プレゼントやアレンジメントのメイン花材として人気の高いバラの花。
ぱっと見てバラだとわかる王道の咲き方をする品種もあれば、一見「何の花だろう」と思うような、珍しい咲き方の品種もあります。
今回はバラの咲き方の種類と、咲き方別の品種例を写真つきで紹介します。
王道のプレゼント用、おしゃれなアンティークブーケ用など、用途別におすすめしたいバラの咲き方・品種も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
プレゼントやアレンジメントのメイン花材として人気の高いバラの花。
ぱっと見てバラだとわかる王道の咲き方をする品種もあれば、一見「何の花だろう」と思うような、珍しい咲き方の品種もあります。
今回はバラの咲き方の種類と、咲き方別の品種例を写真つきで紹介します。
王道のプレゼント用、おしゃれなアンティークブーケ用など、用途別におすすめしたいバラの咲き方・品種も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
一般的に、バラの咲き方の種類は以下4つに分類されます。
それぞれの咲き方の特徴と、具体的な品種を見ていきましょう。
高芯咲きとは、花の中心が高く突き出している咲き方のこと。
多くの人が真っ先に思い浮かべる、王道のバラの形で、クラシックな美しさが魅力です。
カップ咲きは、その名のとおりティーカップのような形をした咲き方のことです。
丸みのあるころんとした形が特徴で、高芯咲きに比べて可愛らしい印象があります。
花びらが中心から放射状にぎっしりと詰まった咲き方を「ロゼット咲き」と呼びます。
バラの中でも花びらの数がひときわ多い咲き方ですので、華やかな印象になります。
アレンジメントのメインとして取り入れるのにぴったりの咲き方だといえるでしょう。
花に高さがなく、平面的に開く咲き方をする「平咲き」。
横から見て楽しむアレンジメントよりは、上から見た美しさを活かしたブーケなどにおすすめです。
全体的な花姿だけでなく、花びらの形を見てバラの咲き方を分類することもあります。
バラの花びらの形から見た咲き方は、大きく分けて以下3種類。
それぞれの特徴をご紹介します。
「剣弁(けんべん)咲き」とは、花びらの先がとがっている咲き方のこと。
古くからある王道のバラは、花びらが少しとがっていて中心に高さがあるものが多く、「剣弁高芯(けんべんこうしん)咲き」とも呼ばれます。
剣弁咲きとは対照的に、花びらの先が丸くなっている咲き方を「丸弁(まるべん)咲き」と呼びます。
丸みがあるので、アレンジメントに加えると柔らかい印象に仕上がりますよ。
花全体の形もころんと丸みがあるものが多く、「丸弁カップ咲き」と呼ばれることもあります。
花びらにフリルがかかったような咲き方のことを、「波状弁(なみじょうべん)咲き」と呼びます。
花びらがぎっしりと詰まった、ロゼット咲きの品種に多い花びらの形です。
花びらの数でバラの咲き方を分類することもあり、「一重咲き」と「八重咲き」の大きく2つに分かれます。
一重咲きのバラは花びらが5枚程度しかなく、中心部分の雄しべ、雌しべがしっかりと見えます。
王道のバラとは全く見た目が異なるため、一目見てバラだと判別できる人は少ないでしょう。
反対に、「八重咲き」のバラは花びらが何枚も重なりあって咲いています。
花屋さんで売られているバラは、八重咲きの品種がほとんどです。
ここからは用途別に、どの咲き方・品種のバラがおすすめなのか紹介していきます。
記念日に恋人や配偶者にバラをプレゼントするなら、赤いバラ「サムライ08」がおすすめ。
剣弁高芯咲きで王道のバラの見た目をしており、光沢のある深紅の花びらが特徴的です。
赤いバラの中で最も流通量が多い品種ですので、花屋さんでも手に入りやすいでしょう。
お部屋に飾って、バラの香りをしっかりと楽しみたい方におすすめなのが「イブピアッチェ」。
香水のような甘さが魅力的な品種です。
イブピアッチェは、つぼみから花が咲ききるまでの見た目の変化も楽しめます。
花が少し開いた状態のときはカップ咲き、完全に開花するとロゼット咲きになるので、咲き方をよく観察してみてくださいね。
アンティーク調の個性的なアレンジメントを作りたい方には、ブラウンがかったくすみピンクの色味をもつ「テナチュール」がおすすめ。
花びらがぎっしりと詰まったロゼット咲きの品種で、しっかりとした存在感があります。
花びらの先がとがっているため、可愛らしい雰囲気というよりは、クールな印象のブーケに仕上がります。
バラの咲き方にはさまざまな呼び方があり、花姿や花びらの形、花びらの数によって分類されます。
代表的な咲き方の種類として、以下4つがあります。
また、花びらの形や数によって、以下のように分類されることもあります。
花の卸売り通販サイト「フラワースミスマーケット」では、全60種類以上のバラを5本~販売しています。
よく見かける王道のバラ以外にも、おしゃれで個性的な咲き方をする品種がたくさんありますので、気分やシーンに合わせて選んでみてくださいね。