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ミモザの切り花を使ったドライフラワーの作り方!注意点やコツ、おしゃれなアレンジ法

黄色のふわふわしたお花がたくさんついたミモザは、見た目の可愛さからドライフラワーとしても人気です。
ミモザは乾燥と寒さに弱いですが、ドライフラワーにすることで、季節や気温に関わらず長く楽しむことができます。

自宅でも簡単にドライフラワーが作れて、初めてでも失敗が少ないためドライフラワー初心者向けのお花でもあります。
ちょっとしたコツを抑えるだけで、誰でも簡単にドライフラワーが作れますよ。

今回は、ミモザの切り花を使ったドライフラワーの作り方上手に作るコツ、おしゃれに飾るためのアレンジ例をご紹介します。

1ミモザの切り花でドライフラワーを作る方法3選

ミモザの切り花を使ったドライフラワーの作り方には、主に3つのやり方があります。
どれも簡単に作れますが、それぞれ特徴が異なるため、飾り方に適した方法でドライフラワーを作るのがおすすめです。

ミモザのドライフラワーの作り方の特徴と、適した飾り方は以下のとおりです。

作り方 特徴 適した飾り方
ハンギング法
  • 色褪せしやすい
  • 形を保ちやすい
  • スワッグ
  • リース
ドライ・イン・ウォーター法
  • 作る手間がかからない
  • やや色褪せる
  • スワッグ
  • ボトルフラワー
シリカゲル法
  • 一度に作れる量やサイズに制約がある
  • 色褪せにくい
  • ミニチュア
  • ボタニカルキャンドル

次の段落からはそれぞれの作り方や準備する道具、注意点などを詳しい作り方を解説していきます。

2ハンギング法でのドライフラワーの作り方

ミモザの切り花をドライフラワーにする方法として最も定番なのが「ハンギング法」です。
ミモザの切り花を数本束ねて、花を下に向けて吊るしておけばいいだけなので、非常に簡単に作れますよ。

ハンギング法でドライフラワーにした後は、そのままスワッグとして飾ったり、リースにアレンジして楽しむことができます。

ハンギング法で行う際は、カラッとした晴れの日が続く時期がおすすめです。
雨が続くと湿気が多くなるので、カビの発生に注意しましょう。

環境によって多少前後しますが、だいたい1週間ほどで完成します。

準備する道具

ハンギング法でドライフラワーを作る際に必要なものは以下の3点です。

  • ミモザの切り花
  • ハサミ
  • 麻ひも

作り方の手順

  1. ミモザの枝をハサミでカットして長さを揃える
  2. ミモザを数本束ねて整える
  3. 枝の部分を麻ひもで縛って吊るす
  4. 1~2週間ほど逆さに吊るしたままにしておき乾燥させる

ミモザの切り花を麻ひもで束ねたら、直射日光の当たらない、風通しのいい場所に吊るしましょう。

なおリースにして飾りたいなら、生花の状態で形を作っておき乾燥させるのがおすすめです。
ドライフラワーにしてから作ると、枝が折れてしまったり花や葉がボロボロになってしまう可能性が高くなります。

注意点

ミモザの切り花をドライフラワーにする際の注意点は以下の2つです。

  • 壁から離して吊るす
  • 最初にしっかり固定しておく

ドライフラワーを作るために吊るす際は、壁や窓から離しておくことで、通気性が良くなり乾燥しやすくなります。
さらに壁や窓に当たった状態で乾燥すると、接した面がつぶれてしまい仕上がりがキレイではありません。

またミモザを乾燥させると枝が細くなるため、しっかりと固定しておかないと干している途中で抜け落ちてしまうことがあります。
キレイな状態で乾燥できるように、麻ひもをきつく結んでおいてくださいね。

