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シンビジウムの切り花を長持ちさせるには?日持ちの目安と正しい水揚げ方法

シンビジウムの切り花を日持ちさせる!

シンビジウムは、肉厚な花びらとやさしい色合いが特徴的で、ギフトや会場装花にも人気の洋ランです。
切り花としての日持ちは2~4週間程度ですが、購入時の状態や置き場所、日々のお手入れによって大きく変わります。

この記事では、シンビジウムの切り花の日持ちの目安から、長持ちしやすい切り花の選び方、正しい水揚げ、しおれるのを防ぐお手入れの方法まで詳しく解説します。

  • 日持ちの目安は2~4週間程度
    シンビジウムは洋ランの中でも肉厚でしっかりした花びらを持っているため、切り花としても比較的長く楽しめます。
  • 長持ちさせるには選び方も重要
    花びらにハリ・ツヤがあり、茎に折れている、つぶれているなど大きな痛みがない切り花を選ぶと長持ちしやすいです。
  • 水揚げは「ぬるま湯」を使う
    シンビジウムは冷たい水を吸水しにくい性質があります。新聞紙で包み、茎を斜めにカットした後、ぬるま湯につけてしっかり水を上げましょう。

1シンビジウムの切り花の日持ちはどれくらい?

シンビジウムの切り花の日持ちはどれくらい?

シンビジウムの切り花は、正しく管理すれば2~4週間程度、日持ちします。
ランの仲間の中でも花びらが肉厚でしっかりしており、切り花としても比較的長く楽しみやすいのが特徴です。

ただし、これはあくまで目安であり、購入した時点での花の鮮度、室内の温度や湿度といった環境、そして日々のお手入れ方法によって、実際の日持ち期間は前後します。

すぐにしおれる原因は?

シンビジウムが早くしおれてしまう場合、以下のような原因が考えられます。


  • 購入時点ですでに花が開ききっている
  • 室温が高すぎる・低すぎる
  • 水の管理が行き届いていない

シンビジウムを少しでも長く楽しむためには、選び方や購入後の水揚げが重要といえるでしょう。

2長持ちしやすいシンビジウムの選び方

シンビジウムの切り花は、購入時に鮮度や傷みを見極めることが大切です。特に重要なのが、花と茎の状態をチェックすることです。

花びらにハリがあり、傷みが少ないものを選ぶ

花びらにハリがあり、傷みが少ないものを選ぶ

花びらにハリがあり、表面にツヤが感じられるものは、鮮度が高い証拠です。

反対に、花びらがぐったりとしている、縁や先端が茶色く乾燥している、目立つ変色・傷があるものは、状態が悪いため避けましょう。

すでに傷みが進んでいる花は、持ち帰ってからの日持ちも短くなりがちです。

茎に大きな傷みがないか確認する

茎に大きな傷みがないか確認する

花の状態が良くても、茎が傷んでいると、日持ちは悪くなります。

途中で折れている、つぶれている、大きな傷が入っているものは水の吸い上げが悪いため避けましょう。
また、茎に黒ずみやぬめりが目立つものは、雑菌が繁殖しているサインです。見た目だけでなく、手で軽く触れて確認すると、より確実です。

特にギフトとして選ぶ場合は、見た目の華やかさだけでなく、鮮度のポイントも意識すると、贈った相手により長くシンビジウムを楽しんでもらえます。

3シンビジウムの切り花を長持ちさせる水揚げ方法

シンビジウムの切り花を長持ちさせるには、購入後、すぐに「水揚げ」を行い、水を吸い上げやすい状態にすることが大切です。
シンビジウムは冷たい水だと吸水しにくい性質があるため、次の手順で丁寧に行いましょう。

