まるでカンガルーの前足のようなユニークな花姿が可愛らしいカンガルーポー。
その名の通り、カンガルーポーの前足(paw)を連想させる細長い筒状の花で、全体に細かな産毛が生え、先端が6つに分かれているのが特徴です。
おしゃれで個性的な形状から、切り花やブーケ、ドライフラワーなどさまざまなシーンで広く利用されています。
この記事では、カンガルーポーの日持ちや選び方の基礎知識から、花もちをよくする水揚げ・お手入れ方法、おしゃれな飾り方までわかりやすく解説します。
まるでカンガルーの前足のようなユニークな花姿が可愛らしいカンガルーポー。
その名の通り、カンガルーポーの前足(paw)を連想させる細長い筒状の花で、全体に細かな産毛が生え、先端が6つに分かれているのが特徴です。
おしゃれで個性的な形状から、切り花やブーケ、ドライフラワーなどさまざまなシーンで広く利用されています。
この記事では、カンガルーポーの日持ちや選び方の基礎知識から、花もちをよくする水揚げ・お手入れ方法、おしゃれな飾り方までわかりやすく解説します。
カンガルーポーの切り花の日持ちは、1~2週間程度です。
適切なお手入れをすれば、さらに長持ちすることもあります。
全体的にカサカサとした質感で乾燥しても大きく見た目が変わらないため、ドライフラワーに加工すると長く楽しむことができます。
カンガルーポーの切り花を長く楽しむには、鮮度の高いものを選ぶことが重要です。
切り花の購入時は、以下のポイントを意識して選びましょう。
カンガルーポーは、穂状に花が連なっています。全体的に見て、咲いている花とつぼみの数のバランスが良いものを選びましょう。つぼみが多いと、これからの開花を長く楽しめます。
一方で、開花後の花が多く、しおれかけている場合は避けるようにしましょう。
カンガルーポーを長持ちさせるには、適切な水揚げ処理をして、水をしっかりと吸い上げさせることが大切です。
以下の手順で水揚げを行いましょう。
カンガルーポーの茎には、細かな葉がついている場合があります。余分な葉は、手を使って優しく取り除きましょう。
葉をつけたままにしておくと、葉の表面から水分の蒸散が進んでしまうため、必ず行ってくださいね
続いて、茎を斜めに切り、水を吸い上げやすい状態にします。
茎が細い場合は、清潔なはさみで斜めにカットしましょう。斜め45度くらいの角度でカットすると、水の吸収面積が増え、効果的に水揚げできますよ。
一方で、茎が太い場合は、斜めにカットした後に、十字に切り込みを入れて軽くほぐします。茎の繊維質をほぐすと、水の通り道が広がって吸収効率が上がります。
カンガルーポーは、他の花に比べるとやや水下がりしやすい傾向があるため、最初の水揚げが重要です。
花瓶やバケツの7~8程度まで水を溜め、茎を浸しましょう。1~2時間ほど置くことで、茎が十分に水を吸い上げます。
長時間にわたって水につけすぎると茎が傷む可能性があるため、注意してくださいね。
ここからは、カンガルーポーの切り花を長く楽しむためのプロのお手入れ方法をご紹介します。初心者でも取り組める方法ですので、ぜひ実践してくださいね。
水揚げ後、飾る際の水は少なめで管理しましょう。
水揚げ時は、7~8割ほどの深水で1~2時間つけますが、飾るときは3~5cm程度の少なめの水で十分です。
カンガルーポーの茎には柔らかく細かな産毛があり、多量の水に長時間つけると茎が傷んだり腐りやすくなるためです。少なめの水で管理すれば、雑菌の繁殖を抑えて茎を健康に保つことができますよ。
カンガルーポーの管理には、こまめな水替えも必要です。花瓶の水は、毎日、もしくは2日に1回程度のペースで清潔な水に交換しましょう。
特に、水に浸かった部分の茎は腐りやすく雑菌を繁殖させやすい状態です。茎の先の色が黒ずんだり、ぬめりが出ていたりする場合は1cm程度斜めに切り戻し、清潔な状態を保つことが大切です。
ほどよい湿度で、風通しの良い場所に飾ることも花もちを長くするポイントです。50~60%程度の湿度で、直射日光やエアコンの風は避けましょう。
また、暑さで茎が傷む可能性もあります。カンガルーポーを飾るのにベストな環境は、18~22℃くらいの涼しい場所です。夏場は高温多湿になりがちなので、ご注意くださいね。
カンガルーポーはユニークな形状と鮮やかな色をしているため、飾ることでインテリアを一気に華やかにします。ここからは、プロ直伝のおしゃれな飾り方をご紹介します。
カンガルーポーは単体でも高さとボリュームがあり、そのまま飾るだけで存在感があります。
20~30cm程度の高さのある花瓶に単体で飾れば、モダンでおしゃれなインテリアの主役になりますよ。
カンガルーポーの長さを生かして、少し短めにカットしたバラやガーベラと組み合わせると、高低差のあるおしゃれなアレンジになります。
例えば、赤いバラやガーベラなど深みのある花色を選んで、オレンジや黄色のカンガルーポーと一緒に飾ると、重厚感がアップします。
個性的なアレンジを楽しみたいなら、極楽鳥花とも呼ばれるストレチリアと合わせるのがおすすめです。迫力のあるユニークなアレンジで、エキゾチックな魅力を発揮しますよ。
ドラセナやユーカリなどのグリーンも合わせると、全体のバランスが整い、洗練された印象になります。
カンガルーポーは乾燥しても色やボリュームが変わりにくいため、ドライフラワーにするのに最適です。
以下の簡単な手順でドライフラワーにできるので、ぜひお試しください。
|
乾燥させている間は、風通しが良く、湿度が低め(50%以下)の場所に吊るすことが大切です。直射日光は色あせの原因になるため、避けましょう。また、乾燥中に花が落ちてこないように、茎の根元をしっかりと固定してくださいね。
カンガルーポーの日持ちは、1~2週間程度です。
水揚げをするときは、あらかじめ茎についた葉を優しく取り除きます。
茎が細い場合は45度の斜めにカットし、太い場合は斜めにカットしたうえで十字に切込みを入れ、水を吸い上げやすい状態にしましょう。花瓶やバケツの7~8程度の深さまで水を張り、1~2時間程度つけおきます。
花もちを良くするには、3~5cm程度の浅めの水で管理し、こまめに水替えをすることが大切です。
カンガルーポーのお手入れに悩んだときは、ぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
フラワースミスマーケットでは、定番のイエロー、オレンジから深みのあるレッドまで、さまざまなカンガルーポーを取り揃えています。新鮮な切り花を5本からお求めいただけますので、ぜひアレンジメントに取り入れてみてください。
カンガルーポーの切り花は、適切なお手入れをすれば1~2週間ほど日持ちします。
乾燥に強く花もちは良いのが特徴ですが、細かな産毛が生えているため雑菌の繁殖に注意が必要です。花瓶の水を清潔に保つには、毎日~2日に1回のペースで水替えをしましょう。茎の色が傷んでいたりぬめりがあったりする場合は、その部分を切り戻してくださいね。
カンガルーポーをドライフラワーに加工するには、次の手順で進めます。
高湿度な環境下では、カビが生える、雑菌が繁殖するなどのリスクが高まります。湿度が低く、風通しの良い暗い場所に飾ることが大切です。
新鮮なカンガルーポーの切り花を選ぶには以下のポイントをチェックしましょう。
当店、フラワースミスマーケットでは鮮度の良いカンガルーポーの切り花を取り扱っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。