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カスミソウの季節はいつ?開花・出回り時期と季節別の楽しみ方

カスミソウの季節はいつ?

ふわふわとした白い小花が魅力の「カスミソウ」。
花束やアレンジに欠かせない人気花材ですが、「カスミソウの季節はいつ?」「いつでも買える?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カスミソウの開花時期・切り花としての出回り時期を季節ごとに整理して解説します。
さらに、通年入手できる理由、季節ごとの産地リレーの仕組み、価格動向、アレンジのアイディアなども詳しくご紹介します。

  • カスミソウは花屋で通年入手可能
    カスミソウは、産地リレーにより一年中安定して入手できます。特に、旬の6月に出回る切り花は花つきが良くボリュームもあります。
  • ウェディングシーズン・母の日前後は価格が高めに
    需要が増える春~初夏は、価格が上がりやすい傾向があります。予算を抑えて仕入れるなら旬の6月がおすすめです。
  • 夏は涼しい場所に飾り、毎日水替えを!
    基本的な日持ちは1週間~10日前後。気温が高い夏場は、5日程度と短くなりやすいため、直射日光を避けた涼しい場所に飾り、毎日水替えをしましょう。

1カスミソウの旬の季節はいつ?開花時期と花屋での出回り時期

カスミソウの旬の季節はいつ?開花時期と花屋での出回り時期

カスミソウの「旬の季節」と「切り花として購入できる時期」は異なります。

自然の開花を楽しむのか、切り花をブーケやフラワーアレンジメントに使うのかで、狙うタイミングは変わるため、それぞれの時期について理解しておきましょう。

カスミソウの開花時期は5~7月|旬は初夏

自然の環境下での開花時期は5~7月で、最盛期は6月頃の初夏です。

もともと、カスミソウは「長日植物」と呼ばれる性質を持っていて、1日の日照時間が12時間以上になると開花が促されます
そのため、日本では、春から徐々に日が長くなる初夏にかけて花を咲かせます。

和名は「霞草」。枝先に無数に咲く白い小花が、春の霞のように見えることに由来し、初夏の季語としても親しまれています。
また、どんな花とも相性が良く、結婚式のブーケなどに多用されることから「幸福」という花言葉があります。

切り花のカスミソウは通年出回る

現在、花屋で切り花として主に販売されているのは「宿根カスミソウ(パニクラータ種)」という種類です。この種類は、生産農家によって温度管理がされたハウス栽培により、一年中安定して市場に出荷されています。

時期によって価格変動はありますが、生花店では年間を通じて安定的に購入可能です。

なお、切り花のカスミソウの日持ちは比較的長く、1週間~10日前後。夏場は5日程度、冬場は10日前後が目安になります。

一年草と宿根の違い
  • 一年草(エレガンス種):花壇・プランター栽培向け。草丈20~50cm、小さめで一重咲きが主流
  • 宿根カスミソウ(パニクラータ種):切り花用の主流。草丈1m近くまで育ち、八重咲きでボリュームがある。花屋で見かけるのはこの品種

2季節によって変わる!カスミソウの産地とボリューム・価格傾向

季節によって変わる!カスミソウの産地とボリューム・価格傾向

カスミソウは暑さに弱いため、季節ごとに産地を切り替える「産地リレー」の仕組みを導入することで、通年供給を実現させています。

ここでは、季節ごとの主要産地の特徴と、仕入れるタイミングの違いについて解説します。

カスミソウの産地リレー|冬~春は熊本・和歌山、夏~秋は福島・北海道

日本国内では、以下のように各地の気候に合わせて産地を切り替える「産地リレー」が行われています。

  • 冬~春(12月~5月頃):温暖な九州(熊本県)・和歌山県がメイン
  • 夏~秋(6月~11月頃):冷涼な東北(福島県)・北海道がメイン

国内生産量1位は熊本県で、その出荷量の多さが市場での安定供給を支える柱となっています。

産地・季節によるカスミソウの違い|ボリューム・つぼみの傾向

カスミソウは、産地や季節によってボリュームやつぼみなどの特徴が変わります

  • 初夏(6月前後):花付きが非常に良く、ボリューム感のある個体が多い
  • 夏場:気温の影響でつぼみが固めの状態で入荷しやすいが、開花に時間がかかることもある
  • 冬場:ゆっくり生育するため茎がしっかりしており、日持ちも長い傾向がある

