胡蝶蘭は大きく優雅な花姿や上品な佇まいから結婚式の装花としても人気です。
どんな会場の雰囲気にも合わせやすく、幅広くアレンジできることから和洋どちらの結婚式でも活躍してくれます。
また、胡蝶蘭は花言葉に「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」を持っており、新郎新婦の新たな門出を祝うのにぴったりです。
この記事では、胡蝶蘭を使った結婚式の会場装飾についてアレンジ例や費用を抑えるコツについて紹介していきます!
胡蝶蘭は大きく優雅な花姿や上品な佇まいから結婚式の装花としても人気です。
どんな会場の雰囲気にも合わせやすく、幅広くアレンジできることから和洋どちらの結婚式でも活躍してくれます。
また、胡蝶蘭は花言葉に「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」を持っており、新郎新婦の新たな門出を祝うのにぴったりです。
この記事では、胡蝶蘭を使った結婚式の会場装飾についてアレンジ例や費用を抑えるコツについて紹介していきます!
結婚式の装飾で胡蝶蘭を使おうと思っても、どんな風に取り入れたらいいのかイメージが付かない方もいらっしゃいますよね。
胡蝶蘭を使った結婚式の会場装飾には以下があげられます。
会場装飾 |
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その他の 装花例 |
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写真も踏まえて会場装飾のアイデア例を見ていきましょう。
メインテーブル(高砂)の装花に胡蝶蘭を使う場合は、垂れ下がった花の形を活かしたアレンジが主流になります。
白い胡蝶蘭とグリーンを合わせることが多いですが、ピンクの胡蝶蘭とグリーンの組み合わせも素敵です。
胡蝶蘭の花が垂れ下がる形になるため、高さや立体感が出るようにすると写真映えがよくなりますよ。
ゲストテーブルに飾る胡蝶蘭の装花は、アレンジメントを飾ることがほとんどです。
胡蝶蘭をメインにした花瓶入りのアレンジを飾ることもあれば、こだわりの花器に胡蝶蘭のみを飾るシンプルなアレンジの場合も。
和洋の両方に合うお花ですので、結婚式の雰囲気やテーマに合わせたアレンジが用意されます。
切り花ではなく、鉢植えの胡蝶蘭に他のお花を組み合わせることも。
エントランスの装花であれば鉢植えの大輪胡蝶蘭を飾るのが人気です。
存在感のある胡蝶蘭を置くと参加者の方を華やかに出迎えられますよ。
エントランスに飾る際は鉢の形などを工夫するとどんな結婚式場にも似合う胡蝶蘭に仕上げられますよ。
ウェルカムスペースに飾る胡蝶蘭の装花は花瓶に生けたアレンジメントが大半です。
ウェルカムスペースには写真やメッセージボードが飾られることが多いため、ミディ・ミニ胡蝶蘭などの切り花が選ばれています。
または、高さが出ないようにウェルカムスペースの前面や下の方に胡蝶蘭の花を飾っている場合もあります。
胡蝶蘭を使った結婚式の装花の例には、ウェディングケーキもあげられます。
ウェディングケーキに胡蝶蘭に使う場合はお花のみを飾ります。
ケーキのデザインに合わせて金箔やカスミソウ、グリーンを組み合わせると素敵になります。
胡蝶蘭は丸みのある花のフォルムから、結婚式の髪飾りやヘッドドレスとしても用いられます。
結婚式の髪飾り・ヘッドドレスでは白い胡蝶蘭を横や斜めに並べる形が人気です。
色や大きさの異なる胡蝶蘭を組み合わせると様々なヘアスタイルに合わせやすくなることも魅力です。
胡蝶蘭は結婚式の会場装飾だけではなく、ブーケとしても活用できます。
胡蝶蘭を使ったブーケのアイデアには以下があげられます。
胡蝶蘭を使ったブーケでは、花茎に連なって咲く姿を活かしたキャスケードブーケが最も人気。
花が垂れ下がった形になっているため手元が華やかになり、流れるようなシルエットが特徴的です。
存在感を出すなら白い大輪胡蝶蘭が人気ですが、アマビリスなどを混ぜて花の大きさに差をつけるのもオシャレです。
胡蝶蘭の花茎を活かしたアームブーケ(クラッチブーケ)はナチュラルウェディングやガーデンウェディングで多く見られます。