  1. 花全体を新聞紙で包む
  2. 茎先を斜めにカットする
  3. ぬるま湯に浸ける

水揚げの方法は、こちらの動画でも詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

プロが実践!
シンビジウムの水揚げ

花全体を新聞紙で包む

花全体を新聞紙で包む

水揚げをする際は、乾燥を防ぐために花全体を新聞紙でやさしく包みましょう。
花や葉を新聞紙で保護することで、水分の蒸発を抑えながら、茎からしっかり吸水させられます。
軽く湿らせた新聞紙を使うと、乾燥防止の効果がさらに高まります。

なお、シンビジウムの花の中心部分には「花粉キャップ」と呼ばれる小さなかたまりがあります。花粉キャップが取れると花持ちが悪くなるため、取れないように丁寧に作業をしてください。

茎先を斜めにカットする

茎先を斜めにカットする

続いて、清潔なハサミやナイフを使って、茎の先端を斜めにカットします。
まっすぐ切るよりも断面積が広がるため、水を吸い上げる力がアップします。

ポイントは、切れ味の良い刃物を使い、茎の繊維をつぶさないように一気に切ることです。ハサミの扱いに不安がある場合は、流水を当てながら手早くカットするだけでも効果があります。

ぬるま湯に浸ける

ぬるま湯に浸ける

新聞紙で包んだまま、茎先を20~30℃程度のぬるま湯に浸けます。

シンビジウムは冷たい水だと吸水しにくい特性がありますが、ぬるま湯を使うとスムーズに水を吸わせることができます。30分~1時間ほど浸けたあとは、浅水を入れた花瓶に生けましょう。

4シンビジウムの切り花を長持ちさせるお手入れ方法

シンビジウムの切り花は、日々のお手入れを工夫することで、さらに長持ちさせることができます。ここでは、水替え、花粉キャップの取り扱い、室内環境、傷んだ花の処理という4つのポイントを解説します。

水をこまめに替えて花瓶を清潔に保つ

花瓶の水が汚れたまま放置すると、雑菌が繁殖して茎が傷み、水の吸い上げが悪くなってしまいます。2~3日を目安に、水替えをしましょう。

水替えの際は花瓶の内側もしっかり洗い、清潔な水に入れ替えてください。同時に、茎先を少し斜めにカットする「切り戻し」を行うと、新しい吸水面ができて水を吸い上げやすくなります。

市販の切り花延命剤を使うと、雑菌の繁殖を抑えながら水を清潔に保ちやすくなるため、あわせて活用するのもおすすめです。

花粉キャップにはできるだけ触れない

花粉キャップにはできるだけ触れない

シンビジウムの花の中心には、白っぽい色をした「花粉キャップ」があります。
花粉キャップは非常に外れやすい性質があり、生ける際に触れると、簡単に取れてしまいます。

ただし、外れると花が早く傷んでしまう原因になるため、花を生けたり移動させたりするときは、花の中心部にはできるだけ触れないよう気をつけましょう。

花瓶の位置を変えたり、アレンジメントの向きを調整したりする際も、花の中心部を避けて茎を持つようにすると安心です。

エアコンの風が当たらない場所に飾る

シンビジウムは乾燥に弱い性質があります。風が当たり続けると花や葉から水分が奪われ、しおれるスピードが早まってしまうため、エアコンの風が直接当たる場所は避けて飾りましょう。

また、ランの仲間の中では比較的寒さに強い品種ですが、極端な低温は苦手です。
10~15℃程度の室温を保てる場所に飾ると、長く美しい状態を保ちやすくなります。
窓際は日中と夜間の温度差が大きくなりやすいため、直射日光の当たらない室内の中央付近に飾るのもおすすめですよ。

傷んだ花は一輪ずつ取り除く

シンビジウムは、一つの茎にたくさんの花がつくのが特徴です。
花は下のほうから開花し、徐々に傷んでいく性質があるため、変色したりしおれたりした花を見つけたら、こまめに一輪ずつ取り除きましょう。

