お葬式で大輪胡蝶蘭を贈る際は、お供えにふさわしい紙の立札をつけるのが一般的です。
頭文字には、黒色で「供」「御供」「哀悼」などの文言を入れましょう。
さらに、下部に、贈り主となる個人名や企業名、団体名を記載します。複数人で贈る場合は、連名で記載しても構いません。
また、慶事では、贈り先の名を入れることもありますが、お葬式では、故人やご遺族名などは基本的に記載しません。
当店のお供え用の胡蝶蘭には、花下につける紙札(縦・横)を2種類ご用意しております。ご注文時に立札の種類や文言をご指定いただけますので、ぜひご利用ください。
メッセージの書き方
胡蝶蘭には、立札と合わせて、または立札の代わりにメッセージカードを添えることも可能です。
一般的に、悲しみやお悔やみの言葉、故人への感謝を記載しますが、「死」や「別れ」など直接的な言葉や「重ねる」「繰り返す」などの忌み言葉は書かないことがマナーです。
文字数が多いと文字サイズが小さくなってしまうため、次の構成で簡潔に書きましょう。
- 挨拶文 お悔やみの言葉や故人への敬意
- 贈り主名 個人名、企業名、団体名など
以下は、胡蝶蘭にメッセージを添える際の例文です。
このたびのご逝去を悼み、 謹んでお悔やみ申しあげます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
〇〇 〇〇(贈り主名)
〇〇様のご逝去の報に接し、衷心よりお悔やみ申し上げます。
生前のご活躍をお偲びし、心からのご冥福をお祈り申し上げます。
〇〇 〇〇(贈り主名)
ラッピングの選び方
お葬式をはじめとするお供えの胡蝶蘭には、落ち着いた色のラッピングを選ぶのがマナーです。特にお葬式では、白色や紫色の包装紙が好まれています。
また、シンプルなデザインのリボンを一つ用いるのが定番です。当店では、お供え用の紫色のラッピングに、白色と黒色、2種類のレースリボンをお選びいただけます。