胡蝶蘭は開店祝いなどで贈られる大輪胡蝶蘭が印象的ですが、最近では自宅で楽しめる小さなサイズの胡蝶蘭も増えてきています。
自分用や自宅用の胡蝶蘭としてはミディ・ミニ胡蝶蘭などのコンパクトな種類が飾りやすく、お手入れが簡単で人気です。
小さな胡蝶蘭は価格がリーズナブルで、3,000~15,000円程度で購入できる点も人気の理由です。
この記事では、自宅用の胡蝶蘭の選び方や、おすすめの品種5選を紹介します。
ご自宅で置くのにおすすめの場所や、長く楽しむためのお手入れの方法も掲載しています。
胡蝶蘭は開店祝いなどで贈られる大輪胡蝶蘭が印象的ですが、最近では自宅で楽しめる小さなサイズの胡蝶蘭も増えてきています。
自分用や自宅用の胡蝶蘭としてはミディ・ミニ胡蝶蘭などのコンパクトな種類が飾りやすく、お手入れが簡単で人気です。
小さな胡蝶蘭は価格がリーズナブルで、3,000~15,000円程度で購入できる点も人気の理由です。
この記事では、自宅用の胡蝶蘭の選び方や、おすすめの品種5選を紹介します。
ご自宅で置くのにおすすめの場所や、長く楽しむためのお手入れの方法も掲載しています。
自宅用や自分用の胡蝶蘭を選ぼうと思った時に、どんな胡蝶蘭を買ったらいいのか悩んでしまう方もいらっしゃいますよね。
ご自宅用の胡蝶蘭の選び方や予算相場は以下のとおりです。
それぞれの選び方や予算相場について詳しく見ていきましょう。
自宅で胡蝶蘭を楽しむのであれば、小さめサイズで飾りやすいミディ胡蝶蘭やミニ胡蝶蘭がおすすめです。
一般的にみかける大輪胡蝶蘭は豪華で見栄えが良い反面、飾るためにスペースが必要で株が大きいためお手入れがしにくいというデメリットがあります。
ミディ・ミニ胡蝶蘭は大輪と比べると小さめでリビングや寝室など様々な場所に飾れます。
鉢の移動がしやすいため、水やりや場所移動がしやすい点も自宅用としておすすめのポイントです。
株は小さめですが、花が密集して咲く品種が多いため可愛らしくも空間を華やかにしてくれますよ。
胡蝶蘭のお花の色は基本的に好きな色を選ぶといいでしょう。
お部屋のインテリアとして考えるのであれば、お部屋の雰囲気に合った花色を選ぶと統一感が出ますよ。
ミディ・ミニ胡蝶蘭であれば、白やピンク、紫色などの定番の花色に加えて、黄色やオレンジ、複数色やストライプなどの柄入りの珍しい色の胡蝶蘭も多く販売されています!
