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【初心者必見】忙しい人も簡単!短時間でできる胡蝶蘭のお手入れ方法

「胡蝶蘭をいただいたけれど、忙しくて十分な時間が取れない」「育て方が難しそうで手をかける自信がない」と胡蝶蘭のお手入れについて悩みを抱えている方もいるかもしれません。

実は胡蝶蘭は手をかけなくても最低限のケアだけで十分元気に育ってくれる植物です。
寧ろ、過剰にお世話をすると枯らしてしまう原因になってしまいます。

この記事では、忙しい方や初心者の方でも無理なく続けられる胡蝶蘭のお手入れ方法について紹介しています。
短時間で胡蝶蘭を育てるためのおすすめの植え方や、毎日のルーティンに組み込めるケア方法まで掲載しています。

1胡蝶蘭は最低限のケアの方が育ちやすい

胡蝶蘭は育てるのが難しいと思われがちですが、置き場所の環境が整えば手がかからない植物です。
寧ろ、小まめにお手入れを行うと枯れてしまう可能性が高く、最低限のお手入れで済ませた方が枯れにくくなります。

胡蝶蘭の基本的なお手入れ方針については以下のとおりです。

  • 水やり頻度は控えめに
  • 肥料は基本的に不要
  • 過度なお手入れはしない
  • 適切な環境を整える

育成初心者の方は水やりや肥料をたくさん与えてしまい、胡蝶蘭が根腐れ肥料焼けを起こして元気をなくしてしまうケースがほとんどです。

毎日の時短ケアと、週1回、または季節ごとのメンテナンスでも胡蝶蘭を健康に育てることは可能です。
次の段落からは忙しい人向けに毎日5分でできる胡蝶蘭のお手入れについて解説していきます。

2胡蝶蘭をお手入れを時短にするためのコツ

胡蝶蘭のお手入れを時短にするためには、保水力が高い水苔に植えたり、胡蝶蘭にとって快適な環境を用意するなどが有効です。
また、霧吹きやサーキュレーターなどの事前に揃えておくと便利です。

ここでは、胡蝶蘭のお手入れを時短するための3つのコツを紹介します。

水苔+素焼き鉢で植える

忙しい中で胡蝶蘭を育てるのであれば植え込み材と鉢の組み合わせは「水苔+素焼き鉢」がおすすめです。

素焼き鉢と水苔は、水分を含んでいる時とカラカラに乾いている時で鉢の色や手触りが異なります
乾いている時が胡蝶蘭の水やり時期にあたるため、水やりのタイミングが分かりやすいメリットがあります。

また、水苔は保水力が高いため水やり頻度が比較的少なく済みます。

置き場所の環境を整える

また、置き場所の環境を胡蝶蘭にとって快適な環境に整えることも重要です。

胡蝶蘭は、気温や湿度などの環境が整っていれば手間をかけずに元気に育ちます。
快適に育つための条件は、以下のとおりです。

  • 柔らかい日差しが当たる場所
  • 温度が18~25℃程度の場所
  • 湿度が50~70%の場所

胡蝶蘭は熱帯雨林地域が原産のお花ですので、近い条件に近づけると元気に育ちやすくなります。

胡蝶蘭にとって最適な環境、置き場所については「【お手入れガイド】胡蝶蘭の適切な置き場所(光、温度、湿度)」でさらに詳しく解説しています。

サーキュレーター等の道具を準備する

初期投資は必要となりますが、サーキュレーターや霧吹きなど必要な道具を用意しておくと短い時間でお手入れがしやすくなりますよ。

例えば、胡蝶蘭の葉の表面を湿らせたい時は濡れた布巾やティッシュを使うより霧吹きで水を吹きかけた方が簡単で時短ができます。

サーキュレーターってどんな道具?

サーキュレーターは、空気を循環させるための電化製品です。

扇風機とよく似ていますが、「風で涼しくする」のが目的の扇風機に対して、サーキュレーターは空気を効率よく動かして、部屋全体の温度を均一にするのが目的です。
風の強さも異なり、サーキュレーターの方が風が直線的に、遠くまで届きます。

3毎日5分でできる!胡蝶蘭の時短ケア

胡蝶蘭のお手入れは実は毎日長時間かける必要はなく、朝の数分、週に1回、月に1回の簡単なケアを続けるだけで十分です。
それぞれ胡蝶蘭の以下のお手入れについて見ていきましょう。

朝の5分で行う簡単ケア

毎日朝に行うルーティンについては以下があげられます。

  • 葉・根の状態確認
  • 鉢の表面の乾き具合の確認
  • 置き場所の確認
  • 葉水を行う

毎日行うケアとしては、株の状態確認をメインで行います。

葉裏や根にカビや虫などがついていないかなどについては毎日確認しましょう。

また、鉢や植え込み材の乾き具合の確認については朝のルーティンにしてしまうのがおすすめです。
植え込み材以外にも、置き場所の温度や湿度が適切か、直射日光やエアコンの風が当たっていないかチェックしてみましょう。

