モカラはランの仲間で、トロピカルな雰囲気のある華やかなお花です。
暑さに強く、日持ちしやすいため、夏に人気のある花材ではありますが、お手入れが適切でないと花もちが短くなってしまいます。
この記事では、モカラを長持ちさせるための水揚げ方法とお手入れ方法をご紹介します。
モカラはランの仲間で、トロピカルな雰囲気のある華やかなお花です。
暑さに強く、日持ちしやすいため、夏に人気のある花材ではありますが、お手入れが適切でないと花もちが短くなってしまいます。
この記事では、モカラを長持ちさせるための水揚げ方法とお手入れ方法をご紹介します。
モカラの切り花は、10日~2週間程度日持ちします。
お手入れ次第では20日ほど長持ちするお花で、暑さに強いため夏でも元気に花を咲かせてくれます。
モカラは寒さに弱いため15℃~20℃の少し暖かい場所に置くと長持ちしやすくなります。
モカラの切り花は飾る前に水揚げを行うことで、花もちを良くすることができます。
水揚げとは茎の切り口をカットして、水を吸い上げやすくする処理のことです。
水揚げを行うことで、花に水が行き渡りやすくなり元気な花を咲かせてくれます。
ここでは、モカラの切り花の基本的な水揚げ方法をご紹介します。
モカラの切り花を水揚げする際は、茎の先端を水につけた状態でカットします。
茎の先端から2~3㎝ほど上のところを斜めに切り落しましょう。
なるべく深くつけた状態で行うことで、水圧によって水が上がりやすくなりますよ。
茎を切り落としたら、浅めの水で生けます。
モカラは水揚げがいいので、3~5㎝程度を目安にして水を入れてあげましょう。
モカラの切り花は水揚げを行っても、日々のお手入れがきちんとできていないと花もちが短くなってしまいます。
ここでは、モカラの切り花を長持ちさせるために必要なお手入れ方法をご紹介します。
モカラに限らず切り花を長持ちさせるためには、できるだけ毎日水を替えて、キレイな水に生けることが大切です。
特に夏は温度が高く、茎が腐りやすくなり水を汚してしまうので、こまめな水替えは欠かせません。
茎の先端に痛みがあったり腐っている場合は、茎の先端を切り落とします。
傷んだ部分の茎をカットすることで、切り口が新しくなり、再び水を吸い上げる力が戻ります。
また花瓶の中には汚れやぬめりがあるので、水を替える際にスポンジなどで花瓶も掃除してあげましょう。
モカラは温かく湿度のある環境を好むお花です。
切り花を飾る際は、エアコンの風が当たらない暖かい場所に飾りましょう。
モカラは乾燥した場所や寒い場所では弱いやすいため、エアコンの風が直接花に当たると乾燥してしまいます。
また、温度が極端に下がると花がしおれやすくなるため恐れがあるので注意が必要です。
ランの仲間であるモカラは、花の真ん中に花粉が入ったキャップがあります。
花粉キャップは手で簡単に取れてしまうのですが、花粉が取れると花が枯れてしまうのが早くなります。
置き場所を移動させる際や水替えの際に、花粉キャップが取れないように注意して扱いましょう。
モカラは下にあるつぼみから上に向かって開花していくので、先に咲いた花から咲き終わります。
咲き終わった花をつけたままにしておくと、これから咲く花に栄養が届きにくくなります。
最後まで花を咲かせるためにも、咲き終わった花が萎れ始めたら早めに摘み取るのがおすすめです。
モカラの日持ちは10日~2週間と、他の花に比べて比較的長持ちするお花です。
ただお手入れを怠ると花もちが短くなるため、購入後すぐに水揚げした後は、こまめな水替えや咲き終わった花の摘み取りなどを行ってあげましょう。
またモカラは、花粉が取れてしまうと枯れてしまうので、花粉が取れないように注意することも大切です。
お花の卸売り通販ショップ「フラワースミスマーケット」では、人気品種を中心に華やかなモカラを取り扱っています。
5本から購入可能なので、ぜひこの機会にモカラを自宅で楽しんでみてはいかがですか?
買ったばかりのモカラに元気がない理由は水下がりが原因かもしれません。
茎先を切って水揚げをしっかり行うと元気を取り戻す可能性があります。
以下の方法でモカラの切り花の水揚げを行ってみましょう。
水中で茎をカットする際は、なるべく深くつけた状態で茎を切ると水圧がかかって水があがりやすくなりますよ。
モカラは乾燥に弱いため、霧吹きで水をかけて保湿してあげましょう。
花びらに水をかけることが心配な場合は置き場所の湿度を保つことで長持ちしやすくなります。
加湿器を用いる、濡れタオルや水を入れたコップを近くに置くなどの工夫を行いましょう。
モカラの真ん中にあるのは花粉の塊(花粉キャップ)です。
花粉の塊を取ってしまうと枯れるのが早くなってしまうため、取れないように気を付けましょう。
モカラの茎が傷んでしまってもお花が傷んでいなければまだ楽しむことができます。
茎を短く切って花瓶に差したり、平たい器などに水を張ってモカラの花を浮かべて飾ってみましょう。