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ピンクッションの切り花の日持ちはどれくらい?長持ちさせる水揚げ・お手入れのコツ

ピンクッションの切り花を日持ちさせる水揚げ・お手入れ方法

オレンジや赤の丸い花頭に、針のように雄しべが突き出た花姿が個性的な「ピンクッション」。
南アフリカ原産のエキゾチックなネイティブフラワーとして、親しまれています。

まるで針山のような形をしているため、英語でも「Pincushion(ピンクッション)」と呼ばれますが、その雄しべは柔らかいのが特徴。

華やかで存在感があるため、ブーケやアレンジメントのメインフラワーとして、またドライのスワッグやリースなどにもアレンジ可能です。

この記事では、そんなピンクッションの切り花の日持ちや、長く持たせるための水揚げ方法、日々のお手入れのコツをご紹介します。
ドライフラワーに加工する方法や、形が崩れてしまった場合の補正方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次
  1. ピンクッションの切り花の日持ちはどれくらい?
  2. ピンクッションの切り花を日持ちさせる水揚げ方法
  3. ピンクッションを長く楽しむお手入れ・管理のコツ
  4. 【さらに長持ち】ピンクッションをドライフラワーにする方法
  5. まとめ
  6. 個性的な愛らしさが魅力!ピンクッションの選び方・お手入れQ&A

1ピンクッションの切り花の日持ちはどれくらい?

ピンクッションの切り花の日持ちは2週間ほど
切り花の中でも長持ちし、全体的に硬く丈夫な質感です。

時間が経っても見た目の変化が少なく、しおれるような感じはせずに、ドライになっていくようなイメージで花が咲き終わります。

2ピンクッションの切り花を日持ちさせる水揚げ方法

ピンクッションの切り花を日持ちさせるには、購入後に正しく水揚げすることが大切です。
茎が太くて水を吸い上げにくいため、以下の動画を参考にしながらしっかりと下処理を行いましょう。

動画でCHECK
ピンクッションの水揚げ

余分な葉を取り除く

余分な葉を取り除く

まずは、飾る際に不要な葉を取り除きます。
ピンクッションの葉は黒く変色しやすく、水に触れた部分には細菌やバクテリアが繁殖して傷みやすい傾向があります。
余分な葉を取り除くだけで、日持ちがアップしますよ。

アレンジを作る際は、他の切り花とあたる部分の葉を事前に取り除いておくと、合わせやすくなるでしょう。

茎先に十字の切り込みを入れる

茎先に十字の切り込みを入れる

ピンクッションは茎が太いため、そのままでは十分に水を吸い上げられません。
しっかり水が上がるように、茎先に十字の切り込みを入れましょう。

茎の先端から約2~3cm程度の深さに、縦に切り込みを入れます。十字に切ることで、断面積が広くなり、効果的に水を吸い上げられます。

切り込む際は、清潔で鋭いはさみを使い、力を込めすぎないのがポイントです。

深水に1時間以上つけておく

深水に1時間以上つけておく

最後に、花瓶の7~8割程度の深水に、1時間以上つけます
バケツなどを使うときは、茎の半分以上がつかるくらいの深さが目安です。

深水で休ませてあげると、花まで水が行き届き、全体にハリが戻ります。

3ピンクッションを長く楽しむお手入れ・管理のコツ

ピンクッションといえば、針のような雄しべが特徴的ですが、折れてボリュームが減ってしまうことがあります。また、水につけすぎると茎が傷むため、こまめにお手入れしてあげましょう。

水は花瓶の3割くらいの量で

水揚げの際はたっぷりの水につけてしっかり吸わせますが、普段の管理は花瓶の3割くらいの水でOKです。
水が多すぎると、茎の内部にバクテリアが繁殖しやすくなり、腐る原因になるためです。

花瓶の底から3~5cm程度の浅水で管理すれば、茎が傷むことなく、花もピンと張った状態を保てますよ。

こまめに水替え・茎の切り戻しをする

飾った後は、できるだけ毎日水替えを行いましょう。
水が少しでも濁ったら、すぐに水を替えて、花瓶もきれいに洗ってください。

また、水上がりを良くするために、茎を切り戻すことも大切です。茎の先端を1~2cm程度カットして切り口を新鮮に保ちましょう。
さらに、再度十字に割ってほぐすと、給水が格段に良くなります。

ピンを優しく引っ張って出してあげる

ピンクッションの最大の魅力といえば、針のように出ているピン(雄しべ)ですよね。

自然の状態では、出ていたり出ていなかったりするので、バランスが悪くなりがちです。そんなときは、優しく引っ張って引き出しましょう。

力を入れすぎずに、1本ずつ丁寧に軽く引っ張るだけで、均等にピンが広がって、見た目も整います。

4【さらに長持ち】ピンクッションをドライフラワーにする方法

【さらに長持ち】ピンクッションをドライフラワーにする方法

ピンクッションの切り花は、乾燥に強く、ドライフラワーにも向いています。
針のような雄しべの形や、鮮やかな花色は乾燥してもほとんど変わらずに残るため、インテリアとしてもお楽しみいただけますよ。

