柔らかな花びらと優雅な大輪の花姿が魅力の「芍薬」。
長く楽しめる一般的な切り花とは異なり、花き市場に出回る期間が短いため「芍薬の季節っていつ?」「花屋では何月から何月まで買えるの?」との疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
芍薬は、主に4月中旬~6月上旬にかけて、初夏の限られた時期のみ出回る、切り花の中でも特別な存在です。そのため、芍薬を購入する際は、花屋への入荷スケジュールを押さえておきましょう。
この記事では、花屋で芍薬の切り花を購入できる季節・時期、月別の出回りスケジュールを詳しく解説します。また、産地による入荷時期の違い、母の日などのイベントに向けた購入のベストタイミングもご紹介しますので、芍薬のご購入や仕入れを検討されている方はぜひご覧ください。
- 芍薬は園芸上と花屋で出回る時期が異なる
園芸上の開花時期は5月中旬~6月上旬ですが、花屋では蕾の状態で出回るため、4月~6月上旬まで購入できます。 - 芍薬を購入するならピークを迎える5月がおすすめ!
5月は芍薬の流通量が最も増えて、品種も豊富に出揃います。5月下旬には価格も落ち着いてくるため、予算を抑えたい方は絶好の購入チャンスです。 - イベント用途なら、開花までの日数を逆算して購入する
多くの花屋では、蕾の状態で販売され、開花まで数日~1週間程度かかります。利用する日から開花までの日数を逆算して用意しましょう。
- 目次
1芍薬の季節はいつ?園芸上の開花時期と花屋での出回り時期の違い

「初夏の花」として親しまれている芍薬。
園芸上での開花時期と、切り花として花屋に並ぶ時期は異なり、園芸上では4月下旬以降に開花が始まる一方で、花き市場や花屋では早くて3月下旬から、切り花の芍薬が出回ります。
これは、切り花が蕾(つぼみ)の状態で収穫・出荷されるためです。
園芸上の開花時期は「5月中旬~6月上旬」
自宅の庭や公園など、自然界で芍薬が実際に花を咲かせる時期は、地域によって大きく異なります。
一般的には、5月中旬~6月上旬が目安となりますが、温暖地域、寒冷地域では1カ月ほどの違いがあります。
地域ごとの開花の目安は、以下のとおりです。
- 九州・四国:4月下旬~5月上旬に開花が始まる
- 関東・中部:5月上旬~中旬がピーク
- 東北・北海道:5月下旬~6月上旬にずれ込む
芍薬の切り花が花屋で買えるのは「4月中旬~6月上旬」
芍薬の切り花が、花き市場や花屋で出回る主な時期は、4月中旬~6月上旬頃です。
ただし、産地によっては最早3月下旬から市場に出回ることもあります。
なお、園芸上の開花期は5月~6月ですが、切り花は蕾の状態で出荷されて開花前の状態で並ぶため、それよりも1~2週間程度早めに出回るのが一般的です。
そのため、「芍薬の季節」として楽しめる期間は4月後半~6月前半の2カ月間ほどといえるでしょう。
芍薬の旬(ピーク)は5月!品種も価格も最も充実する時期
芍薬を楽しむ最もおすすめの時期は5月です。この時期になると、流通量が最も増え、品種のバリエーションも充実します。
シーズン初期の4月~5月初めは、出回る品種が限られ、価格もやや高めの傾向。
その後、5月中旬ごろは流通量が増えます。品種の選択肢も豊富になり、価格が比較的落ち着くため、お得に購入しやすくなりますよ。
2【月別カレンダー】花屋で芍薬の切り花が出回る時期と特徴

芍薬の切り花は、月によって品揃えや価格帯が大きく変わります。
ここからは、芍薬が出回り始める3月下旬から6月にかけて、各月に出回る芍薬の特徴をご紹介します。
| 時期 | 概要 |
|---|---|
| 3月下旬~4月下旬 | シーズン開始、早生品種が先行入荷 |
| 4月末~5月中旬 | 最盛期。品種が最も豊富な時期 |
| 5月下旬~6月上旬 | シーズン終盤、お得に買える時期 |
| 6月中旬以降 | シーズン終了が近づく |
3月下旬~4月下旬|シーズン開始、早生品種が先行入荷
この時期は、「コーラルチャーム」などの早生品種が先行して入荷され、芍薬のシーズンがスタートするタイミングです。
ただし、出回る品種はまだ少なく希少性が高いため、価格はシーズン中で最も高い傾向があります。
「今年いち早く芍薬を楽しみたい」という方向けの時期といえるでしょう。
4月末~5月中旬|最盛期!品種が最も豊富な時期
この時期は、流通量・品種数ともにピークを迎える最盛期といえます。
生産量日本一の長野県(JA中野市等)からの入荷が本格化。
バリエーションも充実し、ピンク・白・赤・黄色などさまざまな色合いや、一重咲き・八重咲きなど多様な品種が出揃うのが、この時期の特徴です。
4月末~5月中旬は、母の日の需要と重なります。
芍薬も人気が集中するので、仕入れは早めの予約がおすすめです。
5月後半~6月上旬|シーズン終盤、お得に買える時期
5月後半以降は、流通量は徐々に減少しますが、まだ十分に楽しめる時期。
出回り始めの時期に比べると価格が落ち着き、お得に購入しやすいため、コストパフォーマンスを重視される方には特におすすめです。
また、品種の選択肢もピーク時と比べると減りますが、主要な人気品種はまだ出回っています。ジューンブライド(6月挙式)の装花用にも、まだ間に合うでしょう。
なお、6月中旬以降は出荷が急減するため、欲しい方はお早めに花屋をチェックしてください。
6月中旬以降|シーズン終了が近づく
6月中旬以降は出荷数が激減し、品種数もかなり限られてきます。
当店「フラワースミスマーケット」でも、例年この時期に販売終了、もしくは品種おまかせの限られた商品のみ販売になるケースがほとんどです。
気候などの条件によっては少し長く販売されることもありますが、基本的には6月中旬以降は手に入りにくくなると考えておきましょう。
3芍薬の産地別入荷スケジュール|長野県が生産量日本一!
芍薬の切り花は、産地によって開花時期が異なるため、出荷時期も異なります。
ここでは、主要な産地ごとに、例年の入荷スケジュールをご紹介します。
| 産地 | 主な出荷時期 | 概要 |
|---|---|---|
| 岡山県、和歌山県など | 3月下旬~4月 | 全国でもいち早く出荷される産地。早生品種も |
| 長野県(JA中野市等) | 4月後半~6月上旬 | 生産量日本一。品種数・品質ともに充実 |
| 富山県(JAあおば等) | 4月下旬~5月中旬 | 近年生産量が急増。多品種栽培が特徴 |
| 北海道 | 5月後半~6月 | シーズン後半の貴重な供給源 |
当店では、芍薬の生産量が日本一の「長野県 JA中野市」を中心に、全国有数の産地から仕入れしています。
茎が太く、大輪の花をお楽しみいただける高品質の芍薬を販売しておりますので、母の日ギフト、ジューンブライド、ご自宅用などの用途に合わせて、大輪の芍薬をぜひお楽しみください。







































































































































































































































































































































































