6芍薬を飾るときに気になることを解決!
花瓶に生けると花が下を向いてしまうのをどうにかしたい
芍薬が下を向いてしまうときは、花が重いことや元気がなくなってきたことなどが原因として考えられます。
茎の切り戻しや水替えなどをして新鮮な切り口から水を吸わせてあげるのが解決策ですが、その際に茎を短めにカットして花瓶の淵で花を支えられるように飾ってみましょう。
せっかく芍薬を買ったのに1日から2日ぐらいで散ってしまった...
芍薬は気温が高いと一気に咲き進み、咲ききるとすぐに散り始めます。
少しでも長く楽しみたい場合は、直射日光を避け、風通しの良い涼しい場所に飾ってゆっくり開花させましょう。
ただし、エアコンの風が直接当たる場所はNGです。
芍薬のつぼみが全然咲かないのはなぜ?
蜜が付いているとつぼみが固まってしまい咲かない原因になるので、つぼみに付いているベタつきはふき取りましょう。
つぼみが固く閉じている場合は指でやさしくもみほぐしてください。
通常3~5日ほどで咲き始めますが、それでもつぼみが閉じている場合は湯揚げをするのも効果的です。
芍薬のつぼみを咲かせる方法・手順は「芍薬が咲かない!?蕾を咲かせる方法を徹底解説」で詳しく解説しています。
芍薬を部屋に飾りたいけど香りは結構強い?
芍薬にはバラのような甘く爽やかな香りがあり、香水や化粧品などにもよく利用されています。
ほとんどの芍薬はふんわり香る程度ではありますが、品種によってはしっかり香るものもあります。
家族などに香りに敏感な方がいる場合は、飾る場所を考えるか香りが少ないほかの花を選ぶのが良いでしょう。
買った芍薬がどの咲き方に当てはまるのかわからない
芍薬の咲き方は、一般的に以下のように分類されます。
- 一重咲き:花びらが少なくおしべの形が残っている
- 半八重咲き:一重咲きより花びらは多く、おしべが残っている
- 金しべ咲き:一重咲きよりおしべが少し太くて黄色くなっている
- 翁咲き:花びらの数は少ないが、おしべが花びらに似た形になっていて上に向かって飛び出ている
- 冠咲き:翁咲きよりおしべが花びら化していて丸く盛り上がった形になっている
- 手まり咲き:おしべと花びらの区別が付きにくく、花のボリュームも多きめ
- 八重咲き:花びらの枚数が多く何重にも重なっていて、おしべがほぼない
基本的には花びらが1~2周ほどで少ないか何重にも重なっているか、おしべと花びらが判別できるかどうかがポイントです。