アームブーケであれば白のカラーと組み合わせることが多く、グリーンのアンスリウムなどを添えても上品にまとまります。
また、茎の部分を短くしたクラッチブーケにリボンやレースを合わせてオシャレに仕上げることも。
胡蝶蘭の花のフォルムを活かしたラウンドブーケも可愛らしい印象になります。
大輪の胡蝶蘭をメインに、スプレーバラやカスミソウなどの小さめの花を組み合わせると華やかになります。
結婚式の雰囲気に合わせてグリーンや青いお花を加えることもでき、アレンジ次第で幅広く対応できますよ。
花の大きさやグレードなどによりますが、結婚式場を胡蝶蘭で装飾した際の価格相場は以下のとおりです。
ブーケ |
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メインテーブル(高砂) | 50,000~200,000円 |
ゲストテーブル | 5,000~20,000円/卓 |
ウェルカムスペース | 30,000~100,000円 |
ケーキ装花 | 50,000~200,000円 |
髪飾り・ ヘッドドレス |
5,000~20,000円 |
胡蝶蘭を使った結婚式全体の会場装飾にかかる費用の平均は18万円前後と言われています。
装飾を豪華にするのであれば30万円以上になることもあり、使用する胡蝶蘭の量が多くなるほど費用が高額になりやすい傾向があります。
胡蝶蘭を使って結婚式場を装飾したいと思っても「予算と合わない」「もう少し費用を抑えたい」ということもありますよね。
そんな方は以下の方法で予算が抑えられることがあります。
それぞれの項目について詳しくみていきましょう。
見栄えのいい造花と生花を組み合わせると装花の費用を抑えることができます。
メインテーブルやウェルカムスペースなどの人目を惹く場所やフォトスポットには生花の胡蝶蘭を飾り、会場の小さな装飾や一部の装飾には造花を使うのがおすすめです。
また、メインにする胡蝶蘭は生花のまま、小花等を造花にするという手もあります。
大輪胡蝶蘭は高価な傾向があるためミディ・ミニ胡蝶蘭を選ぶと費用を抑えることができます。
ミディ・ミニ胡蝶蘭をメインで使用し、重要視している装花には大輪胡蝶蘭を組み合わせるといいですよ。
また、数多く飾るとミディ・ミニ胡蝶蘭でもボリューム感があるアレンジになりますよ。
胡蝶蘭は3月~5月頃の年度の切り替わり、母の日などは需要が高くなるため価格が高騰しやすくなります。
需要が高い時期を避けると費用を抑えられることがあります。
胡蝶蘭の需要が落ち着く時期としては6月頃や8~10月、または1~2月頃があげられます。
結婚式の日程を合わせられるのであれば上記のような時期で設定するといいでしょう。
胡蝶蘭のみで装飾するのではなく、グリーンと組み合わせることでボリュームを出しながら費用を抑えられます。
アイビーやユーカリなどの定番のグリーンはもちろん、モンステラを組み合わせるとエキゾチックな雰囲気を演出できますよ。
白い胡蝶蘭×グリーンもウェディングカラーとして人気ですが、ピンク色の胡蝶蘭とモンステラと組み合わせるとリゾート感が出せますよ。
胡蝶蘭は上品な佇まいと「幸福が飛んでくる」という花言葉から、結婚式の会場装飾にピッタリのお花です。
胡蝶蘭を使った会場装飾の例と予算相場を以下の表にまとめました。
ブーケ |
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---|---|
メインテーブル(高砂) | 50,000~200,000円 |
ゲストテーブル | 5,000~20,000円/卓 |
ウェルカムスペース | 30,000~100,000円 |
ケーキ装花 | 50,000~200,000円 |
髪飾り・ ヘッドドレス |
5,000~20,000円 |
装花の費用相場は会場全体で平均18万円ほどと言われていますが、装飾を豪華にすると30万以上になってしまう場合も。
なるべく費用と抑えたい場合は、造花やグリーンと組み合わせる、小さめのミディ・ミニ胡蝶蘭を選ぶ、胡蝶蘭の需要が高い時期を避けるなどがあげられます。
新郎新婦の門出を祝う大事な場面ですので、予算を抑えつつも華やかな会場装飾にしたい方は参考にしてくださいね。