また、産地の標高や、ハウスの温度管理などの栽培環境の違いも、茎の太さやつぼみの状態などの品質に影響します。

仕入れで知っておきたい季節ごとの価格傾向

カスミソウの価格は、供給量と需要のバランスによって変動します。コスト管理のためにも、季節ごとの動向を理解しておきましょう。

  • 春~初夏(ウェディングシーズン・母の日前後):花材全体の需要が集中し、カスミソウの価格もやや高めになる
  • 旬の初夏(6月前後):国内出荷量がピークを迎え、比較的安定した価格で仕入れやすくなる

当店「フラワースミスマーケット」では、まとめ買い割引をご用意しています。
本数を調整しながらコスト管理が可能ですので、仕入れコストを抑えたい方はぜひご利用ください。

3【季節別】カスミソウを使ったおすすめアレンジ

カスミソウは年中手に入るため、季節に合わせてアレンジを変えることで、四季を通じて楽しめます。
ここでは、旬ならではのボリュームを活かす、染めカスミソウで色を加えるなど、季節別の魅力的な飾り方をご紹介します。

春~初夏|旬のカスミソウをたっぷり使ったブーケ

春~初夏|旬のカスミソウをたっぷり使ったブーケ

春~初夏は、カスミソウが最も美しい旬の季節です。

花つきが良くボリュームがあるため、カスミソウだけを贅沢に使ったホワイトブーケが映えます。
また、バラやスイートピーなど季節感のある切り花とカスミソウを組み合わせた、柔らかなパステルカラーのアレンジもおすすめです。

母の日(5月)には、定番のカーネーションと合わせた、感謝を伝える優しい雰囲気のアレンジがお客様から喜ばれます。

夏~初秋|染めカスミソウで涼しげに彩る

夏~初秋|染めカスミソウで涼しげに彩る

夏場は、爽やかなブルーやグリーンに染めた「染めカスミソウ」を使って、見た目にも涼しげなアレンジがおすすめです。

デルフィニウム、ブルースターなど、青系の切り花とカスミソウを組み合わせると、夏のウェディングや装花にぴったりの清涼感を演出できます。

また、秋の始めには、ダリアやケイトウなど暖色系の切り花との相性が抜群です。カスミソウが季節の花材を引き立ててくれますよ。

晩秋~冬|ドライフラワーにして長く楽しむ

晩秋~冬|ドライフラワーにして長く楽しむ

カスミソウは、花や茎に含まれる水分が少なく、乾燥しても色や形が残りやすいため、ドライフラワーに最適な花材です。

新鮮な切り花を風通しの良い場所に逆さに吊るしておくだけで、1~2週間で簡単にドライフラワーが完成します。また、花瓶に少量の水を入れて飾り、そのまま自然乾燥させるドライインウォーター法も有効です。

特に、染めカスミソウはドライフラワーにしても鮮やかな色が残りやすく、リースやスワッグの素材としても人気です。クリスマスや冬の装飾に活躍しますよ。

当店「フラワースミスマーケット」では、プロが加工したドライフラワーのカスミソウも取り扱っています。ドライフラワーのアレンジを今すぐ楽しみたい方は、ぜひご利用ください。

カスミソウのドライフラワー一覧

4カスミソウの季節ごとの注意点とお手入れのポイント

カスミソウの季節ごとの注意点とお手入れのポイント

カスミソウは、通年手に入りやすい花材ですが、気温によって日持ちやお手入れ方法が大きく異なります。
できるだけ長く美しい状態を楽しむためにも、季節ごとの特徴を理解し、適切に管理しましょう。

夏場(気温が高い時期)

日持ちの目安は5日程度で、他の季節に比べて短くなります。

カスミソウは高温多湿に弱く、茎が腐りやすいため、エアコンが効いた部屋など、直射日光を避けた風通しの良い涼しい場所に飾りましょう。
また、水替えの頻度を上げ、1日1回程度にするのも効果的です。

