ギザギザした形状の葉とたくさんついた実が特徴的な「千両」。
お正月の飾り花や縁起物、年末年始の花材としても大活躍してくれます。
この記事では、千両の切り花の一般的な日持ちや、日持ちする千両の切り花の選び方を解説します。
長持ちさせるための水揚げ方法、お手入れのコツもご紹介しますので、「千両を買ってみたけれどすぐに実が落ちてしまう……」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
ギザギザした形状の葉とたくさんついた実が特徴的な「千両」。
お正月の飾り花や縁起物、年末年始の花材としても大活躍してくれます。
この記事では、千両の切り花の一般的な日持ちや、日持ちする千両の切り花の選び方を解説します。
長持ちさせるための水揚げ方法、お手入れのコツもご紹介しますので、「千両を買ってみたけれどすぐに実が落ちてしまう……」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
千両の切り花の日持ちは、約1か月ほどです。
品質が良いものほど長持ちし、お正月花として飾ったものが1月末頃まで持つこともあります。
千両といえば、可愛い実がトレードマークですが、実を支える枝がとても細く、ぽろぽろと落ちやすい点には注意が必要です。
水揚げや水替えの際は、他の切り花とあたらないように優しく取り扱ってあげてくださいね。
鮮度の良い切り花を購入できれば、飾る際の日持ちがグンとアップします。
千両の切り花の購入時は、以下の3つのポイントをチェックしてください。
千両はどうしても実がポロポロと落ちやすいため、飾っているうちにボリュームが心許なくなる場合もあります。
実の量が多くついているものを選ぶと、実がいくつか落ちた後もボリュームを保ちやすいですよ。
千両には、「2等」「3等」などの等級があり、等級が高いほど実の量が多くなります。
長期にわたってボリューム感を楽しむなら、等級が高い商品を選びましょう。
千両の切り花を飾る際に多いのが、「すぐに実が落ちてしまった」「葉が黒く変色してしまった」といったお悩みです。
購入後にしっかりと水揚げをしてあげることで、きれいな状態を保つことができますよ。
以下の手順で、水揚げを行いましょう。
まずは、水揚げ前の準備として、水につかる部分の不要な葉を取り除きます。
千両の枝にはギザギザとした葉が多くついており、水につかると、水が汚れやすくなります。
清潔なはさみを使って、水につかる部分の葉は完全に取り除き、上部に少し残す程度にしましょう。
水が汚れると、十分に水を吸い上げられず実が速く落ちてしまうので、必ず下処理を行ってくださいね。
枝ものは、枝の先端を叩いて繊維をほぐすことで水上がりが良くなります。
特に、千両の枝は硬く、繊維が詰まりやすい性質があるので、はさみの裏やハンマーなどを使って枝先を軽く叩き、繊維をほぐしましょう。
強く叩きすぎると枝が折れてしまうため、優しく数回叩いてくださいね。
また、清潔なはさみで枝先に十字の切り込みを入れる方法もあります。
切り口を軽く開いてほぐせば、断面積が増えるので水が上がりやすくなりますよ。
準備が終われば、バケツや高さのある花瓶の7~8割くらいまで水を入れ、千両の切り花を1時間以上つけます。
千両は振動で実が落ちやすいので、慎重に作業しましょう。
千両の切り花を長持ちさせるには、日々のお手入れが重要です。
特に、振動や暖房の風、水の汚れに気をつけて管理すると、実も長持ちしやすくなります。
千両の実は振動で落ちやすいため、長持ちさせるにはあまり揺らさないことが重要です。
また、乾燥や高温下での管理は、実や葉が傷む原因となります。
リビングに飾る場合などは、暖房の直風が当たらない、なるべく涼しい場所に置いてくださいね。
千両をはじめとする切り花は、飾っている間に、水中に雑菌などが繁殖します。
水が汚れると切り花自体も傷みやすくなるので、冬場でもできれば毎日水替えを行いましょう。
また、水替えの際に、枝先を1~2cm程度切り戻したり、再び割りを入れたりするのもおすすめです。
切り口が新鮮にすると水上がりが良くなり、長持ちさせられます。
千両の切り花の日持ちは、約1か月ほどです。
より長持ちさせるには、状態が良い切り花を選ぶことが大切です。
購入時に、葉や実が以下の条件を満たしているかをチェックしてみてくださいね。
実が多くついている、等級が高いものを選ぶのもポイントです。
もともとボリュームがある切り花を選べば、飾る際に多少実が落ちても長く鑑賞できますよ。
フラワースミスマーケットでは、千両の新鮮な切り花を販売しています。
5本の小ロットからご購入いただけるので、アレンジ用や仕入れ花材として、ぜひご利用ください。
千両の実が落ちる主な原因は以下のとおりです。
特に枝が固く水が上がりにくい場合は、実が早く落ちてしまいます。
購入後に、以下の手順でしっかりと水揚げを行いましょう。
室内が乾燥していたり、温度が高かったりする場合も傷みやすくなります。こまめに水替えをして、直射日光や暖房の直風が当たらないように工夫して飾ってくださいね。
落ちてしまったり、変色したりした実は、残念ながら元に戻すことができません。
ただし、残った実を長持ちさせる方法はあります。
水揚げ時と同じように、枝先を叩いて繊維をほぐしたり、十字に割いたりして、深水につけ直しましょう。
暖房が効いた室内は乾燥しやすく、千両が傷んでしまいます。
毎日の水替えはもちろん、霧吹きで葉や水を保湿するのも乾燥防止に効果的です。
傷んだ実や、水中に落ちてしまった実があればすぐに取り除いて清潔に保ってくださいね。
千両を飾るときは、口が広めの安定した陶器やガラスの花瓶がベストです。
茎をしっかり固定できると、振動で実が落ちるのを防げますよ。
透明なガラスや白い陶器の花瓶なら、実の赤と葉の緑のコントラストが映えて、縁起のよさを視覚的に楽しめます。
新しく購入するなら、倒れにくい重めの安定感のあるものを選んでくださいね。
千両と万両は、どちらも冬に出回り、縁起が良いとされていますが、混同しがちですよね。
こんな違いがあるので、ぜひ覚えてみてくださいね。
万両の方が、千両よりも実が大きくボリュームがあります。
花屋で購入する際は、店員さんに確認すると安心ですよ。