ドライフラワーにする際は、生花としてしばらく楽しんでからではなく、新鮮な状態で乾燥させるのがおすすめです。その方が、花姿や色もきれいな状態で残せます。

黄色く傷み始めてからでは仕上がりが悪くなりやすいので、水揚げ後2~4日程度の元気な状態でスタートさせてみてくださいね。

ピンクッションをドライフラワーにする手順

ピンクッションをドライフラワーにするのは、とても簡単です。
以下の手順で進めれば、初心者でもすぐに取り組めますよ。

  1. 麻ひもでくくる
  2. 風通しの良い場所に吊るす
  3. 1週間ほど乾燥させたら完成

①麻ひもでくくる

ピンクッションの切り花2~5本を1束にまとめて、茎の根元を麻ひもでしっかりとくくります
束が太くなると乾燥しにくくなるので、様子を見ながら本数を調整してくださいね。

②風通しの良い場所に吊るす

直射日光が当たらない、室内の風通しが良い場所に逆さにして吊るします
エアコンなどの直風が当たらない場所を選び、湿気の多いお風呂場やキッチンは避けてください。

③1週間ほど乾燥させたら完成

約1週間~10日程度で水分が抜けて、乾燥します
触ってみて、カサカサとしていたら完成です。

ユーカリやラベンダーのドライフラワーなどと合わせるのもおしゃれです。
そのまま壁にかけてスワッグにしたり、瓶に挿したりして飾れば、1年以上楽しむこともできますよ。

5まとめ

ピンクッションの切り花の日持ちは、約2週間 です。
全体的に硬く丈夫な質感で、時間が経っても見た目にはあまり変化がありません。
生花だけでなく、ドライフラワーとしても活躍する人気の花材です。

ピンクッションには、葉が傷みやすい、茎が太くて水が上がりにくいといった欠点があります。
そのため、水揚げの際は、余分な葉を取り除き、水が十分に上がるように茎先に十字の切り込みを入れることが大切。
深水につけておくと、花まで水が通り、長持ちしてくれますよ。

ピン(雄しべ)のバランスが悪い場合は、優しく引っ張り出して整えてあげましょう。

フラワースミスマーケットでは、新鮮なピンクッションの切り花を卸価格で販売しています。5本の小ロットからご購入いただけますので、仕入れやアレンジ用の花材としてぜひご利用ください。

フラワースミスマーケットのピンクッション一覧

個性的な愛らしさが魅力!ピンクッションの選び方・お手入れQ&A

  • ピンクッションの切り花の日持ちはどれくらい?水揚げをしないとどうなる?

    ピンクッションの切り花の日持ちは約2週間です。

    長持ちさせるには、購入後の水揚げ時に茎先を十字に切り、断面積を広げることが大切です。

    茎が太く、また内部にバクテリアや細菌が繁殖しやすい性質があります。買ったままの状態で飾ってしまうと、5日ほどでピン(雄しべ)が閉じ気味になってしまうので、必ず水揚げを行ってください。

  • 新鮮なピンクッションの切り花を選ぶポイントはありますか?

    新鮮なピンクッションの切り花を選ぶには、以下のポイントをチェックしましょう。

    • 花頭が丸くぴんと張っていて、針のようなピンが均等に出始めている
    • 花色(オレンジ・赤・黄色など)が鮮やかでくすんでいない
    • 茎がまっすぐに伸び、葉に黒ずみやくすみがない

    すべてのピンが完全に出てしまっているものは、咲き切っています。長く楽しむなら、避けた方が良いでしょう。

  • ピンがバラバラに出ていて、バランスが悪く見えます。どうしたらいいですか?

    ピン(雄しべ)が出ていない場合は、指を使って引っ張り出してあげましょう。
    軽く引っ張るだけで、スッと出てきて、均等に広がります。

    力を入れすぎると、途中で切れてしまうので、優しく行いましょう。こまめにチェックして調整すれば、花全体の見た目やバランスがグッとよくなりますよ。

  • ピンクッションと相性の良い切り花はありますか?

    ピンクッションは、どんな切り花とも相性が良いですが、ナチュラルに仕上げるなら、ユーカリやラベンダーがおすすめです。
    また、南アフリカ風のエキゾチックなブーケなら、大ぶりのバラや、同じ属性のプロテアも、まとまりよく仕上がります。

    ピンクッションの個性的なピンが、他の切り花の空間を埋めてくれるので、初心者でも失敗しにくいでしょう。

  • 一度しおれたピンクッションは、復活しますか?

    完全に乾燥してしまったピンクッションは復活できませんが、少ししおれた程度なら復活可能です。
    毎日、水替えをして、切り戻しを行いましょう。

    茎先は、水揚げと同様に、十字にカットしてつけておくと、水がしっかり上がって元気を取り戻しますよ。

  • ピンクッションを飾る際におすすめの花瓶はありますか?

    陶器やガラス製で、重みのある安定した花瓶がおすすめです。
    ピンクッションの花頭が大きくグラつきやすいので、プラスチック製の軽い花瓶では倒れる可能性があります。
    茎の半分くらいの高さの花瓶を選ぶと、ピンがきれいに広がり美しく見えますよ。

  • ドライフラワーとして楽しむ簡単な方法を教えて!

    ドライフラワーにするなら、スワッグ(壁掛け)や花瓶に挿して飾ってみましょう。

    ユーカリやラベンダー、プロテアなどのドライフラワーと束ねて飾ると、おしゃれです。

    色あせしにくいので、秋冬インテリアの主役として飾れますよ。
    自宅でドライにするときは、新鮮なうちに加工してくださいね。