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胡蝶蘭に直射日光はNG!失敗しない置き場所の選び方とは?

胡蝶蘭に直射日光はNG!

「胡蝶蘭を育て始めたけど、直射日光に当てて良いのかな?」「胡蝶蘭の花を楽しむなら、どこに置けば良いのかな?」と、疑問に感じていませんか?

胡蝶蘭を長く楽しむなら、直射日光は避けて最適な日照環境で育てることが重要です。直射日光を浴びることで、葉焼けや花が枯れるリスクが高まったり、成長が遅くなる可能性があるためです。

この記事では、胡蝶蘭に直射日光が良くない理由と適切な置き場所、日照管理とあわせて気をつけたいポイントなどをご紹介します。胡蝶蘭を初めて育てる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1胡蝶蘭に直射日光が良くない理由と適切な日照条件

胡蝶蘭をいただいたものの、管理の仕方がわからずに枯らしてしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。胡蝶蘭は明るい環境を好む一方で、直射日光を苦手とします。ここでは、直射日光が与える悪影響や、胡蝶蘭が好む日照環境を解説します。

直射日光が与える悪影響

胡蝶蘭は日光に敏感なため、直射日光を受けることで次のような悪影響が生じます。

  • 葉焼けのリスクがある
  • 成長が鈍化する
  • 花が早く枯れる可能性がある

まず、葉に強い紫外線が当たることで、葉焼けしてしまい、黄変したりしおれたりする原因になってしまいます。また、花の色あせや枯れるスピードも速まります。
さらに、根が乾燥してしまうと、株全体が弱るため、直射日光を避けて管理しなければなりません。

一方で、胡蝶蘭は熱帯地域が原産のため、直射日光を当てた方が良いのでは?と、疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれません。胡蝶蘭は、自然界では「着生植物」として、岩陰などの木漏れ日が差す場所で生育しています。そのため、直射日光などの強い光には弱いのです。
日光が当たると葉焼けや病気のリスクが高まりますので、特に、夏場の強い日差しには注意して管理しましょう。

また、直射日光が長時間当たると、成長が鈍化して健康状態が悪化するケースもあります。花を長持ちさせるには、レース越しに日光が当たる場所や蛍光灯下で管理すると良いでしょう。

胡蝶蘭が好む日照環境とは?

直射日光が与える悪影響

胡蝶蘭は、間接光などの柔らかな日差しを好みます。ベストなのは直射日光を避けた明るい場所です。

常に明るい状態を保つのではなく、1日あたり10~12時間と、少し長めの日照時間を保ちましょう。この日照時間が成長サイクルを整え、健康な成長を促します。日照時間が長くなりすぎると、花芽の形成が妨げられてしまいます。午前中の柔らかい光に当てたり、半日陰のような場所に置いたりすると、花茎が伸びやすくなり花も咲きやすくなるでしょう。

2胡蝶蘭を長く楽しむための置き場所

ここからは、胡蝶蘭を美しい状態で長く楽しむための置き場所を室内と室外に分けて解説します。

室内の暖かく、明るい場所

室内に胡蝶蘭を置くなら、暖かく明るい場所が最適です。
リビングやキッチンカウンター・ダイニングテーブルなど、蛍光灯や間接光のあたる場所や、レースのカーテン越しで直射日光が当たらない窓辺に置きましょう。

また、胡蝶蘭は見た目が上品で豪華な玄関やエントランスに置くと華やかな印象を与えられます。直射日光が差し込みにくく明るめの玄関ホールに置くのもおすすめです。

胡蝶蘭に適した気温は20~25℃、湿度は50~70%といわれています。たとえカーテン越しや日陰であっても、30℃を超えるような場所は避けるように注意してください。また、胡蝶蘭は空気中に含まれる水分を吸収しています。湿度が40%未満になると、葉から水分が蒸発しやすくなり枯れやすくなるため、最適な湿度も保ちましょう。

室内の暖かく、明るい場所

屋外の遮光対策された場所

胡蝶蘭は直射日光に弱いため、屋外に置く場合は遮光対策がされている場所を選びましょう。

日差しが直接当たらない屋根つきのベランダや、遮光ネット下のラック、テーブル、庭の木陰、庇(ひさし)の下なども適しています。

胡蝶蘭は低温に弱く、気温が低い室外では枯れる原因になってしまいます。冬季や夜間などで気温が15度以下になるようであれば、室内での管理を検討しましょう。

3日照不足の場合はLEDライト活用が便利!