胡蝶蘭や置き場所に問題がないのを確認したら、胡蝶蘭の葉に霧吹きで水をかける葉水を行います。
葉水を行う際は葉全体、葉の裏側にも忘れずに霧吹きで水を吹きかけるようにしましょう。

花には水をかけない

花が咲いている胡蝶蘭に葉水をする際は、花に水がかからないように注意して行いましょう。

花に水がかかると、花びらに水滴のシミができたり、花が痛む原因になってしまいます。

週に1回行うお手入れ

週1回行うお手入れとしては以下があげられます。

  • 水やり
  • 葉や鉢周りの掃除
  • 置き場所の調整

季節によって調整が必要ですが、基本的には週1回ほど根元にコップ1杯程度の水を与えます。
受け皿に水が溜まっていると不調の原因になるため、たまった水は捨てるようにします。

手順としては、水をやってから鉢周りや葉の埃などの汚れを落とすなど少し時間を置いてから受け皿の水を捨てるといいですよ。
日光が当たる方向が一定だと光の方に株が倒れてしまうため、週1回は胡蝶蘭の鉢を回転させて光が当たる方向を変えましょう。

月に1回の簡単なメンテナンス

月1回行うお手入れとしては以下があげられます。

  • 枯れた葉・花の除去
  • 植え込み材の状態確認

胡蝶蘭の花は一か月ほどで萎れていくため、咲き終わった花や寿命で黄色くなった葉があれば取り除きましょう。

また植え込み材(水苔・バーグ)が古くなっていないかを確認します。

植え込み材がボロボロになっている場合は植え替えが必要です。
植え替えのやり方などを確認して、いつ植え替えを行うのかなどを考えておきましょう。

4初心者向け!季節別の胡蝶蘭のメンテナンス

日本には四季があり、季節ごとに気温や湿度が大きく異なるため季節ごとに異なるお手入れが必要です。

毎日のお手入れに加えて春、夏、秋、冬のそれぞれのシーズンで気をつけたいポイントについて解説します。

春のお手入れ

春に必要な胡蝶蘭のメンテナンスには以下があげられます。

  • 植え替えの確認
  • 肥料の検討
  • 病害虫の予防

春は胡蝶蘭が生長し始める快適な季節ですので、植え替えや肥料を与えるのに最適な時期です。
買った、または貰ったばかりの株であれば肥料は必要ありませんが、複数の株が寄せ植えされているのであれば植え替えを検討しましょう。

また、春は胡蝶蘭を外に出しやすい季節ですが病害虫が発生しやすい季節でもあるため注意が必要です。
胡蝶蘭を地面から離したり、直射日光を避ける、薬剤を散布するなどの病害虫対策を行いましょう。

胡蝶蘭の病害虫対策や、春の育て方について詳しくは以下の記事を参考にしてくださいね。

夏のお手入れ

夏に胡蝶蘭を育てる際に注意が必要なポイントは以下のとおりです。

  • 水やり、葉水の時間帯
  • 高温への対策

胡蝶蘭は30℃以上になると元気をなくしてしまうため、高温への対策が必要です。
基本的には空調の効いた部屋の中に置き、しっかりと遮光して直射日光を当てないようにしましょう。

加えて夏場は日中の気温上昇が激しいため、水やりや葉水の時間帯に注意が必要です。
早朝、または夕方頃に水やりや葉水を行うと、根や葉が傷みにくくなりますよ。

秋のお手入れ

秋に胡蝶蘭を育てる際に注意が必要なポイントは以下のとおりです。

  • 水やり頻度への注意
  • 夜間は涼しめの環境に置く

夏の暑さが和らいだタイミングで気を付けたいのが、水やりの頻度です。

気温の低下や植え込み材の乾燥具合に合わせて水やりの頻度を徐々に減らしていきましょう。
また、水やりの時間帯を朝の10時頃になるように時間を調節していきます。

置き方のポイントとして、秋は花芽が出る季節ですので夜間は16℃程度の涼しめの場所に置くように心がけます。
朝晩の寒暖差が激しくなるため夜間の気温が下がり過ぎないように保温対策を行いましょう。

冬のお手入れ

冬に胡蝶蘭を育てる際に注意が必要なポイントは以下のとおりです。

  • 低温への対策
  • 水温への注意
  • 乾燥への注意

胡蝶蘭は寒さに弱いため、最低気温が15℃を下回らないように室内で管理しましょう。

水温が低すぎたり、冬の寒さで水温が下がってしまうと胡蝶蘭が冷えてダメージを受けてしまう恐れがあります。
胡蝶蘭に水を与えたり葉水を行う際は、暖かい時間帯にぬるま湯を与えるようにしましょう。

また、冬場に暖房を使って温度管理を行うと空気が乾燥して湿度が低くなってしまいがちです。
加湿器を用いたり、葉水を小まめに行うなどの乾燥対策を行いましょう。

胡蝶蘭の寒さ対策や管理の注意点など、冬越しさせる方法については以下の記事でもっと詳しく解説しています!