3ドライ・イン・ウォーター法でのドライフラワーの作り方

ドライ・イン・ウォーター法は、少量の水を入れた器の中で、花から水分が抜けるのを待つ方法です。
ミモザの花はもともと水分が少ないので、ドライ・イン・ウォーター法でドライフラワーにすると、色落ちが少なくなります。

乾燥させる際に逆さにしないため、自然なシルエットで仕上がるのが特徴です。

準備する道具

ドライ・イン・ウォーター法でドライフラワーを作る際に必要な物は以下のとおりです。

  • ミモザの切り花
  • 花瓶

作り方の手順

  1. 花瓶に少量(1~5㎝ほど)の水を入れ、ミモザの切り花を挿す
  2. 風通しのいい場所に置く
  3. 1~2週間ほど放置しておけば完成

最初に水を入れるとその後、水を足したり入れ替えたりする必要がないので、手間がかかりません。
ただし気温によっては、水が腐りカビが発生するおそれがあるので、寒い時期に行うのがおすすめです。

4シリカゲル法でのドライフラワーの作り方

シリカゲル法は、乾燥材にも使われるシリカゲル(二酸化ケイ素)を使って行う方法です。
ドライフラワーを作る際は専用のシリカゲルを使うことで簡単に作れますよ。

ただし容器を使用するため、花のサイズや一度に作れる量が限られてしまいます
枝が短くてもおしゃれに作れるミニブーケボタニカルキャンドルに向いている方法です。

準備する道具

シリカゲル法でドライフラワーを作る際に必要なものは以下のとおりです。

  • ミモザの切り花
  • シリカゲル
  • タッパー
  • スプーン
  • ピンセット
  • ハサミ

作り方の手順

  1. タッパーの中に3㎝ほどシリカゲルを敷く
  2. ミモザの切り花を短く切る
  3. 花同士が重ならないようにミモザの切り花を並べる
  4. スプーンを使って、ミモザが隠れるようにシリカゲルをかける
  5. ミモザがすべて隠れたら蓋をして放置する
  6. 1週間ほど経過したらミモザの状態を確認する

ミモザの乾燥具合を確認する際は、ピンセットでつまみながら取り出します。
枝がポキッと折れたら完成です。
ドライフラワーになったら、ミモザをすべて取り出して飾りましょう。

シリカゲルは花や枝を乾燥させるものなので、完成したらキレイに取り除きます。
花にもついているので、筆や綿棒などを使ってすべて落としてくださいね。

注意点

使うシリカゲルは、ドライフラワー専用のものを使うのがおすすめです。
ドライフラワー専用のものはサラサラの粉末状になっているので、ミモザの産毛のような花びらでも間に入りやすくなっています。

5ミモザの切り花ドライフラワーを上手に作るコツ

ミモザの切り花をドライフラワーにする際のコツは、以下の3つです。

  • 花がふわふわに開いているものを選ぶ
  • 新鮮な状態でドライフラワーにする
  • ドライフラワーにする前に不要な葉は取り除く

それぞれのドライフラワーを上手に仕上げることについて詳しく見ていきましょう。

コツ1:花がふわふわに開いているものを選ぶ

ドライフラワーにするミモザは、花がしっかりと開いたものを選びます。
花が乾燥すると水分が抜けて小さくなるため、しっかりと咲いていないと仕上がりがキレイになりません。

ミモザは切り花の状態からつぼみを開花させるのは難しいため、つぼみが固いものは避けた方がいいでしょう。

また生花の状態で花が茶色く変色したものは、乾燥すると色がくすんでしまうため、ドライフラワーに向いていません。

コツ2:新鮮な状態でドライフラワーにする

ミモザのドライフラワーを上手に作るためには、新鮮な状態で作るのがコツです。
買ってきたばかりのミモザでドライフラワーを作った方が、色鮮やかに仕上がりますよ。

しかし買ってすぐドライフラワーにするのはもったいないと感じる方も少なくないかもしれません。
その場合は、少し生花を楽しんだ後にドライフラワーにするといいですよ。

花がポロポロ落ちて茎や葉に弾力がなくなると、キレイなドライフラワーにならないため1週間以内にはドライフラワーにするようにしましょう。

コツ3:ドライフラワーにする前に不要な葉は取り除く

葉は乾燥するとポロポロと落ちてくるので、先に取り除いておくのがいいでしょう。
葉がたくさんついている場合は、少しの葉を残して不要な葉を取り除きます

すべての葉を取り除いてもいいのですが、少し残っている方が自然に見えますよ。

6ミモザのドライフラワーはどのくらい持つ?

