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芍薬と牡丹の違いは?簡単に見分ける方法を徹底解説

芍薬と牡丹の違いは?すぐわかる見分け方

「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花」という美しい女性を表したことわざにも登場しているとおり、芍薬と牡丹は、昔から華やかな花として好まれてきました。
そんな芍薬と牡丹ですが、花の見た目がよく似ているので、「どう違うのかな?」と思われるかもしれません。

この記事では、芍薬と牡丹が具体的にどう違うのか、見分け方を詳しく解説します。
芍薬と牡丹どちらを買うか迷われている場合の選び方も紹介しますので、参考にしてみてください。

  • 葉の形で見分ける
    芍薬の葉はツヤがあり、切れ込みのないスラっとした形をしています。一方、牡丹の葉はツヤがなく、ギザギザとした切れ込みがあるのが特徴です。
  • 蕾の形で見分ける
    芍薬の蕾はころんとした丸い形をしていますが、牡丹の蕾は先端が尖っています。花が咲ききってしまうと見分けにくくなるので、蕾のうちに確認するのがおすすめ。
  • 香りの有無の違い
    芍薬にはバラのような甘く強い香りがありますが、牡丹はほとんど香りがありません。花に近づいて香りを確認するとわかりやすいでしょう。
  • 用途・育て方の違い
    切り花として流通しているのは主に芍薬です。花束やブーケに取り入れたい場合は芍薬を選びましょう。一方、牡丹は庭木として楽しむのに向いています。
目次
  1. 芍薬と牡丹の違い
  2. 芍薬と牡丹を見分けるポイント
  3. 牡丹の木から芍薬の芽が出る理由は?
  4. 芍薬と牡丹の選び方
  5. まとめ
  6. 芍薬と牡丹の違いがわかる!購入に役立つQ&A

1芍薬と牡丹の違い

芍薬と牡丹の違い

芍薬も牡丹もボタン科ボタン属の植物ですが、実は芍薬は草本性(そうほんせい)、牡丹は木本性(もくほんせい)に分けられます。
簡単にいうと芍薬は草で、牡丹は樹木ということです。

芍薬と牡丹の違いについて、以下の表にまとめました。

違い芍薬牡丹
分類 草本(宿根草) 木本(落葉低木)
ツヤがあり、切れ込みがない ツヤがなく、切れ込みがある
つぼみ 丸い形 先端が尖っている
香り 強い芳香 香りがない
まっすぐ伸びている 枝分かれしている
散り方 花ごと落ちる 花びらが1枚ずつ散る
開花時期 5~6月頃 4~5月頃
草丈・
樹高
60cm~120cmほど 100cm~150cmほど
冬の姿 地上部は枯れる 地上部に木がある
花言葉 恥じらい、はにかみ、慎ましさ など 王者の風格、富貴、恥じらい など
英語表記 Peony、Chinese peony Peony、Tree peony

芍薬も牡丹も英語では「Peony(ピオニー)」と表現します。
それぞれを区別する場合は、芍薬をChinese peony、牡丹をTree peonyと呼ぶこともあります。

2芍薬と牡丹を見分けるポイント

花の形がよく似ている芍薬とボタンを見分ける主なポイントは以下の5つです。

  • 葉っぱのツヤや形
  • つぼみの形
  • 香りの有無
  • 幹の形状
  • 散り方

具体的に見比べてみましょう。

葉っぱのツヤや形

芍薬の葉にはツヤがあり、切れ込みがないためスラっとしています。
一方で牡丹の葉にはツヤがなく、ギザギザとした切れ込みがあるのが特徴です。

芍薬の葉と牡丹の葉

芍薬と牡丹は、葉の形が一番見分けがつきやすいといえるでしょう。

つぼみの形

花が咲き切ると芍薬と牡丹を見分けるのが難しくなりますが、まだ固いつぼみの頃は形に違いがあります。

芍薬のつぼみは丸い形をしていますが、牡丹のつぼみは先が尖っています。

芍薬のつぼみと牡丹のつぼみ

香りの有無

芍薬には、バラのような甘く爽やかな香りがあります。

牡丹は基本的に香りがない品種が多いので、見分ける際は香りを確認してみるのも良いでしょう。

幹の形状

芍薬と牡丹は幹や茎の形状にも大きな違いがあります。

  • 芍薬:緑色で細い茎に1輪の花を咲かせる
  • 牡丹:茶色く固い幹から枝分かれしていくつも花を付ける

芍薬は草本性であり草花に分類されることから、茎はまっすぐに伸び、その先に花芽を付けます

一方、牡丹は木本性で樹木となるので、幹から横に広がるように分かれた枝の先に花が咲きます

芍薬の茎と牡丹の幹

散り方

花が散るとき、芍薬は花の頭ごと下に落ちるように散ります。

それに対し牡丹は花びらが1枚ずつ散りますが、散り始めると一気にパラパラと散ってしまうため、芍薬も牡丹も満開の状態を楽しめる期間は短いといえるでしょう。

芍薬の散り方と牡丹の散り方

3牡丹の木から芍薬の芽が出る理由は?

