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お正月の花の飾り方を徹底解説!正月花を飾る時期や生け方のポイント

正月花は新年の年神様をもてなしたり、家族の幸せを祈願する意味で飾られます。
家族でお正月を楽しむほか、新年の挨拶にくるお客様を華やかに迎えるためにも正月花を飾りたい場合もありますよね。

しかし、初めて正月花を飾るのであればどれくらい飾るのか、どんなお花をどうやって飾るのかなど色々と分からないことも多いと思います。

今回は、正月花を飾る期間飾るのにおすすめの場所、初心者の方でも簡単にできる正月花の飾り方のコツなどを紹介します。

当店フラワースミスマーケットで扱っているお正月花に適した花、枝ものの一覧は以下のページでもチェックできますよ!

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1お正月花はいつからいつまで飾る?

お正月花を飾るタイミングや片づける頃合いには明確な決まりはありません
家庭によって異なりますが主に以下の日程で飾られます。

飾る時期 12月28日、または30日頃
片づける時期
  • 松の内(1月7日、または15日)まで
  • 花がしおれるまで

クリスマスが過ぎ、大掃除が終わった頃に正月花を飾り始めることが多いようです。
生花を飾る場合はお正月の2~3日前に準備するとちょうどいいでしょう。

お正月花の片付けは、松の内が過ぎるまでか、花がしおれるまで飾っておくのが一般的です。
松の内は地方によって期間が異なり、東日本では7日、西日本は15日までとされています。

飾るのを避けた方がいい日

最近では気にしない場合も多いですが、以下の日程は縁起が悪いため正月花を飾るのは避けた方がいいと言われています。

日付 理由
12月29日 29は発音が「二重苦」となるため縁起が悪い
12月31日 31日に飾ると「一夜飾り」となり、神様に失礼にあたるため良くない

マナーを重んじる方がいらっしゃる場合は、12月30日も避けた方が無難です。
30日は旧暦の大晦日にあたるため、失礼に当たると考えられていることがあります。

2正月花を飾るのにおすすめの場所

正月花を飾る場所に決まりはありませんが、多くの場合は人が集まる場所おもてなしを行う空間に飾られます。
室内で正月の花を飾るのにおすすめの場所は以下のとおりです。

  • 玄関
  • リビング
  • 床の間
  • ダイニングテーブル

床の間がないアパートやマンションであれば、卓上に置ける正月花を用意して飾るといいでしょう。
玄関であれば下駄箱の上など、家族や来客の目に留まる場所を選ぶのがおすすめです。

3お正月花として人気の花材

お正月花に人気のお花、枝ものには以下があげられます。

  • 千両・万両
  • 南天
  • 菊(マム)
  • 葉牡丹
  • 百合
  • 水仙

それぞれの花材について、縁起が良いと言われている理由や、当店フラワースミスマーケットで扱っている商品一例をご紹介します!

年間を通して青々しい緑を楽しめる常緑樹という特徴から、「不老長寿」「繁栄」の象徴として飾られます。
門松などにも用いられていることから、1本あるだけでもお正月らしさを感じさせてくれますよ。

竹はまっすぐに成長し、折れない強さから「未来への希望」「生命力」などを象徴しています。
細い竹をアレンジに混ぜるほか、竹自体を花器にして正月花を生けるなど様々な使い方ができますよ。

梅は他の花より開花が早いことから、「出世」「開運」を象徴しています。
紅白の花を咲かせる点も縁起が良いと言われているお正月の定番のお花です。

千両・万両

赤い実の植物はお正月の縁起物と言われており「利益」「裕福」などの花言葉を持っています。
商売繁盛の象徴として飾られ、松に次いでお正月花として人気の植物です。

南天

南天は「難を転ずる」という言葉に通じることから邪気払いや魔除けの効果があります。
また、赤い実の植物は縁起が良いことと「良い家庭」という花言葉も人気の理由です。

菊(マム)

菊は花持ちがよく、長寿を願う意味があります。
また、古くから魔除けとされており、福を招く縁起のいい花とされています。

葉牡丹

葉牡丹は見た目が牡丹に似ていることから縁起物として好まれています。
「祝福」「利益」などの花言葉を持ち、葉が重なり合う様子から「良いことが重なる」という意味でも飾られています。

柳はしなやかで折れにくい性質から強さと柔軟性の象徴とされています。
金・銀色に塗装されて柳をお正月花に加えると、動きのある枝が繊細な美しさを添えてくれますよ。

百合

百合は存在感があり、お正月花に取り入れるとおめでたい豪華な雰囲気を演出できます。
「尊厳」「無垢」などの花言葉を持っており、新年の始まりに相応しいとされています。

水仙

水仙は、寒い冬でも花を咲かせることから縁起物とされています。
雪の中でも咲くことから春の訪れを告げる花と言われ、「瑞兆花(おめでたい兆しの花)」として親しまれています。

その他のお正月花に適した花

お正月花には、他にも以下のようなお花が用いられます。

  • シンビジウム
  • オンシジューム
  • モカラ
  • デンファレ
  • フリージア
  • アルストロメリア
  • トルコキキョウ
  • フクジュソウ
  • 胡蝶蘭

洋ランは松などと相性が良く、正月花に添えるとさりげない華やかさを足すことができますよ。
数本のお花を纏めて配置してもいいですし、枝分かれした花を全体に添えても素敵に仕上がります。

胡蝶蘭をお正月花にするのであれば、お正月用に装飾された鉢を探すのがおすすめです。
お店の開店などで贈る大輪胡蝶蘭以外にも、卓上に置けるミディ・ミニ胡蝶蘭であればお手入れも簡単です。

