8品物選び、お礼状についてのよくある質問
法人宛と個人宛で、お返しの品物選びのポイントは変わりますか?それぞれどのようなものが喜ばれますか?
法人宛と個人宛では品物選びのポイントが異なります。
法人宛へのお返しであれば、複数人で分けられるものや日持ちするもの、会社の雰囲気や業種にあわせたオフィス用品(実用品)などが喜ばれます。
個人宛の場合は、相手の趣味に関するギフトや高級食材、カタログギフトや実用的な生活雑貨などが適しています。
法人宛、個人宛で具体的におすすめのお返しを以下の表にまとめました。
法人宛 |
紅茶やコーヒー、お菓子の詰め合わせ、ボールペンなどのオフィス用品 |
個人宛 |
人気店のお菓子、グルメ・観劇などのチケット、品質の良いタオルや入浴剤、カタログギフト |
お返しに商品券やギフトカードを贈るのは失礼にあたりますか?
商品券やギフトカードは、相手によって失礼と思われてしまうおそれがあります。
目上の方や取引先へのお返し、フォーマルシーンでのお返しであれば避けた方が無難です。
昨今は商品券やギフトカードの方が実用的と喜ばれることが多いため、友人や家族へのお返しであれば失礼とされることは少ないですよ。
お返しに「これはNG」という品物はありますか?縁起が悪いものなど、具体的に教えてください。
お返しとして避けた方がいい品物は、値段が明記されている品物(現金・商品券)や悪い意味のある物(靴下・履物・マット類)などがあげられます。
他にも、花瓶や陶器などの割れ物、縁を切るという意味の刃物なども避けましょう。
頂いた胡蝶蘭が複数の方からの連名だった場合、お返しはどのようにすれば良いですか?
胡蝶蘭を連名でいただいた際は、以下のいずれかの方法でお返しを行います。
- 部署、グループ宛にまとめてお返しを贈る
- 全員に個別にお返しを贈る
会社や部署、町内会などのグループの連名であれば、個包装のお菓子や飲み物などの分けやすいものを贈れば問題ありません。
友人たちの連名などであれば全員に対してお返しを行います。
基本的には全員同じ品物を手配しますが、全員の好みが異なるのであればカタログギフトがおすすめです。
お礼状は手書きの方が良いのでしょうか?パソコンで作成しても失礼にはあたりませんか?
手書きのお礼状は丁寧という印象を与えますが、パソコンで作成したお礼状でも基本的には問題ありません。
しかし、目上の方や親族によっては手書きの方が喜ばれることがあります。
パソコンでお礼状やハガキを作る場合でも、一言手書きのメッセージを添えるといいですよ。
のし紙の書き方や水引の種類がよく分かりません。基本的なマナーを教えてください。
熨斗をつける場合は紅白の蝶結びを選び、「御礼」または「内祝」の頭文字とご自分の名前を記載しましょう。
ビジネスシーンや目上の方に返礼品を贈るのであれば熨斗(のし)をつけるのがマナーです。
お友達や親族であれば、メッセージカードで代用しても問題ありません。