まるで太陽のように明るく咲き誇るひまわり。
夏の代表的な花としてのイメージが強い一方で、「品質が一番いいのはどの時期?」「冬でも花屋さんで購入できる?」などと気になる方もいるのではないでしょうか?
国産ひまわりが花屋さんに並び始めるのは6月頃で、7~8月にはベストシーズンを迎えます。
また、冬になると出回り量は減りますが、温室での施設栽培、コロンビア・ケニア産などの輸入ものも流通しており、花屋さんでも購入できることがあります。
この記事では、花屋でひまわりが買える時期、品質がいちばん良くなる「買い時」を解説します。
産地・月別の出回り状況や、冬場に入手する方法、時期ごとの値段目安まで詳しくご紹介しますので、ひまわりの仕入れ・購入をお考えの方は参考にしてください。
- ひまわりが花屋に並ぶのは6月から
国産の切り花ひまわりは6月には店頭に並び始めます。父の日のギフト需要や、少し早い夏の贈り物にぴったりです。 - 品質・コスパ重視なら7~8月中旬がベスト
最も品質が良くなるのは旬を迎える7~8月中旬。茎が細長く、花首がしっかりした見栄えの良い切り花を購入できます。 - 10月以降の旬外は施設栽培・輸入ものが主流
9月以降は国内産の切り花出荷量が減少します。施設栽培や輸入ものに頼るため、冬場に必要な場合は、1~2カ月以上前に花屋さんに相談しましょう。
- 目次
1花屋でひまわりが買える時期はいつ?

国産の切り花ひまわりは、概ね6~9月にかけて花屋に並びます。
店頭に並び始めるのは6月頃。明るい黄色をした大きな花が店先を華やかに彩り、夏の到来を感じさせてくれます。
梅雨明け後は需要も高まり、7~8月上旬には出回り量のピークを迎えます。
この時期には品種数も最も増え、存在感のある大輪から可愛らしいミニ、八重咲きタイプまで、さまざまな種類が選べるのが魅力です。
ただし、8月のお盆を過ぎると徐々に秋の花へとシフトし始めて、9月以降には急激に減少し、9月後半では、国産ひまわりはほとんど見かけなくなります。
2ひまわりの品質がいちばんいい「買い時」とは
ひまわりの切り花の品質が最も良いのは、7~8月です。
ベストシーズンを迎えたひまわりは、茎がすらりと細く長く、花首がしっかりしているため、切り花として見栄えが最高になります。花の大きさと茎のバランスが良く、ブーケやアレンジメントの主役として美しい存在感を放ってくれるでしょう。
一方、気温がさらに上昇する8月後半以降は、生育ペースが急激に早くなり、茎が太くなりすぎたり花首が垂れやすくなったりする傾向があります。
そのため、旬の前半(7~8月上旬)の方が、品質の安定した切り花を入手しやすく、フラワーデザイナーや一般の方は扱いやすいでしょう。
なお、父の日(6月第3日曜)のギフト需要に合わせて5月下旬~6月に出荷を始める、産地(千葉県・愛知県)もあります。この時期の切り花は、まだ気温がそれほど高くなく、茎がしっかりとしているので、早めの夏ギフトをお探しの方にはおすすめのタイミングですよ。
3ひまわりの産地別・月別の出荷カレンダー

国内産の切り花は、産地をリレーするように出荷時期がズレ、6~9月上旬までは比較的安定して流通しています。
以下では、主な産地ごとの出荷時期と特徴をまとめました。
| 産地 | 主な出荷時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 千葉県 | 5月~7月 |
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| 愛知県 | 5月~8月 |
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| 福島県 | 7月~8月 |
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| 北海道 | 8月~9月 |
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当店「フラワースミスマーケット」では、福島県・愛知県・千葉県産などのひまわりの切り花を取り扱っています。旬の時期・産地・特徴をしっかりと理解しておくと、品質の良いひまわりの切り花を選びやすくなるでしょう。
4冬や秋にひまわりは買える?季節外れのタイミングで入手する方法