苗を植えて牡丹を育てていると、根元から芍薬が生えてきて不思議に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。

牡丹の木から芍薬の芽が出るのは、成長が早い芍薬に牡丹を接ぎ木して苗を作っているためです。
台木になった芍薬から芽が出ると、牡丹と一緒に成長してしまいます。

牡丹の根本から芍薬の芽が出た際は、芍薬の芽を摘み取らないと生育旺盛な芍薬に牡丹が負けてしまうおそれがあるため、芍薬の芽は取り除くのが望ましいでしょう。

そこで牡丹の木から芍薬の芽が出た時に知っておきたい、芍薬と牡丹の芽の見分け方について紹介します。

芍薬と牡丹の芽の見分け方

芍薬の芽と牡丹の芽の見分け方は以下のとおりです。

  • 芍薬の芽:まっすぐ伸びて、先端が尖っている
  • 牡丹の芽:分岐して伸びて、先端がほうき状になっている

芍薬の芽と牡丹の芽

芽のときに見分けがつかなければ、葉が出るまで待ちましょう。
芍薬と牡丹は葉の見た目が大きく違うので、より見分けがつきやすくなりますよ。

4芍薬と牡丹の選び方

樹木である牡丹はある程度の高さがあり、通年で地上に木があるため、庭木として植えるのであれば牡丹がおすすめです。

一方で芍薬は宿根草なので、花壇や庭の花として人気があります。
適切にお手入れをすると、毎年暖かくなる時期に花を咲かせてくれますよ。

また、切り花として幅広く流通しているのは芍薬です。
花束やブーケ、フラワーアレンジメントなどで活躍している芍薬の品種例を紹介します。

切り花として人気の芍薬の品種例

5まとめ

芍薬と牡丹は花の見た目がよく似ていますが、芍薬は草の仲間で、牡丹は樹木であるという分類的な違いがあります。
「見た目や見分け方の違いが知りたい」という方は、以下の5つのポイントを確認してみてください。

芍薬と牡丹の違い
  • 葉:芍薬にはツヤと切れ込みがあり、牡丹にはない
  • 蕾:牡丹は丸く、牡丹は尖っている
  • 香り:芍薬には強い香りがあり、牡丹にはない
  • 幹:芍薬はまっすぐで、牡丹は枝分かれしている
  • 散り方:芍薬は花ごと落ち、牡丹は花びらが1枚ずつ散る

芍薬と牡丹は古くからのことわざに用いられているように、どちらも美しい花を咲かせる人気の植物です。
それぞれの違いを知っておくと、簡単に見分けることができるので、一度見比べてみてくださいね。

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芍薬と牡丹の違いがわかる!購入に役立つQ&A

  • ブライダルフラワーを担当していますが、芍薬と牡丹はどちらがウェディングに向いていますか?

    どちらも華やかで人気ですが、芍薬は切り花として流通が多く、アレンジメントや花束への組み込みがしやすいため、ウェディングでの使用が多いです。
    一方で牡丹は切り花での流通はほとんどなく、入手しにくい面があります。
    芍薬は花びらのボリューム感が出やすく、ブーケの主役に最適ですよ。

  • 「立てば芍薬、座れば牡丹」という言葉を聞いたことがあります。それぞれの美しさの違いはどのように表現されているのですか?

    「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という慣用句ですね。
    芍薬は真っすぐに伸びた姿が凛として美しく、牡丹は豪華に咲き誇る様子が座った姿の優雅さに例えられています。
    似ていながらも、それぞれ別の美しさを持っているのが牡丹と芍薬です。

  • 同じボタン科と聞いたのですが、芍薬と牡丹はどのくらい近い植物なのですか?

    現在は芍薬はボタン科ボタン属(草本)、牡丹は同じボタン属(木本)として区別されます。
    近縁ではあるものの、草と木という根本的な違いがあります。
    見た目が似ているのもそのためで、開花期も少し異なります(牡丹が先で芍薬が後)。

  • 芍薬と牡丹はどちらも春に咲くと思っていたのですが、開花時期に違いはありますか?

    牡丹が4月下旬~5月上旬に咲き、芍薬は5月~6月にかけて咲きます。
    時期をずらしながら両方楽しめるため、庭に両方植えると春から初夏にかけて長く花を楽しめるという利点があります。

    ちなみに切り花としての芍薬は、4月下旬から6月上旬にかけて多く出回ります。

  • 庭で芍薬を育てているのですが、来年は牡丹も植えてみたいと思っています。育て方に大きな違いはありますか?

    育て方にはいくつか違いがあります。
    芍薬は草なので冬に地上部が枯れますが、牡丹は木なので冬も幹が残ります。
    どちらも日当たりと水はけの良い場所を好みますが、牡丹は根が深く張るため、植え替えを嫌います。
    最初に植える場所をよく考えて決めるとよいでしょう。