お部屋の雰囲気と胡蝶蘭を合わせたいのであれば、デザイン鉢入りの胡蝶蘭を選ぶ手もあります。
一般的に胡蝶蘭は無地の植木鉢に植えられていますが、中には以下のようなオシャレな鉢入りの商品も存在しています。
和鉢や漆鉢、風呂敷包みの胡蝶蘭は和風のテイストになるため和室や床の間に飾るのにぴったりです。
デザインガラスやウッド鉢であればリビングやデスクの上に置くだけで印象的なインテリアになりますよ。
ご自宅用に胡蝶蘭を購入する場合、予算相場は15,000円以下になることがほとんどです。
ミディ・ミニ胡蝶蘭のそれぞれの予算相場は以下のとおりです。
ミニ | 2,000円~8,000円程度 |
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ミディ | 5,000円~15,000円程度 |
胡蝶蘭の本数が増えたり、デザイン鉢などを選ぶと価格相場が高くなりやすい傾向があります。
ご自宅用に飾る胡蝶蘭であれば1~3本立ちを選ぶのがおすすめですよ。
自宅に飾る胡蝶蘭の選び方が分かっても、実際にどの胡蝶蘭がいいのか迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。
自分用、またはご自宅に飾る胡蝶蘭で迷った際におすすめの胡蝶蘭5選を紹介します。
ご自宅のちょっとしたスペースに胡蝶蘭を飾りたい方にはミニ胡蝶蘭がおすすめ。
横幅20cmと小さくて場所を取らず、デスクやテーブルの上などに気軽に飾れます。
ボックスに入っているため、自宅用の胡蝶蘭を探している方向けのギフトにも最適です。
箱から出さなくても蓋を開ければそのまま飾れるところも嬉しいポイントです。
販売価格 | ¥3,680(税込) |
---|---|
花色 | ピンク |
種類 | ミニ胡蝶蘭 |
サイズ | 高さ:30cm、横幅:約15~20cm |
黄色い胡蝶蘭は明るいイメージがあり、お部屋に置くと空間を華やかにしてくれます。
ミディ胡蝶蘭は程よい存在感があるため玄関や家族が集まるリビングやダイニングに飾ると明るい雰囲気になりますよ。
また、吸水タンブラーポットなら月に1回程度の吸水で胡蝶蘭が育てられ、水やりの失敗が少ないためお手入れが簡単です。
初めて胡蝶蘭を迎える方でも育てやすく、ご自宅用で胡蝶蘭を楽しみたいビギナーさんにもおすすめです。
販売価格 | ¥7,200(税込) |
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花色 | 黄色 |
種類 | ミディ胡蝶蘭 |
サイズ | 高さ:約40~45cm、横幅:約30cm |
ピンク色のミディ胡蝶蘭3本立ちは、玄関や広めのリビング(テレビボード横、ソファ近くのサイドテーブルなど)に飾るのにおすすめです。
黄色を含んだリップとツートンカラーの花びらが愛らしく、ボリューム感はありつつも圧迫感がない絶妙な大きさです。
シンプルなホワイト鉢に寄せ植えしているためご自宅のインテリアと合わせやすくなっています。
販売価格 | ¥10,900(税込) |
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花色 | ピンク |
種類 | ミディ胡蝶蘭 |
サイズ | 高さ:約70cm、横幅:約35~40cm |
白赤リップの胡蝶蘭は白い花びらとピンクのリップのコントラストが美しく、独特な魅力があります。
上品さの中に華やかさがあり、縁起の良い紅白カラーですので和室や和テイストなご自宅でも飾ることができますよ。
また、お祝い事やイベントの際に雰囲気を引き立てる役としても白赤リップの胡蝶蘭は最適です。
3本立ちのミディ胡蝶蘭は存在感のある大きさですので、ご自宅でお祝いがあり、お部屋に彩を添えたい時にもおすすめです。
販売価格 | ¥14,900(税込) |
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花色 | 白赤リップ |
種類 | ミディ胡蝶蘭 |
