古くから仏壇やお墓に供える花として親しまれてきた菊の花。
最近では、洋風で華やかな見た目の品種も多く出回るようになり、日常的にお部屋に飾る人も増えてきました。
ただ実際に飾るとなると、どうしても地味な印象になってしまって映えない...という方も多いかもしれません。
今回は菊の花をおしゃれに生けるポイントをご紹介します。
初心者でも簡単に飾れる方法を紹介しますので、参考にしてください。
古くから仏壇やお墓に供える花として親しまれてきた菊の花。
最近では、洋風で華やかな見た目の品種も多く出回るようになり、日常的にお部屋に飾る人も増えてきました。
ただ実際に飾るとなると、どうしても地味な印象になってしまって映えない...という方も多いかもしれません。
今回は菊の花をおしゃれに生けるポイントをご紹介します。
初心者でも簡単に飾れる方法を紹介しますので、参考にしてください。
一口に菊といっても、以下のようにたくさんの種類があります。
仏花に用いられる菊は輪菊が中心でしたが、最近では洋風のピンポンマムやディスバッドマムが用いられることも多くなってきました。
洋風の菊は見た目が華やかで、ブーケにしたりお部屋に飾っても可愛く仕上がります。
色も定番の白以外に、ピンクや黄色、黄緑やオレンジなど品種によってさまざま。
好きな色のピンポンマムやディスバッドマムをメインにして、サブ花材としてスプレー菊やグリーン、小花を組み合わて飾るのもおすすめですよ。
いろんなお花を使ったアレンジメントはハードルが高い...と感じる方も多いのではないでしょうか。
初心者さんなら、ご自宅にある花瓶や食器などを使って、できるだけシンプルに生けてみましょう。
簡単に、おしゃれに生けるポイントは以下の2つ。
ここからは、具体的な菊の生け方の例をご紹介します!
お花屋さんから買ったばかりの菊を生ける場合は、茎を長めに残した生け方がおすすめ。
花サイズの大きい菊や、明るい色味の菊なら、縦長の花瓶にざっくり生けるだけでもおしゃれな雰囲気になりますよ。
小さくな花瓶またはコップに、菊を一輪だけ生けてみてください。
アレンジの知識が必要なくとても簡単ですが、ちょっとしたインテリア感覚で飾れます。
また、一輪が枝分かれしているスプレー菊を使っても、小ぶりで可愛らしいイメージになります。
和風の食器や雑貨を使えば、菊が持つ和の雰囲気との相乗効果で、よりおしゃれな見た目になります。
お正月などのイベント時はもちろん、日常生活で和室に飾るのも良いですね。
最後は、菊の花部分を切り取って、水面に浮かべるアレンジをしてみてください。
お花は生けているうちに茎が傷んでしまうので、水替えの度に茎をカットすることを推奨しています。
どんどん茎が短くなってきますので、花瓶に飾れる長さがなくなったら、花の部分をお皿などに浮かべてみましょう。
透明のお皿なら涼しげな雰囲気を、白いお皿なら清潔感のある雰囲気を楽しめますよ。
ワンランク上の生け方を楽しみたい!という方は、菊と一緒に小花やグリーン、実ものなども揃えてみてください。
他のお花と組み合わせる場合の菊の生け方例を紹介します。
メインに選んだ菊と色や雰囲気が近い、実ものと組み合わせた生け方です。
実ものを組み合わせることで、少ない本数でも動きやボリューム感が出てくれます。
菊は通年出回るお花ですが、季節の花を組み合わせて生けることで、四季を楽しむことができます
例えば、以下のような組み合わせをしてみてください。
色味は同系色やグラデーションにするとまとまりやすいですが、暖色系の菊と寒色系のアジサイなど、あえて反対色を合わせてもおしゃれになりますよ。
「ケイトウ」や「ピンクッション」など、存在感のある個性的な花と組み合わせると、一気にモダンな雰囲気に仕上がります。
黄色・オレンジ・赤など明るい色の菊をメインに、全体的に存在感のある生け方をしてみてはいかがでしょうか。
リキュウソウ、アイビー、ルスカスなどの葉ものも一緒に生けると、爽やかさもプラスできます。
菊を生ける前には、より長く楽しめるようお手入れ(水揚げ)をしておきましょう!
菊の基本的な水揚げ方法は、以下のとおりです。
くわしい水揚げの方法については、以下の記事で紹介していますので、あわせて確認してみてください。
今回は仏花以外でも楽しめる菊の種類や、簡単でおしゃれな生け方をご紹介しました。
花サイズが大きく色も豊富な「ピンポンマム」や「ディスバッドマム」を使えば、シンプルに少ない本数を花瓶に生けても可愛くまとまります。
より華やかに生けたい場合は、季節の花や実もの、グリーンを組み合わせてボリュームアップさせてみましょう
花の卸売り通販ショップ「フラワースミスマーケット」では、季節のおすすめ花材や葉もの、実ものなどカテゴリ別に多数販売しています。菊と合わせる花をお探しの方はチェックしてみてください。