初七日のお供え物として、多く選ばれているのが、花・お菓子・線香・香典等です。
特に花は「消え物」に該当するため、マナー的にも全く問題はなく、むしろ初七日をはじめとする法要において、お供えの定番品の一つとされています。
お供え花を選ぶ際は、故人の冥福を祈り、ご遺族の心を癒せるように、花の種類や特徴を理解したうえでマナーを守ることが大切です。
花の種類別の特徴比較
初七日のお供え花として代表的なものには、胡蝶蘭・菊・カーネーション・ユリなどがあります。
その中でも、1ヶ月以上花持ちする胡蝶蘭は「長くきれいに咲き続ける」点で、初七日のお供え花としてより優れた選択肢といえるでしょう。
| 花の種類 |
特徴 |
初七日への適性 |
| 胡蝶蘭 |
長持ち・管理が楽・品格がある |
◎ |
| 菊 |
仏花の定番・入手しやすい |
〇 |
| カーネーション |
手軽・白なら問題なし |
〇 |
| ユリ |
香りが強すぎる場合も |
△ |
花を選ぶときに守りたい3つのこと
初七日のお供え花を選ぶ際は、以下の3点を満たすかどうかを必ず確認しましょう。
白基調(白上がり)で選ぶ
四十九日までは白を基調とした「白上がり」のお供えが正式なマナーとされています。
近年では淡いピンクや、淡い紫などの柔らかい色も受け入れられるケースも増えていますが、無難なのは白中心です。
赤・オレンジなどの原色、派手な色の花は絶対に避けましょう。
トゲのある花・香りの強い花は避ける
初七日のお供え花には、故人やご遺族への配慮として、控えめで上品な花を選ぶのがマナーです。
そのため、以下のように棘のある花、香りの強い花は避けてください。
- バラなどトゲのある花:ご遺族が管理をする際に怪我をする恐れがあるため
- 強香のユリなど:室内に飾る場合、香りが強すぎると相手に負担をかけてしまうため
遺族の手間を増やさない花を選ぶ
水替えが頻繁に必要な花や、すぐに枯れてしまう花は、ご遺族の負担を増やしてしまいます。
初七日から四十九日まで飾ることを考えると、長持ちして簡単に管理できる花が理想的です。
白い胡蝶蘭は、これらすべてを満たし、花持ちの良さ、供花としての格式の高さを両立できる花であるといえます。