取引先やお世話になった方、親しい方が病院・クリニックをオープンすることが決まったら、お祝いの気持ちをこめた贈り物をしたいですよね。
贈り物といっても様々な選択肢があるため、何を選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
開院祝いの贈り物としては、フォーマルなお祝い品の定番である胡蝶蘭やフラワーギフトが一番人気です。
ただし医療機関という性質上、お花の贈り物を断っているケースもあるため、事前にお祝い品の種類については確認しておきましょう。
今回は開院祝いにおすすめのプレゼントの種類や選び方、実際に贈る際のマナーについてくわしく解説します。
この記事を読んで、お相手に喜ばれるギフトを選びましょう！
病院・クリニックの開院祝いを贈る際の予算相場は、贈り先との関係性によって変わってきます。
贈り物の金額に迷ったら、以下を参考にしてみてください。
当店フラワースミスギフトでは、開院祝いの贈り物として、胡蝶蘭などの花ギフトをおすすめしています。
お花は贈り先の好みを選ばない定番の贈り物ですし、花色やラッピングの選び方によって病院・クリニックのイメージに合った雰囲気も演出できます。
ただし、医療現場では、生花の持ち込み自体を禁止しているケースもあるため、その場合は生花以外の選択肢を考えた方が良いでしょう。
ここからは開院祝いの贈り物として、「胡蝶蘭」「観葉植物」「プリザーブドフラワー」「花以外のギフト」の4つに分けて具体的に紹介していきます。
お花のギフトの中でも特に人気が高いのが「胡蝶蘭」です。
同じ胡蝶蘭でも、フォーマルなお祝いシーンでよく選ばれている「大輪胡蝶蘭」と、個人間のギフトとして人気の「ミディ胡蝶蘭」「ミニ胡蝶蘭」があります。
取引先や医療関係者など法人間での贈り物や、大きな病院への開院祝いなら、よりきちんと感のある大輪胡蝶蘭がおすすめ。本数としては「3本立ち以上」を選ぶのが基本です。
一方、比較的小規模なクリニックへの贈り物なら、大輪胡蝶蘭よりもコンパクトで飾る場所を選ばないミディ胡蝶蘭も人気です。
当店で最も人気が高いのが、定番の「白色・3本立ち」で、花数が30輪以上ついている大輪胡蝶蘭です。
清潔感のある白の花色は、どんな病院やクリニックでも馴染みやすく、喜ばれやすいでしょう。
当店で実際に開院祝いとして購入されたお客様からも、「贈り先の院長も非常に喜ばれました！お勧めです！」とお喜びの声をいただいています。
| 販売価格 | ￥16,200（税込） |
|---|---|
| 種類 | 大輪胡蝶蘭 |
| 本数 | 3本立ち |
| サイズ | 高さ：約80～95cm、横幅：約50cm |
「もう少し花数が多いものがいい」「他の人の贈り物から見劣りしたくない」とご希望の方には、同じ3本立ちでも42輪以上の胡蝶蘭をご提案することが多いです。
42輪以上の商品なら、開花前のつぼみがいくつかあっても質素な印象になりませんし、すべて開花したときにはさらに豪華な印象になります。
| 販売価格 | ￥26,800（税込） |
|---|---|
| 種類 | 大輪胡蝶蘭 |
| 本数 | 3本立ち |
| サイズ | 高さ：約80～95cm、横幅：約50cm |
規模の大きい医療法人や病院への開院祝いなら、5本立ちの胡蝶蘭を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
かなりの存在感がありますので、病院を訪れた人からも「立派な贈り物」であることがひと目でわかります。
同業者・医療関係者間で開院祝いを贈る際など、より格の高い贈り物をしたい場面でもよく選ばれている胡蝶蘭です。
| 販売価格 | ￥37,500（税込） |
|---|---|
| 種類 | 大輪胡蝶蘭 |
| 本数 | 5本立ち |
| サイズ | 高さ：約85～100cm、横幅：約65cm |
小規模なクリニックや個人間での贈り物なら、コンパクトなミディ胡蝶蘭も人気があります。
同じミディ胡蝶蘭でも、「鉢のサイズ」「本数（何本立ちか）」によって印象が異なります。おめでたい開院祝いのシーンなら、ミディ胡蝶蘭の中でも小さすぎない、6号サイズ前後・3本立ちの商品がおすすめ。
写真で紹介している商品は、縁起の良い紅白の花色が、クリニックの繁栄を祈るメッセージをこめるのにぴったりです。シンプルな白い鉢も院内に馴染みやすく、受付や診療室内に飾っても浮くことがありません。
