買い物かご
99
人気ワード
新規会員登録
入荷花材 初回限定送料無料キャンペーン

芍薬が咲かない?蕾を咲かせる方法を徹底解説

芍薬が咲かない!?元気に咲かせるための水揚げ・お手入れ方法

他の花にはないボリューム感や華やかさが魅力の芍薬。当店フラワースミスマーケットでも、4月中旬から6月頃にかけて大人気のお花です。
開花すると手のひらほどの大きなサイズ感になる芍薬ですが、一方で「蕾のまま咲かずに終わってしまった」というお客様の声を頂くことも少なくありません。

実際に芍薬は、切り花の中でも開花調整が難しい花ですので、綺麗に咲かせるにはちょっとしたコツが必要です。
そこで今回は、切り花の芍薬を咲かせるための水揚げ・お手入れをご紹介していきます。
咲きやすい芍薬の見分け方も解説しますので、芍薬をなかなか咲かせられず困っている方はぜひ参考にしてください。

  • まず蕾の状態を確認する
    芍薬が咲かない原因の多くは、蕾が固すぎることです。購入前に「ふっくらとほころびかけている蕾」を選ぶのが、咲かせるための第一歩。緑が多く固く閉じた蕾は、どれだけ手入れをしても咲かないことがあります。
  • 正しい水揚げ手順を守る
    「葉を取り除く→蜜の除去→蕾の揉みほぐし→水切り→深水につける」の順で水揚げをしましょう。蕾に蜜が残ったまま放置すると固まって開花しなくなるため、特に要注意です。
  • 蕾が固い場合は「湯揚げ」が効果的
    水揚げだけで咲かない場合は、80℃以上のお湯に切り口をつける「湯揚げ」を試してみてください。茎内の空気を押し出すことで、水の吸い上げを促進し、開花を後押しできます。

1芍薬が咲かない原因は?

芍薬がなかなか咲かない場合、よくある原因としては以下の2つがあります。

  • 蕾の固い芍薬を購入してしまった
  • 芍薬に適した水揚げやお手入れができていない

芍薬の咲きやすさは、購入時点での蕾の固さによって変わってきます。
蕾が固く閉じた芍薬だと、普通に水換えしたり茎をカットしたりするだけでは咲かないことも。
できるだけ咲かせやすくするためには、この記事で紹介するプラスαのお手入れが必要になってきます!

2芍薬を咲かせるための基本的な水揚げ方法

芍薬の購入後は、以下の手順で水揚げを行いましょう。

  1. 不要な葉を取り除く
  2. 蕾についた蜜を落とす
  3. 蕾を指で揉みほぐす
  4. 水切りをする
  5. 深めの水につけておく
動画で解説!
芍薬の基本的な水揚げ方法

不要な葉を取り除く

不要な葉を取り除く

芍薬の上の方についている葉を2~3枚残し、不要な葉はすべて取り除いておきましょう。

葉が多いと、葉から水分が蒸散することでお花の水分が足りなくなり、開花を妨げる要因となってしまいます。

また、活けた水に葉がつかると、殺菌が繁殖しやすくなります。
できるだけ清潔な水で管理した方が良いため、葉が水につからないよう取り除いておくのがおすすめです。

蕾についた蜜を落とす

蕾についた蜜を落とす

芍薬の蕾に蜜がついてベタベタしている場合は、濡らした布やティッシュで優しく拭き取るか、ぬるま湯に浸して洗い落としましょう。

蜜がついたまま放置すると、蕾のまま固まってしまい、開花しなくなる恐れがあります。

蕾を指で揉みほぐす

蕾を指で揉みほぐす

蜜を拭き取ったあとは、蕾を指で揉みほぐします。
外側の花びらとガクを押し開くイメージで揉むことで、固い蕾でも花が開きやすくなります。
ただし既にほころんでいる蕾の場合は、花びらを傷つけてしまう原因になります。あくまで蕾が固い場合に試してみてください。

水切りをする

水切りをする

芍薬の茎の先端を数センチ、斜めにカットしましょう。切り口が斜めになるようにカットすることで、断面積が広がり、水を吸い上げやすくなります。
水の中で茎をカットすると、水圧でより水が上がりやすくなりますよ。

また、茎が潰れたり雑菌が繁殖したりするのを防ぐため、清潔でよく切れる花はさみを使うようにしましょう。

おすすめの花はさみはこちら

深めの水につけておく

深めの水につけておく

水切りをしたら、すぐに深めの水を入れた花瓶などに移します。
水の深さは、茎の3分の2がつかる程度がベストです。

深い水に活けることで、よく水を吸い、花が咲きやすくなります。

3芍薬の開花を早めたいなら「湯揚げ」が効果的

芍薬の蕾があまりにも固い場合は、できるだけ早く咲かせたい場合は、熱湯に切り口をつける「湯揚げ」という方法がおすすめです。
湯揚げとは、熱湯に切り口をつける水揚げ方法のこと。
お湯につけることで茎の中の空気が押し出され、水を吸い上げやすくなります。

