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【診療科別】クリニックの開院祝いにおすすめの花一覧!マナーやメッセージ文例も紹介

「取引先の医師が新しいクリニックを開いた」
「担当医が独立開業した」など、
クリニックの開院祝いを贈りたい場合には花がおすすめです。

花には開院前でスタッフの人数や好み、内装の雰囲気などがわからない場合でも贈りやすいというメリットがあり、当店でもクリニックの開院祝いとして胡蝶蘭を購入される方が多くいらっしゃいます。

ただし、医療機関という性質上、贈る前に確認した方が良い点や花の選び方などに注意も必要です。

この記事では、クリニックに花を贈るときのマナーや、診療科別におすすめの花などについて解説します。

目次
  1. クリニックの開院祝いに花を贈るときのマナー
  2. クリニックの開院祝いを贈るタイミング・渡し方
  3. クリニックの開院祝いに贈る花の相場は?
  4. 【診療科別】クリニックの開院祝いにおすすめの花
  5. 【例文あり】開院祝いの立て札・メッセージカードの書き方
  6. まとめ
  7. クリニックに開院祝いを贈るときのよくある質問

1クリニックの開院祝いに花を贈るときのマナー

クリニックに花を飾ることは、働くスタッフや来院する患者の癒しになる以外に、お祝い花が多く飾られていることで院長の人脈や信頼性をアピールできるというメリットがあります。

しかし、病院という場所の性質上、贈る際は事前に先方への確認や花の選び方に注意が必要です。

まずは花を贈っても良いか確認を!

医療現場では衛生面から生花の持ち込みを一切禁止している場合があります。
そのため、まずは開院祝いに花を贈っても良いかを先方に確認しておきましょう。

特に問題がないのであれば、玄関や待合室などに飾るスペースはあるか、難しそうであれば受付などの小さいスペースであれば置けるかどうかも聞いておくと、花のサイズを選びやすくなります。

贈る花の種類に配慮する

クリニックは基本的に体調の悪い方が来院する場所です。
アレルギーに注意が必要なほか、匂いで気分が悪くなる方もいるので香りや花粉がある花は避けるようにしましょう。

棘がある花や葉先が鋭利になっている観葉植物なども患者さんを傷付けてしまう危険があるので、選ぶときは注意してください。

また、開院後は患者さんの対応で忙しくなるので、お手入れが簡単な花の方が喜ばれます。
花瓶の水替えや洗浄が毎日必要な花束は、相手方に手間を掛けてしまうので避けた方が無難です。

スタンド花は設置・回収ともに業者が行いますが、見栄えを維持するために枯れた花を取り除く、散った花びらや葉を掃除しなければいけないというデメリットもあります。

赤い花や加工された花は避ける

「おめでたい色」というイメージの強い赤色ですが、火事や赤字を連想させるため開業祝いには贈らない方が良いとされています。

特に医療現場の場合、血や緊急時を思わせることから赤い色は好まれません。
花色以外にラッピングなどにも使用しないよう配慮しましょう。

ほかにもドライフラワーやプリザーブドフラワーなどの加工がされた花は、「命がない花」なので院内には飾らないという医療従事者もいます。

お手入れが簡単でオシャレなので贈りたくなりますが、飾る環境によってはカビが生えたり、湿気や薬品などの不快な臭いを発することがあるので、ドライフラワー・プリザーブドフラワーは衛生面でも避けた方が良いでしょう。

2クリニックの開院祝いを贈るタイミング・渡し方

開院祝いの花は、オープン前日までに贈るようにしましょう。
当日は患者さんを迎える準備で忙しくなるので、花を受け取って飾る時間がない可能性があります。

反対に開院日より早く贈ってしまうと、オープンして患者さんが来院するまで花が持たないということがあります。

関係者を招いた内覧会がある場合でも、内覧会に来たお客さんに見てもらえるよう前日中か当日の朝に届くよう手配しておきましょう。

持てるサイズのアレンジメントや花束であれば内覧会で手渡しする方法もありますが、持ち運び中に花が崩れてしまったり、ほかのお客さんの対応で花を飾ることに手が回らない場合もあります。

なので、できるだけ前日に郵送で届くようにしておくのがベストです。

もし、贈る相手と親しい間柄なのであれば都合の良いタイミングを聞いておき、花屋でその日時を指定して注文しておくのが良いでしょう。

3クリニックの開院祝いに贈る花の相場は?