| 販売価格 | ￥14,900（税込） |
|---|---|
| 種類 | ミディ胡蝶蘭 |
| 本数 | 3本立ち |
| サイズ | 高さ：約80cm、横幅：約40cm |
胡蝶蘭に次いで人気が高い観葉植物。「地域に根づく」意味を込めることができ、縁起の良い贈り物として開院祝いによく選ばれています。
開院祝いとして贈るなら、邪魔にならない程度の高さとボリュームがある「8号～10号サイズ（高さ80cm～200cmほど）の観葉植物を選ぶと、フォーマルなお祝い品として見劣りしません。
まるで手のひらを広げているかのような、特徴的な葉をもつパキラ。
「快活」「勝利」という花言葉があり、開院後の躍進を連想させてくれるギフトとして人気です。
さらに、風水では金運や商売繁盛を招くとも言われており、病院の入口や受付に飾ってもらうことで運気を高めることができます。
「すこやか」「永久の幸せ」の花言葉をもつフィカスは、患者さんをケアする場所である病院・クリニックへのお祝いとしてぴったりの贈り物です。
フィカスには多様な品種がありますが、特に人気が高いのは「ベンガレンシス」という品種。
白っぽい枝から清潔感が感じられることや、その丸い葉が「金運を上げてくれる」「人間関係を良くしてくれる」と、風水面でも縁起の良い観葉植物です。
病院やクリニックの中には、患者さんへの配慮から生花や鉢植えの贈り物を断っているケースもあります。
そういった場合には、プリザーブドフラワーを選択肢に入れてみましょう。
プリザーブドフラワーの中にも花束タイプやボックスタイプなど様々な種類がありますが、そのまま飾れるボックスタイプや、場所を取らない壁掛けタイプは特に人気があります。
院内に馴染む白や淡いブルー、淡いピンクを基調とした花色を選ぶと喜ばれやすいですよ。
上記のように、花以外の開院祝いを探している方もいらっしゃるかと思います。
「消え物」とも言われるお菓子の詰め合わせやコーヒーは、カジュアルな贈り物の定番ですよね。
病院・クリニックのスタッフみんなで楽しめるため、特に喜ばれるギフトの1つです。
実用面を重視するなら、加湿器や空気清浄機などの電化製品や、お相手が欲しいものを選んでもらえるカタログギフトも人気があります。
開院祝いを贈る際は、ラッピングにもこだわりたいですよね。
特に大輪胡蝶蘭の場合、選ぶラッピングの色やデザインによってもがらっとイメージが変わります。
当店で開院祝いの胡蝶蘭を購入される際に人気が高いのは、「レースブルー」「グリーン＆レースゴールド」の2つです。
どちらも落ち着いたカラーで、院内に飾っても派手な印象になりません。
ラッピングの素材もシンプルで、胡蝶蘭の花そのものを引き立ててくれます。
医療現場である病院やクリニックに開院祝いを贈る際は、贈り物のマナーに十分注意する必要があります。
贈り物を選ぶ際の注意点や、開院祝いを贈るタイミングについて解説します。
せっかく心をこめた贈り物を選んでも、相手の迷惑になったら意味がないですよね。
胡蝶蘭や観葉植物なら、香りや花粉がないためOKとしている病院やクリニックが多いですが、衛生面の観点から生花の持ち込みを一切禁止している場合もあります。
可能な限り事前に、「お祝いの品を贈ろうと思っているが、生花など避けてほしい贈りものはないか」確認をとっておきましょう。
特に問題がないのであれば、玄関や待合室などに飾るスペースはあるか、難しそうであれば受付などの小さいスペースであれば置けるかどうかも聞いておくと、花のサイズを選びやすくなります。
病院やクリニックには、治療を受けている患者さんが来院します。患者さんの体調や気分を害さないよう、贈る花の種類には注意しましょう。
また、開院後は患者さんの対応で忙しくなるので、お手入れが簡単な花の方が喜ばれます。
胡蝶蘭や観葉植物なら、簡単な水やり程度で長持ちするためぴったりですよ。
開院祝いの品は、オープン前日までに贈るようにしましょう。
当日は患者さんを迎える準備で忙しくなるので、お祝い品を受け取って飾る時間がない可能性があります。
また、胡蝶蘭などの花を贈る場合はあまりに早いタイミングで贈りすぎると、花が劣化してしまうため注意が必要です。
また、病院やクリニックでは、開院日より前に関係者を招いた内覧会を催すケースもあります。
内覧会の予定がある場合は、内覧会の前日に届くように手配しておきましょう。
いずれの場合も、贈り先に「◯月◯日にお祝いの品を贈る」旨を伝えておくのがベストです。
