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ユーカリのドライフラワーの作り方!失敗しない品種選びや手順を徹底解説

ユーカリのドライフラワーの作り方

清涼感のある爽やかな香りと、シルバーグリーンの葉が魅力的な「ユーカリ」。
葉に厚みがあって水分が抜けやすく、乾燥後も香りが残り、形も崩れにくいことから、初心者でも失敗しにくいドライフラワー素材として多用されています。

しかし、「どうやって作ればいいの?」「ドライにするならどんな品種を選べばいい?」と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、ユーカリのドライフラワーの作り方のうち、代表的な「ハンギング法」「ドライインウォーター法」について解説します。
また、ドライフラワーに適した品種の選び方、ドライに失敗しないための対策、おしゃれな飾り方のアイディアも詳しくご紹介します。

  • 失敗しにくい「ハンギング法」
    逆さに吊るし、自然乾燥するだけのシンプルな方法。スワッグとしてアレンジしながら乾燥させてもOK!
  • より手間が少ない「ドライインウォーター法」
    花瓶に水を少量入れて、そのまま自然乾燥させる方法。時間はかかるものの、飾りながら乾燥できます。
  • きれいに仕上げるには、直射日光を避けた風通しの良い場所で乾燥させる
    葉の変形・色褪せを防ぐには、直射日光・高温多湿を避けた場所で、風を当てながらしっかり乾燥させましょう。

1ユーカリをドライフラワーにする前に|品種と時期の選び方

ユーカリは初心者にも扱いやすく、ドライフラワーにすると自然な香りや葉の美しい色合いが長く楽しめる人気の花材です。
特にきれいに仕上げるには、適切な品種と加工時期を選ぶことが重要です。

ドライフラワーに向いているユーカリの品種

ユーカリには多くの種類がありますが、品種によっては葉が落ちやすかったり、色が早く褪せてしまったりする可能性があります。
以下の品種を選ぶと、初心者でも比較的きれいに仕上げられますよ。

グニユーカリ

グニユーカリ

小さな丸葉が密集してついている最もポピュラーな品種です。
乾燥しても葉が散りにくく、鮮やかな緑色が残りやすいため、初めてドライフラワーを作る方に最適です。

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ベイビーブルー

ベイビーブルー

シルバーグリーンの細長い葉が特徴の品種です。
乾燥後も色味が安定して残りやすく、茎もしっかりしているので、スワッグのベースにもおすすめです。

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ポポラスリーフ

ポポラスリーフ

可愛らしい大きな、丸型・ハート型の葉が特徴の品種です。
乾燥すると葉が縮んで波打つことがあるため、できるだけ新鮮な素材を選びましょう

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ドライフラワー作りには秋~春が最適

ユーカリのドライフラワーを作る際は、時期選びも重要です。
特におすすめしたいのが、秋から春先の湿度が低い時期。この時期は、葉が厚く水分量が少ない傾向があるため、カビやシワが発生するリスクを抑えられます。

一方で、夏のユーカリは葉が薄く、水分が多くシワが発生しやすいため、避けるのが無難です。実際に、「夏にユーカリのドライフラワーを作ってみたけれど、葉が縮れてしまった」という声も多く聞きます。

なお、しおれかけた状態の素材はカビが発生するリスクが高いため、季節を問わず、新鮮な状態から乾燥を始めるようにしてください。

2ユーカリのドライフラワーの作り方①【ハンギング法】

ユーカリのドライフラワーの作り方①【ハンギング法】

ユーカリのドライフラワーの作り方で、最もシンプルかつ失敗しにくいのが「ハンギング法」です。
逆さに吊るして自然乾燥させるだけなので、初心者でも簡単に作れます。

スワッグ(壁飾り)のベースにもなり、乾燥させながら他の花材を少しずつ加えてアレンジを楽しむこともできます。

用意するもの

ハンギング法で用意するものは、以下のとおりです。

  • ユーカリの切り花:3~5本程度。新鮮で葉がしっかりしたものを推奨
  • 麻ひも:約1m。自然な風合いがドライフラワーに最適
  • 輪ゴム:2~3個。乾燥後にひもから抜けないための補助用
  • ハサミ:清潔で切れ味の良いもの