開院祝いに贈る花の予算相場は、個人・法人どちらから贈るかや贈り先との関係性によって変わってきます。

個人から贈る場合:3,000~5,000円

患者から医師に贈る場合や、知人・友人・親族の医師に贈る場合は、相手が恐縮しない価格帯である3,000~5,000円が相場です。

気軽に贈ることができる小さめのアレンジメントや、狭いスペースでも飾れるミディ・ミニ胡蝶蘭などがおすすめです。

付き合いが深い相手に贈る場合:5,000~10,000円

とても懇意にしている医師や、仕事上の関係性が深い相手に贈る場合は5,000~10,000円の予算を見込んでおきましょう。

待合室に置きやすい観葉植物や、中規模以上のクリニックであればスタンド花も良いでしょう。

法人から贈る場合:10,000円~

製薬会社・医療機器メーカーなどから取引先の病院に贈るのであれば、10,000円以上の花を選びましょう。

大輪胡蝶蘭やスタンド花なら見栄えも良くフォーマル感もあり、クリニック自体が華やかに見えることから喜ばれます。

4【診療科別】クリニックの開院祝いにおすすめの花

クリニックへの開院祝いの花は、どの診療科目でも衛生面やアレルギー、患者さんの体調面に配慮して花粉や香りがない花を選ぶことが重要です。

その点を踏まえたうえで、種類や色、サイズなどから診療科ごとにおすすめの花を紹介します。

内科・小児科

風邪が流行する時期は特に忙しくなる内科や小児科には、お手入れが楽な花が喜ばれます。
水やりの回数が少なく花持ちが良い胡蝶蘭や観葉植物などがおすすめです。

小児科では小さなお子さんが鉢植えを触ってしまう場合もあるので、受付カウンター上に置けるミディ・ミニサイズの胡蝶蘭やミニアンスリウムなども良いでしょう。

耳鼻科・皮膚科

耳・鼻・喉の不調で来院する患者さんが多い耳鼻科は、特にアレルギーや香りに気を付ける必要があります。
また、皮膚科も肌の荒れや痒みなどの皮膚トラブルを持つ患者さんがおられるので、花粉がある花を贈ることは控えましょう。

内科・小児科と同様に、花粉が舞い散らず香りもない胡蝶蘭や観葉植物などが良いでしょう。

特に胡蝶蘭の鉢の中は植え込み材(樹皮を砕いたものや水苔)なので土がこぼれる心配がなく、衛生面でも安心して贈ることができます。

整形外科

整形外科には体を思うように動かしにくい患者さんのほか、車椅子などで来院される患者さんもおられます。
そのため、観葉植物など床に直置きするような鉢物は、患者さんがぶつかったりつまずいてしまう危険があります。

万が一、水がこぼれてしまうと患者さんが転倒する恐れもあるので、花瓶を使用する切り花を贈るのも避けましょう。

患者さんの通行を妨げないよう、受付カウンターに置けるような小さめのアレンジメントやミディ・ミニ胡蝶蘭、ミニ観葉植物などがおすすめです。
クリニックの規模によっては、スタッフルームなどに置いてもらうようにするのも良いでしょう。