サイズ | 高さ:約80cm、横幅:約40cm |
インテリアとして胡蝶蘭を置きたい場合は、クローム鉢に入った胡蝶蘭がおすすめです。
四角いメタリック鉢がスタイリッシュで置き場所を選ばないこともポイントです。
約30cm幅とサイズも手頃なため、リビングやダイニングなど様々な場所に飾れます。
また、クローム鉢は同じテイストの受け皿もついているため、テーブルを汚さずに育てられますよ。
販売価格 | ¥6,000(税込) |
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花色 | ピンク |
種類 | ミディ胡蝶蘭 |
サイズ | 高さ:約40~45cm、横幅:約30cm |
自宅に胡蝶蘭を置こうと思った時に、案外悩みがちなのが置き場所ですよね。
ご自宅に胡蝶蘭を置くなら、家族が集まる場所や人目に触れる場所がおすすめです。
ここでは胡蝶蘭を飾るのに適した場所を4つ紹介します。
リビングダイニングは家族が集まる場所で、明るく温度管理がされていることが多いですよね。
胡蝶蘭にとってもリビング・ダイニングは快適に過ごせる環境のことが多く、置き場所に適しています。
また、胡蝶蘭は蛍光灯の明かりでも十分育つため、日当たりが悪くても元気に育つ可能性があります。
玄関に胡蝶蘭を置くと、来客を華やかにお出迎えすることができますよ。
春・夏・秋の明るい玄関は胡蝶蘭の置き場所におすすめです。
冬場は寒さが厳しく、置き場所としては不向きとなるため、リビングなどの暖かい場所に移動しましょう。
また、春や秋は朝晩の寒暖差も大きくなりやすいため昼間だけ玄関に移動する等の対応が必要です。
胡蝶蘭の置き場としてはキッチンや洗面所などの水辺もあげられます。
水辺は湿度が保ちやすいため、光が入るキッチンや洗面所であれば胡蝶蘭の置き場所にぴったりです。
また、水辺が近いため水やりなどが簡単という点もメリットです。
カウンターや棚の上などのちょっとしたスペースならミニ胡蝶蘭などを飾るのがおすすめです。
窓際は胡蝶蘭の置き場所として定番の置き場所です。
レースカーテン越しに日光が当たる窓際が適しているため、直射日光が当たらないように適度に遮光を行いましょう。
窓際に胡蝶蘭を置く場合は、カーテンが胡蝶蘭に当たらないように注意しましょう。
ご自宅に胡蝶蘭を置くのであれば、自分用に育てたい、長く楽しみたいと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、胡蝶蘭の育成初心者の方はどんな風に育てたらいいんだろう?と悩んでしまいますよね。
胡蝶蘭を長く楽しむためのお手入れを以下の表にまとめました。
水やり |
|
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置き場所 |
|
花が終わった後のお手入れ |
|
病害虫対策 |
|
胡蝶蘭の基本的なお手入れについては「胡蝶蘭のお手入れガイド」で詳しく解説しています!
胡蝶蘭をご自宅に飾りたいのであれば、小さめのミディ・ミニ胡蝶蘭がおすすめです。
卓上に置けてお手入れも簡単ですのでご自宅でも気軽に楽しむことができますよ。
ミディ・ミニ胡蝶蘭は種類が多く、お部屋に合う胡蝶蘭を選びやすい点や3000円台からと手軽な価格で始められるのも魅力的です。
お家に飾るのであれば一目ぼれした胡蝶蘭で構いませんが、自宅の雰囲気に合わせて花色やデザイン鉢を選ぶと素敵なインテリアになりますよ。
ご自宅用の胡蝶蘭を選ぶ際のポイントとしては、飾りたい場所や置き場所のスペースを意識してみましょう。
室内を明るい雰囲気にしたいのであれば黄色の2本立胡蝶蘭が最適ですし、インテリアとして胡蝶蘭を置くならクローム鉢入りの胡蝶蘭を選ぶとスタイリッシュさが際立ちます。
また、テーブル上に軽く置きたいならミニ胡蝶蘭、広いリビングや玄関に置くのであれば存在感があるミディ胡蝶蘭を選ぶと華やかになりますよ。
胡蝶蘭は一度花が咲き終わっても愛情を込めてお手入れを再び花を咲かせる楽しみがあります。
リビングや玄関、キッチンなど目に触れる場所に胡蝶蘭を置いて日常への癒しを取り入れてみましょう。