ハンギング法の手順

ハンギング法は、以下の手順で進めます。

  1. 下枝や余分な葉を取り除く
  2. 輪ゴムでまとめ、その上から麻ひもを二重に固く結ぶ
  3. 逆さにして、風通しが良く直射日光の当たらない場所に吊るす
  4. 10~14日ほど自然乾燥させる

事前に、蒸れを防ぎ、束ねやすくするために、枝の下の方についている余分な枝や、密集して重なり合っている葉をハサミで丁寧に取り除きます。

下準備ができれば、3~5本を輪ゴムでまとめます。水分が抜けると細くなって束が崩れやすくなるため、初めからしっかりと結んでおきましょう。さらに、輪ゴムの上から、麻ひもを二重に巻いて固く結びます。

乾燥は、壁のフックなどに麻ひもをかけて逆さにした状態で行います。風通しが良く、直射日光の当たらない涼しい場所で10~14日ほど自然乾燥させましょう。

葉がパリパリと乾燥して、軽くなれば完成です。

ポイント
  • 直射日光が当たると色褪せの原因になるので絶対に避けましょう。
  • 梅雨~夏の高温多湿時期はカビに要注意!扇風機で風を当てるか、浴室乾燥機を使って乾燥させると安定します。
  • 1束の本数が多すぎると、中が乾きにくく、カビ・黒ずみの原因に。5本程度が目安です。

3ユーカリのドライフラワーの作り方②【ドライインウォーター法】

ユーカリのドライフラワーの作り方②【ドライインウォーター法】

ドライインウォーター法」は、花瓶に少量の水を入れてユーカリを生けたまま放置し、水が蒸発するにつれて自然乾燥させる方法です。

「飾りながら乾燥させられる」「形が自然に整いやすい」という大きなメリットがあります。
ハンギング法に比べて時間はかかりますが、手間が少なく、飾っているだけでドライフラワーができる手軽さが魅力です。

用意するもの

ドライインウォーター法で用意するものは、以下のとおりです。

  • ユーカリの切り花:好みの本数。5本程度がバランスよく整います
  • 花瓶:口が広すぎず、安定しているもの
  • 水:少量。2~3cm程度
  • ハサミ:清潔で切れ味の良いもの

ドライインウォーター法の手順

  1. 花瓶に、2~3cm程度の少量の水を入れる
  2. ユーカリを生けて、風通しの良い場所(直射日光・高温多湿は避ける)に置く
  3. 水を補充せず、そのまま蒸発させる
  4. 2~3週間ほど自然乾燥させる

ドライインウォーター法では、花瓶の底から2~3cm程度の水を入れます。多すぎると枝・葉が腐りやすくなるため、少量にしましょう。

続いて、ユーカリを生けます。事前に、ハサミで下枝・重なる葉を取り除いておくと、蒸れにくくなり、見た目も整います。

飾るときは、直射日光・高温多湿を避けた風通しの良い場所に置くのがベスト。
そのまま、水が自然に蒸発するのを待ちましょう。途中で水を足さずに、完全に蒸発させるのが成功のポイントです。

約2~3週間後、葉がパリパリに乾いて軽くなれば、ドライフラワーの完成です。

ポイント
  • 水が多すぎると腐敗し、黒ずみ・カビの原因になるため、2~3cmを厳守しましょう。
  • 高温多湿の梅雨・夏場は腐りやすいため、時期を選ぶか、ハンギング法に切り替えてください。
  • 重力によって葉が自然に広がり形が整いやすいため、スワッグより花瓶飾りを最終目的にしている場合に特におすすめです。

4ユーカリのドライフラワーをきれいに仕上げるには?よくある失敗と対策

ユーカリのドライフラワーをきれいに仕上げるには?よくある失敗と対策

ユーカリは、簡単にドライフラワーにできる一方で、仕上がりに差が出やすい花材です。

「ちゃんと乾かしたつもりなのに、葉がシワシワになった」「カビが生えた」「色が悪くなった」という失敗は、初心者に特に多くみられます。
これらの失敗は、それぞれ原因が異なるため、原因を理解して対策を行いましょう。