冬場(気温が低い時期)

日持ちの目安は10日前後で、比較的長持ちします。

カスミソウは低温に対して強い傾向がありますが、冬場は暖房器具の影響を受けやすいため、暖房の風が直接当たらない場所を選んで飾りましょう。
また、乾燥しやすい季節なので、霧吹きなどで葉や花に水分を与えるのも効果的です。

なお、冬場はカスミソウ特有の青臭さを感じることがあります。臭いが気になる場合は、カスミソウ用のトリートメント剤を使用すると、イヤな臭いを軽減でき、日持ちも向上します。

より日持ちを延ばすには、購入後に水揚げをしっかりと行うと吸水が良くなります。
水揚げの手順などの詳しいお手入れ方法は、下記の記事で解説しているので、あわせてお読みください。

カスミソウの切り花はどのくらい日持ちする?長持ちさせる水揚げ・お手入れ方法

5まとめ

カスミソウの自然の開花時期は5~7月で、旬は6月頃です。

一方、切り花は、以下のような産地リレーにより通年安定して供給されています。

  • 冬~春:和歌山県などの温暖な地域
  • 夏~秋:北海道などの冷涼な地域

ボリューム・花つきが特に優れている季節は、旬を迎える6月前後です。

価格面では、春~初夏のウエディングシーズン・母の日前後はやや高くなりますが、6月には出荷量がピークを迎えて、安定価格で仕入れやすくなりますよ。

当店「フラワースミスマーケット」では、新鮮なカスミソウの切り花やドライフラワーを取り扱っています。
5本~の小ロットからご購入いただけますが、コスパ重視で仕入れたい場合は、「まとめ買い割引」もぜひご利用ください。

フラワースミスマーケットで人気のカスミソウ

カスミソウを花屋で購入するならいつがベスト?旬の季節に関するよくある質問

  • 生花店の仕入れ担当です。夏場の仕入れで、つぼみが固いカスミソウが多いのはどうしてですか?開花させるコツも教えてください

    夏場につぼみが固いカスミソウが多い理由は、気温の影響や、流通時の品質保持目的で、意図的につぼみが固めの状態で出荷されるためです。

    開花させるには、入荷後すぐに水揚げを行いましょう。切り花延命剤を使い、涼しい場所で管理すると、水が上がりやすくなり日持ちも良くなります。

  • ウェディングブーケでカスミソウを使いたいです。最も見栄えのする季節はいつですか?

    ボリュームがあって、見栄えがするのは、カスミソウの旬である6月前後で、花つきが良く、茎もしっかりしたボリューム感のある個体が出荷されます。

    この時期なら、カスミソウだけで作ったオールホワイトのブーケがおすすめです。カスミソウには「幸福」「清らかな心」といった縁起の良い花言葉もあるので、ウェディングにぴったりですよ。

  • フラワーアレンジメント教室を主催しています。カスミソウは通年出回っていますが、冬場に仕入れるメリットはありますか?

    冬に出回るカスミソウはゆっくりと時間をかけて育つため、茎がしっかりしていて日持ちも10日前後と長くなります。

    レッスン帰りなどの持ち運びに時間がかかっても傷みにくく、レッスン後も長く飾れるのがメリットといえるでしょう。

  • 熊本県産は、カスミソウの国内生産第1位ですが、主にいつ頃市場に出回りますか?

    熊本県産のカスミソウが出回るのは、主に冬から春にかけてです。
    冬でも温暖な地域で育てられるため、安定供給を支える重要な役割を果たしています。

  • カスミソウをドライフラワーにしたいです。どの季節のものが一番きれいに仕上がりますか?

    カスミソウは、もともと水分が少ないため、特に季節を問わずドライフラワーにできます。

    きれいに仕上げるなら、秋から冬にかけてゆっくりと育った個体がおすすめ。茎がしっかりしているので、ドライにしても型崩れしにくいのが魅力です。

    また、染めカスミソウは、鮮やかな色が残りやすいので、ドライフラワーの素材として人気があります。