病院・クリニックの開院祝いに大輪胡蝶蘭や観葉植物を購入する際は、立札をつけるのがマナーです。
立て札は「誰から贈られた花か」をわかりやすく示す以外に、「どのような相手と取引や交流があるのか」といったクリニックの信頼性をアピールする役割もあります。
ミディ胡蝶蘭や比較的カジュアルなギフトを贈る際は、立札は必要ありません。代わりにぜひ、メッセージカードをつけて贈りましょう。
メッセージカードは必須ではありませんが、お祝いの言葉を添えて贈るとより喜ばれますよ。
立て札はある程度形式が決まっており、基本的には以下の項目さえ記載していれば問題はありません。
必ず記載したいのが「①祝 御開院」の文字と「②贈り主の名前」です。
贈り主名は個人の名前か会社名のどちらでもOKです。 もちろん両方記載しても構いませんし、個人名をそれぞれ並べて書き連名にすることも可能です。
「③贈り先のクリニック名または院長名」は特に書かなくても失礼にあたることはありません。
立て札と違い、メッセージカードには開院を祝う文言と贈り主の名前以外に特に決まった書き方はありません。
発展を祈る言葉や贈った花の花言葉など、お祝いの気持ちをこめたメッセージを書きましょう。
ただし、「忌み言葉」と呼ばれる表現は縁起が悪いとされているので避ける必要があります。
倒産や赤字、火事を思わせる「倒れる、潰れる、崩れる、壊れる、閉じる」などのほか、患者さんの病気の悪化を連想させる「病む、死ぬ、苦しむ、失う、散る、枯れる」といった言葉もクリニックの開院祝いの場合はふさわしくありません。
ほかにも「切れる、終わる、やめる」などネガティブな意味のある表現は使わないように気を付けましょう。
御開院おめでとうございます。
貴院のますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
(役職・部署名) 〇〇〇〇
このたびは御開院おめでとうございます。
これまで大変お世話になりましたこと、心より感謝いたします。
新しい場所でも、ますますご活躍されることをお祈りいたします。
〇〇〇〇
病院やクリニックへ贈る開院祝いに迷った際は、胡蝶蘭などの花ギフトをおすすめしています。
花には開院前でスタッフの人数や好み、内装の雰囲気などがわからない場合でも贈りやすいというメリットがあり、当店でもクリニックの開院祝いとして胡蝶蘭を購入される方が多くいらっしゃいます。
胡蝶蘭は花粉や香りがなく、お手入れが簡単であるのも、贈り先に喜ばれやすいポイントです。
当店では、企業間や医療関係者間での開院祝いに最適な「大輪胡蝶蘭」、ご家族や友人への開院祝いにぴったりの「ミディ胡蝶蘭」を販売しています。
ラッピングや立札の選び方に迷われた際は、当店スタッフからアドバイスさせていただくことも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
ご友人に気軽な気持ちで贈りたい場合は、1万円前後のミディ胡蝶蘭をおすすめしています。
お祝いならではの華やかさがありつつもコンパクトで、受付や診療室内のデスクに飾りやすいのが嬉しいポイント。
花色は、縁起の良いイメージのある赤リップが人気です。
メッセージカードを一緒に贈ると、お祝いの気持ちがしっかり伝わりますよ◎
法人から贈る場合、15,000円～30,000円が適正な相場です。
この価格帯であれば、大輪3本立ち胡蝶蘭など、信頼感のある見映えと品質が確保できます。
立て札には、ご自身の「会社名＋役職名＋氏名」を必ず入れておきましょう。
遅れても大丈夫です！
開院後1週間以内であれば、お祝いの気持ちは十分伝わります。
ただし、遅れる理由がある場合は一言メッセージに添えると、より丁寧な印象になります。
「少し遅くなりましたが、心よりお祝い申し上げます」などの一文があると好印象です。
患者さんから開院祝いを贈られるケースは多くありませんが、贈るのは全く変ではありません。むしろ喜んでもらえると思います＾＾
お祝いの品としては、ミディ・ミニ胡蝶蘭やプリザーブドフラワーなどのコンパクトな花ギフトや、お菓子のセットなどがおすすめです。
予算としては、お相手に気を遣わせない程度の金額（5000円未満）で選ぶと良いでしょう。
現金を贈っても全く問題ありません。開院時は何かと物入りなため、有難がられるケースも多いです！
現金を包む場合は、以下のマナーを押さえておきましょう。