湯揚げの手順は以下のとおりです。開花促進はもちろん、お花に元気がない時にも効果的な方法ですので、試してみてください。

  1. 新聞紙で花を巻き、茎をカットする
  2. 80℃以上のお湯に茎の切り口をつける
  3. 深めの水に1時間以上つけておく
開花を早める
芍薬の切り花の湯揚げ方法

新聞紙で花を巻き、茎をカットする

新聞紙で花を巻き、茎をカットする

お湯の蒸気で花や葉が変色してしまうのを防ぐために、あらかじめ葉と花の部分を新聞紙などで巻いておきましょう。
茎の下部分はあとでお湯につけるため、出しておきます。

茎の先端部分は、はさみやナイフで斜めにカットしてください。

80℃以上のお湯に茎の切り口をつける

80℃以上のお湯に茎の切り口をつける

カットした茎の切り口を、80℃以上のお湯につけます。
切り口から小さな泡がポコポコ出ていれば、茎の中からしっかり空気を押し出せていることがわかります。
泡があまり出ない場合もありますが、30秒程度つけたらお湯から出しましょう。

深めの水に1時間以上つけておく

深めの水に1時間以上つけておく

お湯から出した後は、すぐに深めの水に芍薬を移します。
茎の3分の2程度がつかる水につけて、1時間以上じっくりと水揚げしましょう。

また、お湯につけた茎の先端は変色しやすいため、切り戻しておくのがおすすめです。

4綺麗な芍薬を楽しむためのお手入れ方法

芍薬を綺麗に咲かせるためには、最初の水揚げだけでなく、毎日のお手入れが大切です。
お手入れで気をつけたいポイントは以下の2つ。

  • 毎日水換え・水切りをする
  • 直射日光が当たるのを避ける

毎日水換え・水切りをする

水が汚れたまま放置すると花が弱りやすくなりますので、できれば毎日水換えを行いましょう。

水換えの際は、茎を斜めに切り戻すのがおすすめ。
茎の断面が新しくなり、水を吸い上げやすくなります。

直射日光が当たるのを避ける

芍薬を早く咲かせたい場合は、暖かい場所に置くのがベストです。
ただし直射日光が当たると花が弱ってしまいますので、窓際に置くのは避けましょう。

開花した後は花もちを良くするために、風通しが良く涼しい場所に置くことをおすすめします。

5咲きやすい芍薬を選ぶポイント

芍薬の花が咲かずに終わってしまった経験がある場合、次はきちんと咲く芍薬を選びたいですよね。
花屋さんで芍薬を購入する際は、以下2点のポイントを確認してみましょう。

  • 蕾がふっくらしている芍薬を選ぶ
  • 葉にハリがあるものを選ぶ
動画で解説
咲きやすい芍薬の特徴

蕾がふっくらしている芍薬を選ぶ

蕾がふっくらしている=咲きやすい、蕾が固く閉じている=咲きづらい

蕾がほころんでふっくらしている芍薬であれば、比較的早く咲いてくれます。
反対に、蕾が小さくて固く、緑が多いものは、しっかりと水揚げしても咲かない可能性があるため、避けたほうが良いでしょう。

また、花がほぼ開いているものを選ぶと、すぐに満開になって終わってしまいます。
芍薬は蕾から満開になるまでの経過を鑑賞するのも醍醐味の1つですので、つぼみから花びらが数枚浮いてきている程度のものを選んでみてください。

葉にハリがあるものを選ぶ

葉にハリがある状態とない状態

葉にしっかりとハリがあり、色や質感がツヤツヤしているものであれば、新鮮で元気な芍薬だといえます。
逆に葉がうなだれていたり、しなしなになっている場合は、元気がなくなっている状態です。

まだ蕾の状態なら、水揚げで元気になる場合が多いですが、できれば葉が元気な状態の芍薬を選ぶと良いでしょう。

品質にこだわって芍薬を選ぶなら

品質の良い芍薬を購入したいなら、芍薬の生産に長けた産地の花を選ぶのも1つの方法です。
当店フラワースミスマーケットでは、長野県を中心に、全国有数の芍薬産地から出荷された芍薬を取り扱っています。

切り花にしても咲きやすい芍薬が育つよう、こだわりを持って生産された芍薬を販売していますので、ぜひチェックしてみてください。

6まとめ

芍薬が咲かない原因としては、最適な水揚げやお手入れができていない場合や、蕾が固すぎることが挙げられます。
購入した芍薬を咲かせるためには、まず以下の手順で水揚げを行いましょう。

