夏の花の代名詞である「ひまわり」。
誰もが知っている人気のお花ですが、実は定番の色や咲き方以外にも、さまざまな種類があるのをご存知でしょうか?
意外とバリエーション豊富なお花ですので、珍しい種類のひまわりも知っておくと、アレンジや楽しみ方の幅が広がりますよ。
この記事では、ひまわりの基本的な特徴や種類、花言葉を紹介します。
当店フラワースミスマーケットで取り扱っている人気品種も紹介しますので、ぜひお気に入りのひまわりを見つけてくださいね。
夏の花の代名詞である「ひまわり」。
誰もが知っている人気のお花ですが、実は定番の色や咲き方以外にも、さまざまな種類があるのをご存知でしょうか?
意外とバリエーション豊富なお花ですので、珍しい種類のひまわりも知っておくと、アレンジや楽しみ方の幅が広がりますよ。
この記事では、ひまわりの基本的な特徴や種類、花言葉を紹介します。
当店フラワースミスマーケットで取り扱っている人気品種も紹介しますので、ぜひお気に入りのひまわりを見つけてくださいね。
まずは、ひまわりの基本情報と特徴を以下の表にまとめました。
科・属 | キク科・ヒマワリ属 |
---|---|
園芸分類 | 草花 一年草 |
和名 | 向日葵(ヒマワリ)、日輪草(ニチリンソウ) |
英名 | Sunflower (サンフラワー) |
原産地 | 北アメリカ大陸西部 |
開花期 | 7~9月ごろ |
出回り時期 | 5~11月ごろ(ピークは7~8月) |
色の種類 | 黄色・オレンジ・白・茶色など |
香り | なし |
日持ち | 5日~1週間程度 |
ひまわりの開花期は一般的に7~9月ごろ。
夏のイメージが強いお花ですが、切り花としては初夏から秋ごろまでと比較的長く出回ります。
ひまわりの花は「太陽に向かって咲く」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
実はひまわりが太陽に向かって動くのは成長期の段階で、開花した後は主に東を向いたまま固定されることが多いんです。
成長段階の若いひまわりは、太陽が当たる方とは反対側の茎がよく育つメカニズムになっています。
そのため、茎が太陽の方向に傾くようになり、「ひまわりの花は太陽を追いかける」と言われるようになりました。
多くの人が思い浮かべるひまわりは、花びらが黄色系で中心部分がこげ茶色のお花ですが、品種改良によってどんどん新しい品種が増えてきました。
具体的なひまわりの色や咲き方の種類を、画像つきで解説します!
同じひまわりでも、定番の黄色やオレンジの品種から、白や茶色の珍しい品種まで様々です。
また、黄色系をベースに茶色のグラデーションが入った、複色品種もあります。
特に白系のひまわりは流通量が多くないため、お花屋さんで見かけた際は一度手にしてみてください。普段とは一味違うひまわりのアレンジが楽しめますよ。
ひまわりの中心には、小さな花が円状に集まった「管状花(かんじょうか)」と呼ばれる部分があります。
この円状の部分が茶色いものは「黒芯」、グリーンや黄色のものは「白芯」と呼ばれています。
黒芯のひまわりはコントラストが強く元気な印象を、白芯のひまわりは柔らかい印象を与えてくれます。
同じ花色のひまわりでも、中心部の色が違うだけで全く印象が異なりますので、好みの雰囲気や他のお花との組み合わせを考えて選んでみてくださいね。
ひまわりの咲き方の種類には、大きく分けて「一重咲き」と「八重咲き」の2種類があります。
ひまわりの定番アレンジを楽しみたい方は一重咲きを、少しゴージャスな印象にしたい方は八重咲きを選ぶのがおすすめです。
ここからは当店フラワースミスマーケットの商品の中から、特に人気の高いひまわりを5品種ご紹介します!
サンリッチマロンは、まるで日焼けをしたような花色がおしゃれな複色ひまわりです。
品種名についた「サンリッチ」は、タキイ種苗株式会社が品種開発の際につけたブランド名のようなもの。比較的花びらの形がシャープで尖っているのが特徴の品種シリーズです。
サンリッチマロンは色・形ともに主張がしっかりあるため、アレンジのメイン花材にぴったりの商品です。
サンリッチマロンと同じシリーズの「サンリッチアップオレンジ」は、名前に「アップ」とついている通り、花が上を向いて咲くひまわりです。
特性を生かして、ラウンド型のアレンジやブーケに使うと綺麗にまとまりますよ。
定番の明るいオレンジ色の花びらで、葉ものとの相性も良く使いやすい品種です。
ビンセントタンジェリンは、株式会社サカタのタネが開発した「ビンセントシリーズ」の品種です。
ビンセントシリーズのひまわりは、先に紹介したサンリッチシリーズのひまわりに比べ、花びらに丸みがあるのが特徴。
どちらかと言うと可愛らしい雰囲気のアレンジによく合うひまわりです。
有名な画家の名前がつけられた「モネノヒマワリ」は、花びらがぎっしりと重なった八重咲き品種。
花芯の色が黄色~黄緑色をしているため、ほとんどコントラストを感じずふんわりとした印象があります。
明るいイエローの花色が爽やかで、グリーンやブルー系など、夏らしい色の花材と相性抜群です。
やや黄色みを帯びた白系品種の「ホワイトナイト」。
黒芯タイプのため、花びらの色と中心部の色のコントラストが強く、意外とはっきりとした印象を感じさせます。
定番のひまわりとは一味違った、主役級の花をお探しの方にぴったりです。
ひまわりを購入したりプレゼントに選ぶ際、花言葉が気になる方も多いのではないでしょうか。
ひまわりには、「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」という花言葉があります。
他にも、本数別や色別の花言葉があるため、購入時の参考にしてみてください。
明るく元気な印象のあるひまわりは、誰もが知る定番人気のお花です。
実は黄色やオレンジのひまわり以外に、白系や茶系の品種もあり、バリエーションが非常に豊富。
花びらの色だけでなく、花芯の色や咲き方にも種類があるので、同じひまわりでも全く異なる印象を作れます。
当店フラワースミスマーケットでは、色・品種ともに豊富なひまわりを、卸売価格で販売しています。
初夏から秋口の限られた期間のみ販売していますので、夏らしさを楽しむ花材としてぜひ取り入れてみてください。
ひまわりは、夏らしいグリーン系やブルー系の花材と相性抜群です◎
具体的には、デルフィニウムやヒペリカム、ソリダコやリキュウソウなどと組み合わせると、爽やかな夏らしいアレンジになりますよ。
さらにトロピカルな雰囲気にしたいときは、モカラもおすすめです!
ひまわりの茎には産毛のようなものがついており、どうしても腐りやすい特性があります。
水を清潔に保って長持ちさせるためには、茎をこまめに切り戻すこと、少なめの水をこまめに替えながら管理することが重要です。
初心者さん向けのひまわりを飾るコツは、「口の狭い花瓶に生けること」です!
ひまわりはお花がクルクルと回ってしまうので、飾るのが難しい一面もあるのですが、口の狭い花瓶を使えば比較的安定しやすくなります。
また、小さめのコップに2~3輪程度をコンパクトに飾るのも可愛いですよ^^