ひまわりの切り花は、年間を通じて入手可能です。
ただし冬や晩秋は、旬を迎える夏に比べて流通量が少なく、価格や品質、入手方法に注意が必要です。
主な入手方法
冬・秋などに、ひまわりを入手するには、施設栽培・輸入ものを活用する方法があります。
施設栽培(温室)
愛知県などの暖かい産地では、加温・電照栽培によって、秋~冬にもひまわりを生産しています。
安定した品質の切り花が手に入りやすい一方で、栽培量は夏の露地栽培に比べて少なく、流通量が数分の一程度に限られ、価格も高い傾向があります。
輸入品の活用
コロンビア・ケニア・エクアドルなど、赤道付近の高地で栽培されたひまわりの切り花が輸入されることもあります。
これらの産地では季節の影響を受けにくく年中安定した栽培が可能なため、日本国内の切り花市場にも不定期で入荷しています。
季節外れのタイミングで購入する際の注意点
旬を外したシーズンのひまわりを購入する場合は、以下の3つに注意が必要です。
- 価格が上がる:夏の2~3倍以上になることも
- 品種の選択肢が限られる:大輪や人気品種の流通量が減る
- 品質にばらつきが出やすい:花首の強度、鮮度に差が生じる
結婚式・イベントなどで、どうしても旬外れの時期にひまわりが必要な場合は、花屋さんや卸業者に、早めに相談・予約を入れましょう。
少なくとも1~2カ月前には連絡し、在庫状況や輸入スケジュールを確認しておくのがおすすめです。
5ひまわりはいくらで買える?時期ごとの値段の目安
ひまわりの切り花の価格は、季節によって大きく変動します。
以下では、花屋での一般的な相場をまとめました。
| 時期 | 価格相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 7~8月 | 1本あたり150~300円が一般的。 | 出回り量が多く、ボリュームのある花束でも比較的リーズナブルに仕上げられる |
| 5~6月 9月以降 |
1本あたり300~500円前後に上がることも | 施設栽培品が中心で、夏に比べると価格は高め |
| 10~4月 | 入手できても500円~それ以上 | 輸入品に頼る場合が多いが、品質・価格ともにばらつきが大きい |
フラワーデザイナーなどでひまわりを頻繁に仕入れる方は、当店「フラワースミスマーケット」のような卸売ショップでの購入がおすすめです。1本あたり100円台から仕入れ可能で、まとめ買いでさらに割安に購入できますよ。
フラワースミスマーケットのひまわり一覧はこちら6時期別に店頭で見られるひまわりの主な品種
切り花のひまわりは、時期によって店頭に並ぶラインナップが異なります。
以下では、花屋さんで購入できる品種の特徴を時期別にご紹介します。
| 時期 | 代表品種 | 特徴 |
|---|---|---|
| 5~6月 (出始め) |
定番品種(サンリッチオレンジ・サンリッチレモンなど) | 出荷数が少なく品種が限られる。 明るい黄色・オレンジの王道ひまわりが主流 |
| 7~8月 (ピーク) |
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定番に加えて珍しい品種が一気に店頭に並ぶ。 変わり種を探すならこの時期 |
| 8月末~9月 | 定番品種(サンリッチオレンジ・サンリッチレモンなど) | 品種が絞られ定番品種中心に戻る |
現在、国内の切り花ひまわり市場をリードしているのは、タキイ種苗「サンリッチシリーズ」とサカタのタネ「ビンセントシリーズ」の2系統です。
サンリッチは1991年の登場以来、国内切り花ひまわりの約7割を占める定番で、花の大きさ・茎の丈夫さ・日持ちの良さが特徴です。
ビンセントシリーズはサンリッチに次ぐ人気の系統で、八重咲き・花色のバリエーションが豊富で親しまれています。







































































































































































































































































































































