傷んだ花を取り除くと、残りの花に栄養が行き渡りやすくなり、全体としてより長く楽しむことができます。
花の付け根を清潔なハサミを使って丁寧にカットすると、茎や他の花を傷つけずに取り除けますよ。

5まとめ

シンビジウムの切り花の日持ちは、2~4週間程度が目安です。
状態の良い切り花を見極め、購入後の水揚げ、日々のお手入れをしっかりと行えば、さらに長く美しい状態を楽しめるでしょう。

POINT
  • 花びらや茎の状態をチェックして、新鮮なものを購入する
  • 水揚げ時は、新聞紙で包んで茎を斜めにカットし、ぬるま湯に数時間浸ける
  • 飾った後は、2~3日に1回の水替えと切り戻しをする
  • エアコンの直風を避けて飾る
  • 傷んできた花は取り除いて、他の花に栄養が届くようにする

特別な道具がなくても簡単に実践できるので、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

当店「フラワースミスマーケット」では、鮮度にこだわったシンビジウムを取り扱っています。
まとめ買い割引もございますので、ご自宅用やアレンジメント用のお花選びに、ぜひご活用ください。

当店で人気のシンビジウム

シンビジウムの切り花を長持ちさせたい方へ!お手入れのコツQ&A

  • シンビジウムの切り花を花瓶に生けたところ、3日程で茎がぬるぬるしてきました。このままにしておいて大丈夫ですか?

    茎にぬめりがあるのは、雑菌が繁殖しているサインです。
    そのまま放置すると水を吸い上げにくくなるだけでなく、さらに雑菌が繁殖し、切り花の傷みが進んでしまいます。

    ぬめりに気がついたら、きれいな水の中で、ぬめり部分を軽く洗い流しましょう。さらに、清潔なハサミで茎先を1~2cmほど切り戻します。同時に、花瓶の内側をきれいに洗い流して、新しい水を入れ直してから、生けましょう。

    こまめな水替えを習慣にすると、ぬめりの発生自体を防ぎやすくなります。

  • つぼみが多い切り花を購入したのですが、なかなか開きません。無理に手で開いても平気でしょうか?

    シンビジウムのつぼみは無理に開こうとせず、自然に開くのを待つのがおすすめです。

    室温が低すぎるとつぼみが開きにくくなることがあるため、10~15℃程度の暖かすぎず寒すぎない場所に置き、直射日光を避けた明るい室内で管理してみてください。
    数日で自然に開花が進むケースがほとんどですので、焦らずに待ちましょう。

  • 花瓶に生けたシンビジウムの花びらの先が、茶色く変色してきました。切り取ったほうがいいですか?

    花びらの変色は、傷みが進んでいるサインです。見つけ次第、変色した花や花びらを取り除きましょう。清潔なハサミを使って、花の付け根から丁寧にカットすると、他の花や茎を傷めずに取り除けます。

    傷んだ部分をそのままにしておくと、周りの花にも影響が及びやすくなります。全体の見た目を保つためにも、こまめなお手入れを心がけましょう。

  • シンビジウムの切り花を生け直しているうちに、花粉キャップが取れてしまいました。長持ちは期待できませんか?

    花粉キャップが外れると花の寿命が縮まりやすくなりますが、すぐに枯れてしまうわけではありません。
    万が一、取れてしまった場合は、その花を楽しみつつ、他の花には触れないよう注意して扱いましょう。
    生け替えや移動の際は、花の中心部を避けて茎を持つように扱うと安心です。

  • シンビジウムは、他の花と一緒に生けても長持ちしますか?組み合わせの注意点があれば教えてください。

    シンビジウムは他の花と一緒に生けても問題ありません。

    ただし、エチレンガスを多く発生させるカーネーションやスイセンなどと近づけすぎると、傷みが早まることがあります。アレンジメントとして組み合わせる場合は、可能であればこれらの花を避けてください。

    水を清潔に保ち、傷んだ花はこまめに取り除くようにすると、シンビジウムも他の花も長く楽しめるでしょう。