胡蝶蘭は直射日光が苦手なものの、光量が少ない状態も元気をなくす原因になりえます。特に、冬場など日照不足の環境で育てる場合は、LEDライトを補助光源として活用するのがおすすめです。LEDは太陽光に近い波長を出せるため、胡蝶蘭の健康状態を保つことができるでしょう。

胡蝶蘭の管理にLEDライトを活用する際は、次の3つのポイントを意識してください。

  • 適切な色温度を選ぶ
  • 設置位置に注意する
  • 定期的に点灯時間を調整する

LEDにはさまざまな種類がありますが、胡蝶蘭に適した色温度(約5000K~6500K)を選択することが大切です。照度(ルクス)を調整できるライトを選ぶと良いでしょう。

次に、LEDライトの設置位置を決定します。一般的には、LEDライトと胡蝶蘭の距離が20~30cmになるように調整します。胡蝶蘭のサイズや高さ、成長状況に応じて調整し、光が全体にまんべんなく当たるようにしましょう。

また、季節によって日照時間を調整することで、光合成を促すことができます。春夏は12~14時間、秋冬は10~12時間と、自然に合わせた長さに調整し、定期的に点灯時間を見直しましょう。

POINT

日照不足かどうかを判断するには、次のポイントをチェックするとわかりやすいです。

  • 日照不足:葉が濃緑色でつやを失い、細長く伸びて花が咲かない。根が茶色や黒色に変色して柔らかくブヨブヨしている(根腐れのサイン)
  • 日照過度:葉が黄緑色や赤身を帯び、茶色い斑点が出たり枯れてしまう。根が白色~銀白色で乾いた見た目になっている(乾燥のサイン)

4日照管理と合わせて気をつけたいこと

胡蝶蘭は、日照管理とともにお世話に配慮することで、より長く美しい状態を楽しめます。
特に、温度、風通し、水やりの頻度・量に気をつけましょう。

温度を適切に保つ

温度を適切に保つ

胡蝶蘭は温暖な環境を好むとされています。以下のポイントを守って、直射日光を避けた暖かな環境で育てましょう。

  • 最適温度は20~25℃
  • 冬は15℃以上、夏は30℃以下に保つ

冬場は夜間の冷え込みに注意し、冷気が直接当たる窓辺などは避けて暖かい場所に置いてください。葉の感想を防ぐため、ヒーターやエアコンの風が直接当たる場所は避けるのも大切です。できるだけ安定した環境を保ってあげることで、健康状態を維持できます。

風通しの良い場所に置く

風通しの良い場所に置くことも重要です。空気の流れが止まってしまい湿度が高くなると、根腐れやカビが発生しやすくなり、害虫リスクも高まります。

他の植物との密集を避け、葉や根に空気が通るよう工夫して設置しましょう。湿度が高くなる梅雨時は、サーキュレーターや扇風機で空気の流れを作るのも効果的です。

水やりの頻度と量を守る

胡蝶蘭は過湿に弱い植物です。根や植え込み材が乾いたらたっぷり水を与えることを基本にお手入れをして、根が常に濡れている状態は避けましょう。健康的な根は、みずみずしい緑色で弾力があります。緑色が鮮やかで、水分を含んでいるようであれば水やりは不要です。

最適な水やりの頻度は、以下のとおりです。

  • 春・秋:7日~10日に1回程度
  • 夏:3日~5日に1回程度
  • 冬:3日~5日に1回程度

鉢を持ち上げて軽いと感じたり、植え込み材が白っぽく乾燥していたりするタイミングで水を与えます。水やりをするときは、鉢底から水が流れ出すまで与え、受け皿にたまった水はすぐに捨てましょう。また、根腐れを防ぐために、鉢内に水がたまらないように配慮することも大切です。