精神科・心療内科

精神科・心療内科には、患者さんが落ち着いて過ごせるような色合いの花を贈りましょう。

観葉植物のほか、青や白・薄いピンクなどの花やグリーンを多めに使ったアレンジメントもおすすめです。

婦人科・産婦人科

女性が多い婦人科・産婦人科には華やかな花を贈りたくなりますが、香りに敏感な妊婦さんやデリケートな症状の患者さんも多く来院されます。

そのため、優しく清潔な印象のある花や、観葉植物などが良いでしょう。

香りのない品種のバラやカーネーションを使用したアレンジメントや、狭いスペースでもさりげなく飾れて派手になりすぎないミディ・ミニ胡蝶蘭もおすすめです。

歯科

「歯医者が苦手」という患者さんでも安心できるよう、リラックスさせる効果がある観葉植物や、清潔感のある白い花を使ったアレンジメントがおすすめです。

審美歯科の場合は大輪胡蝶蘭や大きめのアレンジメントなど、華やかさを意識した花を選んでも構いません。

美容クリニック

外見を重視する美容クリニックでは高級感や上品さを感じさせる花が良いですが、施術後などで体調が優れない方もおられます。

花の香りで不快にさせないよう、大輪胡蝶蘭や香りの少ない品種の花を使った大きめのアレンジメントなどが良いでしょう。

玄関スペースが広く、スタッフの人員に余裕があり掃除や手入れなどが負担でないクリニックであれば、スタンド花も華やかで喜ばれます。

5【例文あり】開院祝いの立て札・メッセージカードの書き方

クリニックの開院祝いに贈る花を購入する際、胡蝶蘭や観葉植物などの鉢物・スタンド花の場合は立て札を付けて贈ります。

立て札は「誰から贈られた花か」をわかりやすく示す以外に、「どのような相手と取引や交流があるのか」といったクリニックの信頼性をアピールする役割もあります。

また、アレンジメントの場合はぜひメッセージカードも一緒に贈りましょう。
メッセージカードは必須ではありませんが、お祝いの言葉を添えて贈るとより喜ばれますよ。

立て札の書き方

立て札はある程度形式が決まっており、基本的には以下の項目さえ記載していれば問題はありません。

①祝 御開院(御開業・御祝でも可)
②贈り主の名前または会社名
(③贈り先のクリニック名または院長名)

必ず記載したいのが「①祝 御開院」の文字と「②贈り主の名前」です。

贈り主名は個人の名前か会社名のどちらでもOKです。 もちろん両方記載しても構いませんし、個人名をそれぞれ並べて書き連名にすることも可能です。

「③贈り先のクリニック名または院長名」は特に書かなくても失礼にあたることはありません。

メッセージカードの書き方と例文

立て札と違い、メッセージカードには開院を祝う文言と贈り主の名前以外に特に決まった書き方はありません。

あとは発展を祈る言葉や贈った花の花言葉など、好きな内容で気持ちを伝えましょう。

できるだけシンプルな文章で簡潔にまとめたメッセージの方が、贈る相手に好まれます。

ただし、「忌み言葉」と呼ばれる表現は縁起が悪いとされているので避ける必要があります。

倒産や赤字、火事を思わせる「倒れる、潰れる、崩れる、壊れる、閉じる」などのほか、患者さんの病気の悪化を連想させる「病む、死ぬ、苦しむ、失う、散る、枯れる」といった言葉もクリニックの開院祝いの場合はふさわしくありません。

ほかにも「切れる、終わる、やめる」などネガティブな意味のある表現は使わないように気を付けましょう。

企業から贈る場合の例文

御開院おめでとうございます。
貴院のますますのご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願いいたします。
株式会社〇〇
(役職・部署名) 〇〇〇〇

個人から贈る場合の例文

このたびは御開院おめでとうございます。
これまで大変お世話になりましたこと、心より感謝いたします。
新しい場所でも、ますますご活躍されることをお祈りいたします。

〇〇〇〇

6まとめ

クリニックの開院祝いに花を贈りたい場合は、必ず事前に贈っても良いか、飾るスペースはどのくらい確保できるかなどを確認しましょう。

クリニックに飾る花はアレルギーや香りに配慮する必要があるため、花粉や香りの少ない胡蝶蘭や観葉植物、香りの少ない品種を使ったアレンジメントなどがおすすめです。

また、花瓶の用意や水替えが必要になる花束より、水やりの頻度が少なくお手入れが楽な点からも胡蝶蘭や観葉植物は喜ばれます。

ただし、患者さんが通行する場所に鉢物を置くのが危険な場合もあるので、花を選ぶ際は診療科目についても考慮しましょう。

受付カウンターなどに気軽に置けるミディ・ミニ胡蝶蘭やミニアンスリウムなどの小さな観葉植物も、選択肢に入れてみても良いですね。

7クリニックに開院祝いを贈るときのよくある質問

花以外にプレゼントを添えて贈るなら何が良い?

インテリアや雑貨は内装に合うかわからない場合もあるため、開院後にスタッフが楽しめるようなお菓子や飲み物などの消えものが良いでしょう。

多くの方が飲みやすいノンカフェインのお茶やジュースの詰め合わせなどがおすすめです。

お菓子であれば切り分けの要らない個包装のもの、常温保存ができるものだと相手に保管や食べるときの手間を掛けさせません。

小児科であれば、待合室に置く絵本やおもちゃなども喜ばれます。

患者の立場からクリニックに開院祝いを贈っても良い?

お世話になった医師が開院するときは、患者としてお祝いを贈りたい場合もあると思います。

しかし、医師やクリニックによっては患者さんからの贈り物を一切受け取らないという方針もあるので、念のために事前に確認しておくのが良いでしょう。

お祝いを辞退されている場合は、無理に贈らないのがマナーです。