  1. 不要な葉を取り除く
  2. 蕾についた蜜を落とす
  3. 蕾を指で揉みほぐす
  4. 水切りをする
  5. 深めの水につけておく

特に蕾が固い場合や、とにかく早く花を咲かせたい場合は、熱湯に茎の切り口をつける「湯揚げ」もおすすめ
毎日の水換え・水切りや、直射日光に当たらない涼しい環境で管理することも、綺麗な芍薬を咲かせるポイントです。

今回ご紹介したコツを実践しつつ、芍薬のシーズンをお楽しみください。

芍薬のお手入れに関してお客様からよくある質問

  • 蕾が緑で固めのものを花屋で買ってしまいました。もう咲かないでしょうか?

    固い蕾でも、正しい水揚げをすれば咲く可能性は十分あります!

    茎を斜めに水切りした後、茎の3分の2が浸かる深めの水につけておきましょう。蕾を手で揉みほぐすのも効果的です。
    それでも変化がない場合は、熱湯に茎の切り口を数十秒つける「湯揚げ」もお試しください。
    固い蕾は開花まで3日以上かかることもありますが、水替えを続けながら焦らず様子を見てみてください。

  • 購入してから数日、蕾の蜜をそのままにしていました。今からでも対処できますか?

    今からでも対処できます!
    ぬるま湯で蜜を丁寧に洗い流し、改めて蕾を揉みほぐして水切りをやり直しましょう。
    蜜で固まりかけている場合でも、優しくふやかすように洗うことで開花できる状態に戻せることがあります。

    ただし、蕾の内側まで傷んでしまっている場合は、残念ながら開花が難しいこともあります。

  • 結婚式の前日夕方に芍薬が届く予定です。式当日の朝までに咲かせることはできますか?

    前日夕方から翌朝までに咲くかどうかは、蕾の状態次第です。
    ふっくらとほころびかけた蕾であれば、湯揚げ後に20~25℃の暖かい部屋に置くことで、当日朝までに開いている可能性があります。

    ただし確実性は高くないため、可能であればある程度開きかけたものを複数本ご用意いただくか、数日前から少しずつ開花調整しておくことをおすすめします。

  • 湯揚げをしたら花びらが一部茶色く変色してしまいました。失敗でしょうか?

    お湯の蒸気が花や葉に直接当たると変色してしまうことがあります。

    湯揚げの際は、花と葉を新聞紙などでしっかり包んでから行うのがポイントです。
    変色が軽微であれば開花に支障はありませんので、そのまま様子を見てみてください。次回は、蒸気が当たらないよう巻き方を工夫してみてくださいね。

  • 芍薬の葉を誤ってすべて取り除いてしまいました。このまま水揚げしても大丈夫でしょうか?

    上部の葉を2~3枚残すのが見た目の美しさとしては理想ですが、葉がない状態でも開花に支障はありません。

    むしろ葉が多すぎると水分が蒸散しやすくなるため、取り除くことで花が咲きやすくなるでしょう。
    水切りや湯揚げをして、開花までの過程を楽しんでくださいね。

  • 冷房が強めの部屋に飾っているのですが、蕾が全く開きません。環境が原因でしょうか?

    芍薬は涼しい環境だと開花が遅れる傾向があります。

    早く咲かせたい場合は、冷房の風が直接当たらない、20~25℃程度のやや暖かい場所に移してみましょう。
    ある程度咲いてきたら、花持ちをよくするために涼しい場所へ移すのがベストです。
    咲く前と咲いた後で置き場所を使い分けてみてくださいね。

  • 花瓶の水に生けてから5日経ちますが、蕾に全く変化がありません。もう開花はあきらめた方が良いでしょうか?

    5日経って変化がない場合は、一度湯揚げを試してみることをおすすめします。
    また、茎の切り口が古くなっていると水を吸い上げにくくなるため、改めて斜めにカットし直して深い水につけ直してみましょう。

    それでも蕾が固いままで、数日経ってしぼんだような見た目になった場合は、残念ながらもう開花が難しいかもしれません。

  • ブライダルの仕事をしており、まとめて10本以上の芍薬を水揚げすることがあります。本数が多い場合のコツはありますか?

    本数が多い場合でも、基本の手順を1本1本丁寧に行うことが大切です。
    特に蜜の拭き取りや蕾の揉みほぐしは、本数が多くなると雑になりがちですが、ここを丁寧にやるかどうかで開花のしやすさが変わってきます。

    茎をカットしたら空気に触れる時間を最小限にしてすぐ水につけるようにしましょう。
    水揚げ後は広めの容器に入れ、花同士がぶつかって傷まないよう余裕を持って管理してみてください。