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【初心者向け】生け花に使う花材の選び方ガイド|季節の組み合わせと扱い方

生け花の花材選び方ガイド

生け花を始めたけれど、どんな生花を使えばいいのかわからずに、悩んでいませんか?

生け花には、主役となるメインの花と、メインを引き立てる小花、枝もの、葉もの、実ものと、さまざまな花材が使われています。
そのため、何を選べばいいのか、どう組み合わせればいいのか迷いがちですよね。

結論からお伝えすると、旬を迎える季節の生花から「主役・脇役・足元を締める葉」の3つの役割を決めて、選ぶのがおすすめです。

この記事では、生け花に取り入れやすい花材をご紹介するとともに、季節別のおすすめ花材について解説します。生け花における花材の役割や組み合わせ方、必要となる下準備についてもわかりやすく解説しますので、初心者の方はぜひお読みください。

1【初心者向け】生け花に取り入れやすい花材カテゴリーの基本

生け花において、花材の選び方はとても重要です。

花の種類が多いため、何を選べば良いのかわからず悩んでしまうかもしれませんが、まずは、花材のカテゴリーを理解して、手に入りやすい切り花からスタートするのがおすすめです。

花材のカテゴリーの基本
  • メインのお花:主役となる花
  • サブのお花:メインを引き立てる小花など
  • 枝もの:生け花に動きを出す
  • 葉もの:全体の調和をとったり、足元を締める役割
  • 実もの:ボリュームや季節感をプラス

生け花では、上記のすべてを使う必要はありません。
初心者であれば、「メインのお花+葉もの」など、2~4種類程度の花材で構成すると、全体をまとめやすくなりますよ。

メインのお花|バラ、カーネーション、カラーなど

作品の中心になる主役の花です。
メインには、存在感があって、1本でも印象的な切り花がおすすめです。

  • おすすめの花:バラ、カーネーション、カラー、トルコキキョウ、ガーベラ、菊など

これらの花は、季節を問わず流通しており、花持ちがよく茎がしっかりしていて扱いやすいのがポイントです。

メイン花材一例

サブのお花|アルストロメリア、スプレーマム、カスミソウなど

メインのお花を優しく引き立てる脇役の花です。
ボリュームを出したり、隙間を埋めたりするために用います。

  • おすすめの花:アルストロメリア、スプレーマム、カスミソウ、レースフラワーなど

カスミソウやレースフラワーなどの繊細な小花は、生け花のつなぎとしても使えます。
ふんわりとした柔らかな印象を与えてくれるので、初心者でも配置しやすいのが魅力です。

サブ花材一例

枝もの|ドウダンツツジ、雪柳、コデマリなど

枝ものは、自然な曲がりや長さを活かして、作品に動きや高さを出すのに最適です。

  • おすすめの枝もの:ドウダンツツジ、雪柳、コデマリなど

新芽が出る時期は特に、爽やかな印象を演出できます。
枝のラインをそのまま使うだけで、プロのように品よく仕上げられますよ。

枝もの一例

枝もの一覧はこちら

葉もの|スモークグラス、ユーカリ、タニワタリなど

葉ものは、全体のバランスを整えたり、足元をすっきりとまとめたりする役割を持ちます
グリーンが加わることで落ち着いた印象に仕上がります。

  • おすすめの葉もの:スモークグラス、ユーカリ、タニワタリ、ドラセナなど

葉ものは、花に比べて長持ちする花材です。ユーカリなど、葉の形や香りを楽しめる葉ものを使って、遊び心を加えるのも楽しいですよ。

葉もの一例

葉もの一覧はこちら

実もの|ヒペリカム、千両、サンキライなど

可愛らしい実がアクセントになる実ものは、季節感やボリュームをプラスしたいときに最適です。

  • おすすめの実もの:ヒペリカム、千両、サンキライなど

赤い実のヒペリカムや千両は、華やかさを加えるのにぴったり。メインの花と組み合わせやすいのも魅力です。

実もの一例

2【季節別】生け花におすすめの花材

生け花の魅力は、四季の移ろいを花材で表現できることです。
その季節にしか手に入らない花材を取り入れると、季節感を出せますよ。
ここでは、春・夏・秋・冬それぞれのおすすめ花材を紹介します。