ミモザの切り花は、ドライフラワーにすると半年から1年ほど楽しむことができます。

環境によって左右しますが、花がくすんで色褪せたら寿命のサインです。

ドライフラワーは時間が経過しても見た目があまり変わらないので、判断は難しいかもしれません。
しかしあまりにも変色していたり、ホコリをかぶっていたらキレイではないので、1年を目安にして楽しむといいでしょう。

7ミモザのドライフラワーのおしゃれなアレンジ例

最後にミモザのドライフラワーをおしゃれに飾るアレンジ例をいくつかご紹介します。

ボトルフラワー

ミモザのドライフラワーは、単体でも印象的なので、透明なガラス器にいれるだけでもおしゃれです。
ガラス器にいれるだけと簡単なのに、まるで植物の標本みたいになり、飾る場所を選びません。

また蓋つきのガラス器に入れれば、ホコリが付くのも防いでくれるという嬉しいメリットもあります。

スワッグ

ミモザのドライフラワーを数本麻ひもでしばって吊るすだけでも、インテリアのアクセントになります。
黄色いミモザのスワッグを壁に飾れば、空間を華やかに彩ってくれるでしょう。

また他の植物を組み合わせたり、リボンや季節感のある飾りを一緒にするなど、自分らしいアレンジを楽しむこともできますよ。

ブーケ

ミモザはドライフラワーにしてもボリュームがあるので、他の植物と合わせてブーケにするのもおすすめです。
ミモザは黄色なので、ホワイトやグリーンの植物と合わせれば、おしゃれに可愛くアレンジできるでしょう。

リース

ミモザは鮮やかな黄色の花が魅力なので、ドライフラワーのリースも人気のアレンジです。
乾燥させた後に形作ると、花や葉が落ちる可能性が高まるので、生花の状態でリースの形にした後に乾燥させるのがおすすめです。

ボタニカルキャンドル

水替えなどのお世話がいらないドライフラワーだからこそ、雑貨とも自由に組み合わせられます。
ミモザのドライフラワーとキャンドルを合わせて、オリジナルのボタニカルキャンドルを作ってみてはいかがでしょうか?

キャンドルの外側にドライフラワーを散りばめてリボンで固定したり、蝋の中に混ぜこんだりできます。
蝋に混ぜ込む際は、花のツブツブ感や葉の形をあえて残すことで、見た目から楽しめますよ。

8まとめ

ミモザの切り花をドライフラワーにする方法としては、以下の3つがあります。

ハンギング法 スワッグやリースに向いている
ドライ・イン・ウォーター法 スワッグやボトルフラワーに向いている
シリカゲル法 ミニブーケやクラフトに向いている

ドライフラワーの作り方には、飾り方の向き不向きがあるため、どのように飾りたいかによって、適した方法で行うのがおすすめです。

またミモザの切り花でドライフラワーを上手に作るためには、新鮮な状態不要な葉を取り除いてドライフラワーにするのがコツです。

花の卸売りサイト「フラワースミスマーケット」では、ミモザの生花を販売しているので、ドライフラワーづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
またドライフラワー自体の取り扱いもあるため、ミモザのドライフラワーを購入しておしゃれにアレンジするのも素敵です。
今回紹介したドライフラワーの作り方やアレンジ方法を参考にして、ぜひドライフラワーづくりを楽しんでみてください。