ご自宅用の胡蝶蘭であれば置きたい場所や置けるスペースによって大きさを選びましょう。
玄関や床の間、広いリビングなどであれば存在感のあるミディ胡蝶蘭が映えます。
寄せ植え本数によってもボリューム感が違って見えるため、ぱっと目を惹く華やかさが欲しいなら3本立ちがおすすめです。
卓上や洗面所など、花瓶が置ける程度のスペースに胡蝶蘭を飾りたい場合はミニ胡蝶蘭が向いています。
注意点としては、ミディ胡蝶蘭は横幅が40cmほどあり、それなりに存在感があります。
飾るためのスペースが確保できるかは確認しておいた方が安全です。
胡蝶蘭の水やりは季節によって異なりますが、基本的には植え込み材が乾いてからたっぷり水を与えましょう。
季節ごとの水やり頻度は以下のとおりです。
水やりの時間帯は朝10時頃がちょうどいいですが、夏場は気温が上がるため早朝の水やりがおすすめです。
植え込み材の乾いた状態を確認する方法としては、以下の3通りがあげられます。
一番手っ取り早い方法は指で表面を触ってみる方法です。
鉢の表面を押してみるか、バークであれば2~3cmほど下まで指を差し込んでみましょう。
水苔の場合はカサカサして乾燥しており、白っぽい灰色になっているのが乾いている状態です。
バークであれば乾いてサラサラしており、明るい茶色になっているか確認しましょう。
また、鉢の重さで乾き具合を判断するのも1つの手です。
水やり直後の鉢の重さを覚えておき、明らかに鉢が軽くなっていたら鉢内から水分が抜けている状態ですよ。
胡蝶蘭は暖かく明るい環境を好むため、ご自宅だと以下のような場所がおすすめです。
エアコンや暖房の風が直接当たる場所や、暗すぎる場所は胡蝶蘭が不健康になってしまうため注意が必要です。
また、玄関や窓際は冷気が当たって弱ってしまう可能性があるため気を付けましょう。
胡蝶蘭は肥料がなくても育ちますが、生長している時期に肥料を与えると更に元気に育ちますよ。
与える時期は5月~9月頃が最適ですが、花が咲いている時や植え替え直後は肥料を受け取れないため注意しましょう。
胡蝶蘭の肥料の選び方・与え方は「【お手入れガイド】胡蝶蘭への肥料の与え方」で紹介しているため参考にしてくださいね。
胡蝶蘭は花が終わった後もしっかりとお手入れを続ければ再び花を咲かせることができます。
株の寿命は50年以上あり、毎年花を咲かせることができるため捨てずに育て続けることがおすすめです。
胡蝶蘭の花を再び咲かせる二度咲きの方法は「【お手入れガイド】胡蝶蘭の花が終わった後のお手入れ」で詳しく紹介しています。
胡蝶蘭はポイントさえ押さえれば初心者の方でも簡単に育てることができますよ。
初心者の方が胡蝶蘭育成に失敗しないためのコツとしては以下のとおりです。
初心者の方がやりがちな失敗としては、水やりのタイミングが分からない、温度が合わないなどがあげられます。
水苔であれば水やりのタイミングが分かりやすくなるため、まずは温度と水やりの2点を特に重視してみましょう。
胡蝶蘭が枯れてしまう原因としては、以下が考えられます。
胡蝶蘭は熱帯雨林地域が原産のお花ですので、心地よく過ごせるのは暖かく湿度があり、木漏れ日のような柔らかい光がある環境です。
また、肥料は1年の中でも受け取れるタイミングがわずかなため与えすぎないように注意しましょう。
胡蝶蘭自体には毒性がなく、犬や猫などのペットがいるご家庭でも安心です。
しかし、胡蝶蘭に散布する防虫剤がペットにとって有毒な場合があります。
基本的にはペットが触れない位置に飾ることがおすすめです。
また、防虫剤を使わない場合でも胡蝶蘭の花や葉を齧られないように離しておきましょう。
胡蝶蘭は丈夫な植物ですので、準備をしてから出かければ1~2週間程度の留守でも枯れる心配はありません。
出発前に行う対策としては、以下があげられます。
水をやる際は、受け皿の水を必ず捨てていくようにしてくださいね。
受け皿に水を溜める腰水は根腐れの原因になるため良くありません。
また、風通し確保のために扇風機やサーキュレーターを弱運転で回しておくのも有効ですよ。