ここでは、3つのよくある失敗パターンと対策をご紹介します。

葉がシワシワ・丸まってしまった

乾燥後に葉がシワシワになったり、丸まってしまったりする主な原因は、夏場の花材を使うことや、高湿の環境下で時間をかけて乾燥させることです。

夏場のユーカリは水分をたっぷり含んでおり、乾燥過程で急激に水分が抜けると葉が変形してしまいます。また、湿度が高い場所でゆっくりと乾燥させた場合も、葉の形が崩れやすくなります。

このような変形を防ぐには、秋~春先の比較的水分が少ないユーカリを選ぶことが大切です。
また、扇風機で弱風を当てて空気の流れを作ると、水分が蒸発しやすくなり、乾燥時間を早めることができます。

事前に余分な葉を取り除き、内部まで風が通るようにしておくことも効果的です。

カビが生えてしまった

乾燥過程でカビが生える主な原因は、束の内部の蒸れや、梅雨~夏の高温多湿の環境下で乾燥させることです。
束ねた本数が多すぎる場合や高湿環境下では、葉が密集して風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなってしまうためです。

カビの発生を防ぐには、ハンギング法では1束あたり3~5本程度、ドライインウォーター法では5本までに抑えて、葉が密着しないように工夫しましょう。

また、風通しの良い場所で乾燥させることも重要です。梅雨~夏は浴室乾燥機を活用したり、扇風機で弱風を常時当てたりするのも効果的ですよ。

色が悪くなった・黄色くなった

乾燥後に色が悪くなったり、黄色くなったりする原因は、直射日光による乾燥や、すでにしおれ始めていた花材を使ってしまうことです。

乾燥させる際は、直射日光を避けたところで陰干しさせましょう。
また、新鮮な花材を購入し、できるだけ早く乾燥を始めることも大切です。

多少の色のくすみ・黄色みは、ドライフラワーの味わいでもあります。完璧な色や質感を求めず、ナチュラルな風合いを楽しむ気持ちで取り組みましょう。

5完成したユーカリのドライフラワーの飾り方・活用アイディア

ユーカリのドライフラワーは、そのままスワッグとして吊るしたり、短くカットして生けたりと、幅広いアレンジが可能です。
単体でシンプルに飾っても、他の花材と合わせても美しく映えるでしょう。

ここでは、初心者でも取り組める代表的な活用方法をご紹介します。

スワッグにして壁に飾る

スワッグにして壁に飾る

定番人気の飾り方は、麻ひもでまとめて壁に掛けるスワッグです。
ハンギング法で乾燥させた場合は、そのままスワッグとして完成させることも可能です。

玄関・リビングのインテリアにぴったりで、ミモザや他のドライフラワーと組み合わせると、季節感を演出できます。
また、赤・白のリボン、実ものを加えると、クリスマス・秋冬インテリアに最適です。

花瓶・ビンにそのまま生ける

花瓶・ビンにそのまま生ける

ユーカリのドライフラワーは、単独でもおしゃれに生けられます。水が不要で、メンテナンスがほとんどいらない点が最大のメリットです。

特に、クリアな花瓶・ブリキ缶・一輪挿しと相性が良く、ユーカリ一種類だけでも十分おしゃれに決まります。

リビングのテーブルや窓辺、寝室のベッドサイドに置くと、手軽に癒しの空間を演出できますよ。

ほかのドライフラワーと合わせてブーケ・リースの土台に使う

ほかのドライフラワーと合わせてブーケ・リースの土台に使う

ユーカリは、グリーン系の「葉もの」として、ドライブーケやリースの土台・ボリューム出しに最適です。

ブーケの場合は、ミモザ・カスミソウ・スターチスなどカラー系ドライフラワーを主役にして組み合わせると、ユーカリのシルバーグリーンが美しい脇役となり、主役の色を引き立ててくれます。