5まとめ

胡蝶蘭を直射日光に当てると以下の悪影響が生じてしまいます。

  • 葉焼けのリスクがある
  • 成長が鈍化する
  • 花が早く枯れる可能性がある

直射日光を避け、カーテン越しなどの間接光が当たる明るい場所において管理することで、健康な状態を長く保つことができます。1日あたり10~12時間程度の自然な日照時間を保ちましょう。

また、室内であれば、リビングやキッチンカウンターなどの暖かく明るい場所が最適です。屋外に置く場合は、直射日光が当たらない、屋根付きのベランダや庇の下、木陰なども良いでしょう。ただし、気温が30℃を超える真夏日や夜間に15度以下になる環境下では、病気になるリスクが高まるため、室内で管理するのがおすすめです。室内での日照不足が気になる場合は、LEDライトなども活用して、胡蝶蘭にとって最適な生育環境を整えてください。

また、根腐れや病気を防ぐための温度・湿度管理や最適な頻度での水やりも、胡蝶蘭の管理に重要です。胡蝶蘭や植え込み材の状態を確認しながら、たっぷりの水を与えましょう。

胡蝶蘭のお手入れに関するQ&A

  • 胡蝶蘭が直射日光を避けるべき理由は?

    直射日光や強い紫外線は胡蝶蘭の葉や花にダメージを与えてしまうためです。直射日光に長時間当たり続けると、葉は日焼けによって黄ばんだりしおれたりし、花の色あせや萎むスピードも速くなってしまいます。さらに、根に直射日光が当たりすぎて乾燥すれば、株全体が弱ってしまいます。

  • 胡蝶蘭に最適な置き場所は?

    胡蝶蘭に最適な置き場所は、次の条件を満たすところです。

    • 光:直射日光を避け、明るい間接光が当たる場所に置きましょう。蛍光灯やLEDの光でも育ちますが、1日10~12時間ほど照らす必要があります。
    • 温度:昼間は20~25℃くらい、夜間は15℃を下回らない場所が最適です。また、夏場は30℃を超えないようにしましょう。
    • 湿度:50~70%程度が理想的です。乾燥する場合は、加湿器を稼働させたり、葉に霧吹きで水を掛けるのも効果的です。エアコンやヒーターの風が直接当たると葉や花が乾燥するため、置き場所を工夫しましょう。
    • 通気性:胡蝶蘭は風通しが良い場所が好みです。空気がこもってしまうと、病気やカビの原因となるため、適度な空気の流れを確保してください。窓辺に置く際は、窓を開けて喚起するのもおすすめです。

    これらの条件を満たす、リビングやダイニング、カーテン越しの窓辺に置くと、管理しやすいでしょう。

  • 日照不足が気になる時の対処法は?

    日照不足が気になる場合は、まず、置き場所を調整してください。東向きで直射日光が当たらない窓際やレースカーテン越しも胡蝶蘭にとって良い環境です。

    また、LEDライトをうまく活用することで、胡蝶蘭の成長を促せます。光温度が5000K~6500K程度の白色LEDが適しています。光量は1000~3000ルクス程度、20~30cmの距離を保ち、1日10~12時間照らすようにしましょう。タイマーを活用して昼夜のリズムを整えることも大切です。

  • 胡蝶蘭を育てる際に直射日光以外に気をつけることは?

    胡蝶蘭は、光や温度・湿度、通気性の他にも、水やりに気をつける必要があります。基本的には、根や植え込み材が乾燥しているのを確認し、次の頻度でたっぷりと与えるようにしましょう。

    • 春・秋:7日~10日に1回程度
    • 夏:3日~5日に1回程度
    • 3日~5日に1回程度

    これらの頻度を守っていても、根が常に濡れている状態が続くと、カビが生えたり病気になったりするなど根腐れの原因になります。水を与える前に、必ず状態を確認してくださいね。

    また、水は植え込み材の上から十分に、受け皿に流れ出すまで与えましょう。受け皿に水があふれてしまうと株が痛んでしまいます。余分な水はすぐに捨て、鉢に水がたまらないようにしましょう。

    葉の乾燥が進んでいる場合は、霧吹きなどを使って葉に直接スプレーして湿度を補ってください。