春のお手入れ
春に必要な胡蝶蘭のメンテナンスには以下があげられます。
春は胡蝶蘭が生長し始める快適な季節ですので、植え替えや肥料を与えるのに最適な時期です。
買った、または貰ったばかりの株であれば肥料は必要ありませんが、複数の株が寄せ植えされているのであれば植え替えを検討しましょう。
また、春は胡蝶蘭を外に出しやすい季節ですが病害虫が発生しやすい季節でもあるため注意が必要です。
胡蝶蘭を地面から離したり、直射日光を避ける、薬剤を散布するなどの病害虫対策を行いましょう。
胡蝶蘭の病害虫対策や、春の育て方について詳しくは以下の記事を参考にしてくださいね。
夏のお手入れ
夏に胡蝶蘭を育てる際に注意が必要なポイントは以下のとおりです。
胡蝶蘭は30℃以上になると元気をなくしてしまうため、高温への対策が必要です。
基本的には空調の効いた部屋の中に置き、しっかりと遮光して直射日光を当てないようにしましょう。
加えて夏場は日中の気温上昇が激しいため、水やりや葉水の時間帯に注意が必要です。
早朝、または夕方頃に水やりや葉水を行うと、根や葉が傷みにくくなりますよ。
秋のお手入れ
秋に胡蝶蘭を育てる際に注意が必要なポイントは以下のとおりです。
夏の暑さが和らいだタイミングで気を付けたいのが、水やりの頻度です。
気温の低下や植え込み材の乾燥具合に合わせて水やりの頻度を徐々に減らしていきましょう。
また、水やりの時間帯を朝の10時頃になるように時間を調節していきます。
置き方のポイントとして、秋は花芽が出る季節ですので夜間は16℃程度の涼しめの場所に置くように心がけます。
朝晩の寒暖差が激しくなるため夜間の気温が下がり過ぎないように保温対策を行いましょう。
冬のお手入れ
冬に胡蝶蘭を育てる際に注意が必要なポイントは以下のとおりです。
胡蝶蘭は寒さに弱いため、最低気温が15℃を下回らないように室内で管理しましょう。
水温が低すぎたり、冬の寒さで水温が下がってしまうと胡蝶蘭が冷えてダメージを受けてしまう恐れがあります。
胡蝶蘭に水を与えたり葉水を行う際は、暖かい時間帯にぬるま湯を与えるようにしましょう。
また、冬場に暖房を使って温度管理を行うと空気が乾燥して湿度が低くなってしまいがちです。
加湿器を用いたり、葉水を小まめに行うなどの乾燥対策を行いましょう。
胡蝶蘭の寒さ対策や管理の注意点など、冬越しさせる方法については以下の記事でもっと詳しく解説しています!
【保存版】胡蝶蘭の冬越し完全ガイド!プロが教える5つの管理ポイント