リースの場合は、ワイヤーフレームにグルーガンでユーカリを留めるだけでOKです。初心者でも取り組みやすく、失敗しにくいのが嬉しいポイント。
円形に並べると、ナチュラルでボリュームのあるリースが完成します。

6自分で作るのが不安な方へ|出来上がったドライユーカリの購入も便利

ユーカリのドライフラワーは自作できますが、「時期が合わない」「乾燥環境が整えられない」「品質が安定しない」といった悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

そんなときは、専門業者が作った既製品を購入するのもおすすめです。
時間や手間をかけずに、高品質なユーカリのドライフラワーをすぐに楽しむことができますよ。

当店「フラワースミスマーケット」では、専用設備で温度管理しながら乾燥させたユーカリのドライフラワーを販売しています。

グニユーカリ・ポポラス・丸葉ユーカリなど、人気の品種も複数展開しており、5本~小ロットで購入可能。自宅で少量を飾りたい方はもちろん、店舗・フラワー教室の仕入れにも対応しているので、ぜひご利用ください。

ユーカリのドライフラワーはこちら

7まとめ

ユーカリのドライフラワーは、作り方さえ押さえれば、初心者でも簡単にプロのような仕上がりを楽しめます。

特におすすめなのが、以下の方法です。

  • ハンギング法:花材をまとめて逆さにし、10~14日程度乾燥させる
  • ドライインウォーター法:花瓶に水を少量入れて2~3週間程度乾燥させる

きれいに仕上げるコツは、秋~春先の新鮮な素材を使うこと、そして直射日光を避けた風通しの良い場所で乾燥させることです。

シワやカビ、色褪せを防ぐには、本数を束ねすぎず、温度や湿度に注意しましょう。
ドライフラワーを使ったアレンジをすぐに楽しみたい方は、既製品のドライフラワーもおすすめですよ。

ユーカリのドライフラワーの作り方・飾り方Q&A

  • 生花のユーカリを短期間でドライフラワーにしたいです。おすすめの方法を教えてください。

    最も失敗しにくく、短期間でできる「ハンギング法」がおすすめです。
    下枝・余分な葉を取り除いて3~5本を束ねて、輪ゴム・麻ひもで固く結んで逆さに吊るすだけで、10~14日で完成します。

    飾りながらドライフラワーを作りたい場合は、少量の水を花瓶に入れて自然乾燥させる「ドライインウォーター法」も便利ですよ。

  • 夏場にドライフラワーに挑戦したら、カビが生えてしまいました。成功させるコツはありますか?

    夏場は高温多湿が原因で失敗しやすいです。
    どうしても夏に挑戦する場合は、1束を3本程度に抑えて蒸れを抑え、扇風機の弱風を常時当てて乾燥させるか、浴室乾燥機を活用しましょう。

    カビが心配な場合は、湿度が低い秋~冬を選ぶか、品質の安定している既製品を選ぶのも良いでしょう。

  • ドライにしたユーカリは、どのくらいの期間楽しめますか?

    飾る環境にもよりますが、一般的に、半年から1年程度は美しい色合いを楽しめます。
    直射日光・高温多湿を避けた、風通しの良いところに飾るとより長持ちします。
    飾っている間に、色褪せや葉落ちが目立ってきたら、交換の目安です。

    また、飾っている間にホコリがついた場合は、ドライヤーの冷風を軽く当てたり、カメラ用ブロアー、柔らかなブラシなどを使ったりして、優しく取り除いてください。

  • ドライフラワーを花瓶に飾る場合は、水を入れた方がいいですか?

    完成したドライフラワーを花瓶に飾る場合、水は不要です。水を入れると腐敗が進んでカビ・黒ずみが発生してしまいます。
    ドライインウォーター法で作る場合であっても、一度水が蒸発した後は、継ぎ足さないようにしましょう。

  • ドライ完了の目安は、どうやって判断すればいいですか?

    手で優しく葉を触って「パリパリ」になり、しなやかさがなくなれば完成です。
    全体的な質量も軽くなります。
    ハンギング法では10~14日、ドライインウォーター法では2~3週間を目安にチェックすると良いでしょう。