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菊のおしゃれな生け方講座!仏壇以外でも楽しめる飾り方を紹介

古くから仏壇やお墓に供える花として親しまれてきた菊の花。
最近では、洋風で華やかな見た目の品種も多く出回るようになり、日常的にお部屋に飾る人も増えてきました。

ただ実際に飾るとなると、どうしても地味な印象になってしまって映えない...という方も多いかもしれません。
今回は菊の花をおしゃれに生けるポイントをご紹介します。
初心者でも簡単に飾れる方法を紹介しますので、参考にしてください。

【関連】菊の種類一覧!卸売り価格で販売中

目次
  1. 種類がたくさん!おしゃれな菊の選び方
  2. 【初心者向け】菊のおしゃれな生け方
  3. 他の花と組み合わせた菊の生け方アイディア
  4. 菊を生ける前の基本的なお手入れ
  5. まとめ

1種類がたくさん!おしゃれな菊の選び方

一口に菊といっても、以下のようにたくさんの種類があります。

  • 輪菊
  • スプレー菊(スプレーマム)
  • ピンポンマム
  • ディスバッドマム
    • 仏花に用いられる菊は輪菊が中心でしたが、最近では洋風のピンポンマムやディスバッドマムが用いられることも多くなってきました。
      洋風の菊は見た目が華やかで、ブーケにしたりお部屋に飾っても可愛く仕上がります。

      色も定番の白以外に、ピンクや黄色、黄緑やオレンジなど品種によってさまざま。
      好きな色のピンポンマムやディスバッドマムをメインにして、サブ花材としてスプレー菊やグリーン、小花を組み合わて飾るのもおすすめですよ。

      ピンポンマムの一例

ディスバッドマムの一例

スプレー菊の一例

2【初心者向け】菊のおしゃれな生け方

いろんなお花を使ったアレンジメントはハードルが高い...と感じる方も多いのではないでしょうか。
初心者さんなら、ご自宅にある花瓶や食器などを使って、できるだけシンプルに生けてみましょう。

簡単に、おしゃれに生けるポイントは以下の2つ。

POINT
  • 生ける本数は少なめにする
  • 同系色の菊を使う

ここからは、具体的な菊の生け方の例をご紹介します!

縦長の花瓶にシンプルに生ける

お花屋さんから買ったばかりの菊を生ける場合は、茎を長めに残した生け方がおすすめ。
花サイズの大きい菊や、明るい色味の菊なら、縦長の花瓶にざっくり生けるだけでもおしゃれな雰囲気になりますよ。

小さな花瓶やコップに一輪挿し

小さくな花瓶またはコップに、菊を一輪だけ生けてみてください。
アレンジの知識が必要なくとても簡単ですが、ちょっとしたインテリア感覚で飾れます。

また、一輪が枝分かれしているスプレー菊を使っても、小ぶりで可愛らしいイメージになります。

和の花瓶や食器に生ける

和風の食器や雑貨を使えば、菊が持つ和の雰囲気との相乗効果で、よりおしゃれな見た目になります。
お正月などのイベント時はもちろん、日常生活で和室に飾るのも良いですね。

水面に浮かべる

最後は、菊の花部分を切り取って、水面に浮かべるアレンジをしてみてください。

お花は生けているうちに茎が傷んでしまうので、水替えの度に茎をカットすることを推奨しています。
どんどん茎が短くなってきますので、花瓶に飾れる長さがなくなったら、花の部分をお皿などに浮かべてみましょう。

透明のお皿なら涼しげな雰囲気を、白いお皿なら清潔感のある雰囲気を楽しめますよ。

3他の花と組み合わせた菊の生け方アイディア

ワンランク上の生け方を楽しみたい!という方は、菊と一緒に小花やグリーン、実ものなども揃えてみてください。
他のお花と組み合わせる場合の菊の生け方例を紹介します。

雰囲気の近い実ものと合わせる

メインに選んだ菊と色や雰囲気が近い、実ものと組み合わせた生け方です。
実ものを組み合わせることで、少ない本数でも動きやボリューム感が出てくれます。

実もの一例

季節の花と組み合わせる

菊は通年出回るお花ですが、季節の花を組み合わせて生けることで、四季を楽しむことができます
例えば、以下のような組み合わせをしてみてください。

  • 【初夏】菊とアジサイを合わせた涼しげなアレンジ
  • 【秋口】菊とナデシコを合わせた温かみのあるアレンジ

色味は同系色やグラデーションにするとまとまりやすいですが、暖色系の菊と寒色系のアジサイなど、あえて反対色を合わせてもおしゃれになりますよ。

花材の一例

個性的な花と組み合わせる

「ケイトウ」や「ピンクッション」など、存在感のある個性的な花と組み合わせると、一気にモダンな雰囲気に仕上がります。
黄色・オレンジ・赤など明るい色の菊をメインに、全体的に存在感のある生け方をしてみてはいかがでしょうか。

リキュウソウ、アイビー、ルスカスなどの葉ものも一緒に生けると、爽やかさもプラスできます。

花材の一例

4菊を生ける前の基本的なお手入れ

菊を生ける前には、より長く楽しめるようお手入れ(水揚げ)をしておきましょう!
菊の基本的な水揚げ方法は、以下のとおりです。

  1. 不要な葉を取り除く
  2. 茎を水の中で折る、またはハサミで切る
  3. 花全体を新聞紙で包んで、80℃程度のお湯に茎の先をつける(30秒程度)
  4. 茎の半分以上がつかる深めの水に2~3時間つけておく

くわしい水揚げの方法については、以下の記事で紹介していますので、あわせて確認してみてください。

菊の切り花を長持ちさせるには?水揚げ・お手入れ方法を徹底解説!

5まとめ

今回は仏花以外でも楽しめる菊の種類や、簡単でおしゃれな生け方をご紹介しました。
花サイズが大きく色も豊富な「ピンポンマム」や「ディスバッドマム」を使えば、シンプルに少ない本数を花瓶に生けても可愛くまとまります。

より華やかに生けたい場合は、季節の花や実もの、グリーンを組み合わせてボリュームアップさせてみましょう
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