、鉢から水が漏れないようにセロハンや防水性のあるラッピングペーパーなどを用いることも検討しましょう。

ロールリボンを自分で作るのは大変なため、すでに形ができているワンタッチリボンを活用するのがおすすめです。
様々なリボンの形から選べるためラッピングの幅も広がりますよ。

ラッピング方法

胡蝶蘭をご自分でラッピングする場合の手順は以下のとおりです。

  1. 鉢全体が包めるサイズの包装紙を用意する
  2. 鉢を包んでも5cmほど余る大きさでカットする
  3. 包装紙が複数枚ある場合は、斜めにずらす
  4. 正面に向けて包装紙の真ん中に鉢を置く
  5. 左右2回タックを取ってホッチキスで留める
  6. 反対側も左右1回タックを取ってホッチキスで留める
  7. 鉢の側面も左右1回ずつタックを取ってホッチキスで留める
  8. リボンを付ける

ホッチキスの留め位置が目立たないように工夫すると綺麗なラッピングに仕上がります。
留める位置の高さを同じにすればリボンを巻いた際に隠しやすくなりますよ。

5胡蝶蘭のラッピングのマナー

胡蝶蘭は、花色だけでなくラッピングの色やリボンにも以下のようなマナーがあります。

  • シーンに合わせた色を選ぶ
  • 相手の宗教や文化を考慮する
  • リボンの色や結び方にも気を配る

贈る相手に失礼にならないよう、念のため各項目について確認しておきましょう。

シーンに合わせた色を選ぶ

胡蝶蘭のラッピングの色は、主にお祝い、仏事で相応しい色の傾向が分かれています。
用途に合った色のラッピングを選ぶように心がけましょう。

縁起が悪かったり、失礼と思われてしまう可能性があるため、タブー視されている色は選ばない方が無難です。

特にビジネスシーンや多くの人の目に触れる場面では注意しておいた方がいいでしょう。

相手の宗教や文化を考慮する

贈る相手の地域による慣習、または宗派によって色の意味が異なる可能性があります。
花色も含めてラッピング色に問題がないか事前に確認しておきましょう。

例えば、お供え用の胡蝶蘭ラッピングには紺色や紫色のリボンが使われていることがあります。
キリスト教では供花のリボンの色は白か銀、黒などの無彩色が推奨されているため浮いてしまうかもしれません。

同じ宗派でも地域によってルールに差異があるため、贈る相手や届ける式場などに直接尋ねるようにしましょう。

リボンの色や結び方にも気を配る

胡蝶蘭のラッピングを選ぶ際は、色味だけでなくリボンの色や形についても確認しておきましょう。
ラッピングの色と同様に、リボンの色や形も胡蝶蘭を贈る用途によって好まれる傾向が異なります。

お供えの場合は光沢があるリボンや、白×紫の2色リボンが好まれない場合があります。

マナーやタブーは受け取る方よって認識が異なるため、胡蝶蘭を手配する前に確認しておくと安心です。

6まとめ

胡蝶蘭のラッピングは、鉢を保護し、見栄えを良くするために重要です。
相手への敬意を示すために贈る相手に失礼にならないラッピングを心がけたいですね。

一般的に胡蝶蘭のラッピングで用いられる色と意味は以下のとおりです。

意味
赤系 情熱、力強さ、幸福、愛情
ピンク系 優しさ、愛情、喜び、幸福
グリーン系 平和、成長、穏やかさ、自然
パープル系 高貴、神秘、尊敬、優雅
ブルー系 信頼、誠実、清潔、冷静
イエロー系 希望、商売繁盛、金運
水色系 清潔感、爽やかさ、穏やかさ
ブラウン系 落ち着き、安定感、誠実さ、自然
ゴールド系 高級感、富、成功、高貴さ
シルバー系 清潔感、上品さ、モダン、未来への希望

ラッピングの色は、お祝い用とお供え用で適した色が異なります
お祝いでは華やかでおめでたい色、法事などのシーンでは控えめで落ち着いた色のラッピングを選ぶようにしましょう。

また、ラッピングはリボンやレースネットを重ねることで豪華なラッピングに仕立てることができますよ。
単色ラッピングでは物足りない方や、胡蝶蘭が多く並ぶため他社と差別化したい方は有料ラッピングなども検討してみましょう。

具体的に仕立てたいラッピング案がある方は、ご自分でラッピングしてみるのも1つの手ですよ。

しかし、贈答シーンや宗派の違いによってはラッピングの色に注意が必要な場合があります。
マナーや地域のルールなどを事前確認をしておくと安心ですよ。