4簡単にできる正月花の飾り方のコツ

お正月に花を飾ろうと思ってもどんな風に花を生けたらいいか分からず、難しいと感じてしまいますよね。

生け花に馴染みがなく、剣山などの道具がない方は卓上に置ける花瓶吸水スポンジを用いるといいですよ。
今回は、初心者さんもお正月らしいお花を飾れる以下のコツを紹介します。

  • 和風の花瓶やコースターを使う
  • 松と千両を使う
  • 水引やお正月らしい飾りを足す
  • 花瓶の口近くに大きなお花を入れる

和風の器やコースターを使う

正月花を生ける際に、和風の花瓶やコースターを使うとお正月のような雰囲気を演出できます。

表面に光沢がないざらっとした陶器を使うだけで一気にお正月らしくなりますよ。
お家にあるガラスの花瓶を使うなら、コースターを和柄にするなどの工夫を行いましょう。

コースターを花瓶の下に敷くと、テーブルなどが傷つかずに済む点もメリットです。
花瓶やコースターは100円ショップで売られているもので構いません。

松と千両を使う

お正月花に迷った際は、まず松と千両を選んで取り入れるとお正月らしくなりますよ!

千両を花瓶に差すだけでもお正月っぽさが出るため、簡単に生けたい方にはおすすめです。
千両はお正月前にしか出回らないため、入手が難しい場合は南天を探してみましょう。

松と千両の使い方

松と千両を生ける際は、基本的に以下を意識してみましょう。

  • 【松】葉が見えるように後ろに生ける
  • 【千両】松や花の隙間から見えるように生ける

松は花の後ろに立てることが多く、前に生けた花の後ろから見えるように生けましょう。
千両は様々な生け方ができるため松やお花の配置を決めてから生ける場所を決めるのがおすすめです。

水引やお正月らしい飾りを足す

年末頃に販売される正月飾りやDIYキッドを正月花に入れると、手軽にお正月らしさを足すことができますよ。

水引はひも状の商品の他、すでに形が仕上がっている商品も販売されています。
正月花の内容によりますが花の後ろ側や左右などに置いてみましょう。

シンプルに生けたお正月花でも、小物飾りを添えると華やかになりますよ。

花瓶の口近くに大きなお花を入れる

お花を取り入れてお正月花をアレンジしたい方は、花瓶の口元に大きめのお花を1輪入れるとバランスが良くなりますよ。
葉牡丹や菊、百合の花などが存在感があっておすすめです。

複数個のお花を入れたい場合は、品種や色が異なるお花を花瓶の口元に集める、同じお花が重ならない不等辺三角形を描くように飾ると綺麗になります。

5お正月の花を生ける時の注意点

正月花を飾る際は、お花が途中で崩れたり萎れたりしないように以下の点に注意しましょう。

  • 花瓶の口の広さを確認する
  • 枝物は先端の枝先を割る

花瓶の口の広さを確認する

花瓶を使ってお正月花を飾る際は花瓶の口の広さに注意しましょう。
松などの枝の太さにもよりますが、口が狭いと用意したお花が生けられなくなります。

逆に、口が広いと生けた植物がグラグラしてしまいます。
生けたいお正月花のイメージがある方は、適したサイズの花瓶を用意しましょう。

枝物は先端の枝先を割る

お正月花に松や千両などの枝ものを使う際は水切りして枝先を割ってから生けましょう。

枝ものの中には水上がりが悪いものがあるため、普通に生けるだけでは水不足になってしまう恐れがあります。

また、生ける際は真ん中の一番太い枝を使いましょう。
太さがある分、他の細い枝よりも水を吸ってくれる量が多くなります。

6お正月花の片付け方

お正月が終わり、しばらくしたらお正月花を片付けなければなりません。
正月飾りは清めてから処分する方が良いと言われていることもあり、「正月花はどうしたらいいの?」と迷ってしまいますよね。

お正月花の片付け方は主に以下の2通りがあります。

  • どんど焼きに持っていく
  • 可燃ごみとして処分する

それぞれの片付け方法について詳しく解説していきます。

どんど焼きに持っていく

どんど焼きは、1月中旬ごろに開催されるお焚き上げのことを指します。
門松などの正月飾りと一緒にお正月花を持ちこむことができますよ。

開催日や持ち込み場所は地域によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、神社の場合は持ち込み料金がかかる場合があるため一緒に確認しておくと安心です。

可燃ごみとして処分する

どんど焼きに持ち込まない場合は、可燃ごみとして処分しましょう。
基本的には花や枝の水気をしっかり切り、自治体の指定する方法でごみに出すだけとなります。

もしも気になるのであれば、新聞紙などの上で塩をまいてお清めをしてから処分するといいですよ。

7まとめ

お正月花は12月28日頃から飾り始め松の内(1月7日か15日)まで楽しむことができます。
飾る場所は玄関やリビング、床の間、ダイニングテーブルなど、人が集まる空間がおすすめです。

お正月花に使われる代表的な花材には、松・竹・梅の他、千両や南天、菊、葉牡丹などがあります。

お正月花を飾るのは難しく感じるかもしれませんが、卓上に飾れる大きさの花瓶なら初心者の方でも簡単に飾ることができますよ。
お正月花を飾るコツには以下があげられます。

  • 和風の花瓶やコースターを使う
  • 松と千両を使う
  • 水引やお正月らしい飾りを足す
  • 花瓶の口近くに大きなお花を入れる

また、生花を用いる場合は正月前にしおれないように生けるようにしましょう。
千両などの枝物は枝の先端を割っておく、生花は水切りしてから花瓶に差すと水不足が起こりにくくなりますよ。