【保存版】胡蝶蘭の冬越し完全ガイド!プロが教える5つの管理ポイント

5まとめ

胡蝶蘭は実は手がかからない植物で、最低限のケアで元気に育ちます。
むしろ、過剰なお世話が枯れる原因になってしまうことが多いため適度なお手入れを心がけましょう。

胡蝶蘭のお手入れを時短にするためのコツは「水苔+素焼き鉢」で植えて、気温や湿度などの環境を整えることです。
加えて、毎日5分程度以下の以下のように株の状態確認と週1回、月1回のメンテナンスを行いましょう。

  • 朝の5分で葉や根の状態確認と環境チェック
  • 週1回程度の水やりと置き場所の調整
  • 月1回の枯れた部分の除去と植え込み材の確認

胡蝶蘭は過剰な水やりや肥料が原因で調子を崩すことが多いため、控えめなケアが上手に育てるコツです。

また、季節に合わせて行うお手入れを調整していくことも必要です。
春と秋は寒暖差対策、夏は高温、冬は低温や乾燥対策などを毎日のルーティンの中に取り入れていくと胡蝶蘭を枯らすことなく育てられますよ。
季節の変わり目には特に注意して、温度や湿度の変化に合わせたお手入れを心がけましょう。

6胡蝶蘭ビギナーさんのお悩み解決Q&A

新しく胡蝶蘭を迎えたのですが、お部屋のどこに置けば元気に育ってくれるでしょうか?

胡蝶蘭は直射日光を避けた明るくて暖かい場所に置くのがおすすめです。
お部屋内であればリビングやキッチンのテーブルの上、カーテン越しの窓辺や玄関などがあげられます。

ただし、時間や場所ごとの気温・日当たりによっては別の場所に置いた方が元気に育つことがあります。
胡蝶蘭にとって快適な場所がどんな環境なのか、気温や日当たりの条件を事前に確認しておきましょう。

胡蝶蘭の水やりは、どれくらいの頻度であげたらいいですか?毎日少しずつあげるのか、それともまとめてたっぷり与えるのか迷っています。

胡蝶蘭の水やりは、鉢内が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
置き場所の温度や湿度によって調整は必要ですが、一般的に季節ごとの水やり頻度は以下のとおりです。

  • 春・秋:7日~10日に1回程度
  • 夏:3日~5日に1回程度
  • 冬:2週間~月1回程度

鉢のサイズによりますが1鉢に対してコップ1杯分(200ml)の水を根元に注ぎます。
鉢底から水が流れ出るくらいが目安ですので、足りない場合は追加で水を与えてくださいね。

毎日少しずつの水やりは鉢内が乾かず、根が腐る原因になるため避けしましょう。

水やりのタイミングは「水苔の表面が乾いたら」とのことですが、どの程度乾いたら与えるべきですか?指で触って湿っていないと感じたらすぐにあげるべきでしょうか?

指で水苔の表面を触ってみて、湿り気を感じなかったら水やりのタイミングです。
見た目が乾燥して白っぽくなっており、指で押してもカサカサするくらい乾いていれば水を与えましょう。

指で水苔を押してみたらまだふんわりしていて弾力がある場合は水分が残っているためもう少し乾かしましょう。

胡蝶蘭の花が終わってしまいました。この後はどのように手入れをすればいいですか?

胡蝶蘭の花が終わったら、まずは咲き終わった花を摘み取って花茎を切ります

一年以内にもう一度花を咲かせる「二度咲き」に挑戦したいのであれば、節を4つほど残して花茎を切ります。
来年の開花を目指すのであれば、花茎を根元から切ってしまって構いません。

支柱を取り除いたら今までと同様に水やりなどのお手入れを行っていきましょう。

仕事が忙しく、植物のお世話をつい忘れがちです。胡蝶蘭も毎日気にかけてあげないと駄目なのでしょうか?

胡蝶蘭は置き場所に気をつければ週1回程度の水やりで元気に育ちます。
直射日光が当たらない風通しが良い場所を選べば忙しい方でも育てることができますよ。

少しの時間ができた時やふと気づいた時に葉や花は元気か、虫がついていないかなどを簡単に確認して気にかけてあげてくださいね。

旅行などで数日間家を空けることが多いのですが、その間、胡蝶蘭はどうしたら良いでしょうか?

数日間の不在であれば、室温・湿度が保たれる場所に置いて出かける前に水を与えておけば健康な状態を保つことができます。

もしも室温や湿度の維持が難しいのであれば、エアコンや温室を使用しましょう。
また、水分の蒸散が早い夏場などは濡れたタオルや水を張ったバケツを近くに置いたり、葉水後にビニール袋を被せるなどの工夫を行いましょう。