鮮やかな黄色い小花が集まった花姿が愛らしい「ミモザ」。
ミモザは「感謝」「友情」などの花言葉を持ち、3月8日の「ミモザの日(mimosa day)」に男性から女性へ贈られる花としても知られています。
この記事では、ミモザの日の起源や、ミモザの花言葉について詳しくご紹介しています。また、ミモザの日に贈りたいフラワーアレンジメントのアイデア、注意点をまとめましたので、ぜひミモザを贈る際の参考にしてください。
鮮やかな黄色い小花が集まった花姿が愛らしい「ミモザ」。
ミモザは「感謝」「友情」などの花言葉を持ち、3月8日の「ミモザの日(mimosa day)」に男性から女性へ贈られる花としても知られています。
この記事では、ミモザの日の起源や、ミモザの花言葉について詳しくご紹介しています。また、ミモザの日に贈りたいフラワーアレンジメントのアイデア、注意点をまとめましたので、ぜひミモザを贈る際の参考にしてください。
3月8日は「ミモザの日(mimosa day)」と呼ばれ、イタリア発祥の「国際女性デー(Festa della Donna)」に由来する記念日です。
まずは国際女性デーの由来や、3月8日にミモザが贈られるようになった理由を見ていきましょう。
国際女性デーは、1908年3月8日に、ニューヨークで女性労働者の大規模なデモ活動が行われたことに由来します。
その2年後の1910年には、コペンハーゲンで開催された国際社会主義会議で、毎年3月8日を「女性の政治的自由と平等のために戦う日」とすることが決定しました。
その後、1975年に国連が3月8日を「国際女性デー」と正式に制定し、世界中に広まりました。
1946年頃、イタリアでは国際女性デーに贈る花として、女性を象徴するような鮮やかな黄色のミモザが選ばれました。
それ以来、イタリアでは3月8日の国際女性デーは黄色いミモザを贈る日として定着しました。現在でも、ミモザの日には、男性が母親・妻・恋人・友人などの大切な女性にミモザの小さなブーケをプレゼントし、感謝を伝える光景が広がっています。
近年は、日本でもミモザの日が定着し、花言葉「感謝」のミモザとともに、アレンジメントを女性へ贈る習慣が広がっています。
ギザギザとした葉と、ふさふさした小さな黄色い球状の花が印象的なミモザ。
実は、ミモザは通称であることをご存じでしょうか。
正式名称は「アカシア」であり、世界中に800種類以上もあるんですよ。
日本では、黄色いポンポンのような花を咲かせるアカシア属のことを「ミモザ」と呼ぶことが多いです。
市場への出回り時期は1~3月頃で、2月中旬~3月中旬がピークとなっています。3月8日のミモザの日には、可愛いミモザが花屋の店先を彩ります。
プレゼントとして人気のミモザですが、贈る際に花言葉が気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは国別・色別のミモザの花言葉をご紹介します。
ミモザの花言葉の意味は、実は国によって異なります。
代表的な国と花言葉は以下のとおりです。
日本では、ふんわりとした花姿から「優雅」「友情」の花言葉を持っていますが、ミモザの日発祥地のイタリアでは、「感謝」の気持ちがそのまま花言葉になっています。
ミモザといえば、黄色い花のイメージが強いですが、白やオレンジの花もあり、それぞれのテーマに沿った花言葉がつけられています。
ミモザの日に贈られるのは黄色い花が主流ですが、色違いの花を見かけたら、花言葉を楽しみながら手に取ってみてくださいね。
ミモザの日の贈る切り花は、アレンジメントだけでなくリースやスワッグにしても喜ばれます。ここでは、4つのアレンジメントの作り方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ナチュラルで優しい雰囲気のミモザは、ラタンなどでできた「かご」との相性が抜群です。
小さめのかごに給水スポンジをセットして、たっぷりのミモザの花をふんわりと生けましょう。まるで、春の野原を連想させるような可愛いアレンジが完成しますよ。
持ち手があるかごなら、そのまま運んでプレゼントとして贈ることができます。
黄色いミモザが映えるように、白色やナチュラルカラーのかごを選んでくださいね。給水スポンジに生けることで水が減りにくく、1週間ほどは鮮やかさをキープできますよ。
透明のガラス瓶にミモザの花をぎゅっと詰めると、おしゃれな標本のように仕上がります。
瓶の大きさ次第で華やかにも、かわいらしい雰囲気にも自由自在にアレンジできるのが魅力。小さなジャム瓶ならデスクや洗面所に、大きめの瓶ならテーブルセンターに置くだけで空間が華やかになります。
作り方は簡単で、瓶の口に合わせて枝を短くカットして詰めるだけです。口元に麻ひもやリボンを結ぶと、ギフト感がアップしますよ。
透明なガラスに透過する光にミモザの花が輝き、見ているだけで幸せな気分になれるアレンジです。
ミモザは枯れてしまいやすいため、新鮮なうちにリースにするのもおすすめです。
市販のリースベース(20cm程度)に、ミモザを小分けにしてワイヤーで巻きつけましょう。所要時間は30分ほど。たったこれだけの簡単作業で可愛いリースが完成します。
作った後は、2~3日程度、風通しの良い日陰で乾燥させましょう。
ドライにすると少し色褪せますが、優しいアンティークイエローを秋まで楽しめます。
ミモザだけでは物足りない場合は、ユーカリやスターチスなどをプラスしてみてください。ボリュームが出て、色彩のアクセントにもなります。
完成したリースを玄関やリビングのドアに飾ると、春の訪れを実感できますよ。
壁掛けインテリアとしてギフトにピッタリなのが、ミモザのスワッグです。
ミモザをメインに、ラベンダーやユーカリ、カスミソウなどと合わせて飾れば、癒しの空間が広がります。
素材をドライフラワーにしてからスワッグを作ると、長期にわたり楽しめます。
ドライフラワーの作り方は、ミモザを30~40cm程の長さにカットして、麻ひもで縛って逆さに吊るすだけ。風通しの良い冷暗所で1~2週間ほど自然乾燥させると、ミモザのドライフラワーが完成します。
以下の記事では、ミモザの切り花を使ったドライフラワーの作り方3種類に加え、上手く作るコツも詳しく解説しているので、合わせてお読みください。
ミモザの日に花を贈るなら、注文時期と購入後の水揚げには気をつける必要があります。
毎年3月8日のミモザの日が近づくと、ミモザの需要が高まります。そのため、「当日にお店に行ったら売り切れていた」というお客様も少なくありません。
お花屋さんや通販ショップでは十分に用意しているものの、品薄になる可能性があるので、早めに予約注文しておくのがおすすめです。
当店フラワースミスマーケットでは、約10日前から注文が可能ですので、余裕をもってご準備くださいね。
ミモザは乾燥しやすく水下がりしやすいため、購入後すぐにしっかりと水揚げすることが大切です。水揚げをしないと、すぐに花や葉がパリパリに乾燥してしまいます。
以下の手順で、しっかりと水揚げをしましょう。
ミモザの切り花の水揚げ方法について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ミモザはギザギザとした葉とふんわりとした球状の黄色い花が特徴の切り花で、正式名称は「アカシア」です。
イタリアをはじめとする各国では、毎年3月8日はミモザの日(国際女性デー)とされ、男性から女性へ感謝の気持ちを込めて黄色いミモザの花が贈られる日となっています。
最近では、日本でもミモザの日が浸透し、母親や妻、恋人や友人などに、ミモザの花を添えて感謝の思いを伝える方が増えてきました。
ただし、ミモザの日が近づくと品薄になる可能性があるので、余裕をもって準備することが大切です。ぜひ、アレンジメントやリース、スワッグにしてプレゼントしてみてくださいね。
ミモザの日は3月8日の国際女性デーのことです。男性が日頃お世話になっている大切な女性に、感謝の気持ちを込めて黄色いミモザを贈るようになった習慣が、日本でも定着しました。
女性同士で贈っても、もちろん大丈夫です。必ず男性から女性に贈らないといけないというルールはないので、ご家族や友人への気軽なプレゼントとして贈ってみてはいかがでしょうか。きっと喜んでもらえるはずですよ。
2026年のミモザの日は、3月8日(日)です。休日にあたるため、ミモザの花束を贈ろうと予定している方は、お店の混雑や売り切れに注意しましょう。早めに予約しておいてくださいね。
予算は関係性によっても変わりますが、一般的には3,000~5,000円程度が目安です。
取り扱っているお店や花の量によっても異なるので、お店で確認してみてくださいね。
「いつもありがとう。これからも元気で居てくださいね」「ミモザの日に祝福を。いつも感謝しています。」など、シンプルなメッセージで構いません。メッセージカードを添えるだけで、花束に気持ちを込められますよ。