春の花材|梅・桜・桃・チューリップなど

春は、「新たな始まり」を象徴する季節です。
新芽や球根花も豊富で、優しく明るい雰囲気の生け花にぴったりな切り花が多く揃っています。

  • おすすめの花材:梅・桜・桃・チューリップ・ラナンキュラス・スイセン など

生ける際は、新芽の枝ものや球根花を使って「芽吹き」の雰囲気を出すのがポイントです。
淡いピンクや黄色を基調にして、柔らかなイメージに仕上げましょう。

春の花材一例

夏の花材|紫陽花・スモークツリー・ひまわりなど

夏は、暑さを跳ねのけるような、涼しさを意識した生け花がおすすめです。
大きな葉や鮮やかな色合いの花を使って、視覚的に爽やかな空間を演出しましょう。

  • おすすめの花材:紫陽花・スモークツリー・ひまわり・ハラン・モンステラなど

紫陽花やひまわりを主役に、葉もの・枝ものを多めにして、涼やかな空間を作るのがポイントです。
青や緑の色合いを活かして、風を感じるような軽やかな配置に仕上げましょう。

夏の花材一例

秋の花材|ワレモコウ・リンドウ・コスモスなど

秋は、自然の深まりと豊かな収穫を楽しむ季節です。
実ものや紅葉を組み合わせると、深みのある色合いを演出できます。

  • おすすめの花材:ワレモコウ・リンドウ・コスモス・雪柳(紅葉)、ヒペリカムなど

えんじや紫、深い赤などの花を組み合わせると、秋の里山のような風情を出せますよ。

秋の花材一例

冬の花材|松・千両・南天など

冬は、力強く、縁起のよい花材がそろう季節です。

  • おすすめの花材:松・千両・南天・椿・菊など、迎春にも使える花材

松の常緑は永遠の繁栄、千両や南天は縁起を担ぐ意味があります。さらに、菊や椿を組み合わせて、華やかさを加えると良いでしょう。

グリーンに赤い実ものを組み合わせると、クリスマスらしい雰囲気を演出できます。シンプルに組み合わせるだけで、冬の美しさを表現できますよ。

冬の花材一例

3「主材」「客材」「根締め」を使った季節別の生け花アイディア

生け花は、花材の役割を意識することで、初心者でもバランスよく作れます。

まずは、シンプルに以下の3つの役割を意識すると良いでしょう。

  • 主材(主枝・主花):作品の中心となる一番大きな花材・枝もの。全体の印象が決まる
  • 客材・あしらい:主材を引き立てる花材(小ぶりな花・枝・葉)。脇役として動きや彩りを加える
  • 根締め:足元をまとめ、剣山・花留めを隠す葉もの。全体を安定させて見映えよく仕上げる

「主役+脇役+足元を締める葉」をセットで考えると、失敗しにくくなります。

以下では、季節ごとのシーンに合わせた組み合わせのアイデアをご提案します。

春の玄関向け|パステルカラーの優しい組み合わせ

春の玄関には明るさと優しさをあわせもった、春らしい組み合わせがおすすめです。

  • 主材:スイートピーorチューリップ
  • 客材:スプレーカーネーション、ワックスフラワー
  • 根締め:レザーファンorレモンリーフ
ポイント
  • ピンク~パステル系でまとめて、ふんわりした雰囲気を演出する。
  • あえて和に寄せすぎず、現代風の生け花にする。透明なガラス花器を使うと軽やかな印象に。

おすすめ花材

夏のリビング・テーブル用|涼しげで爽やかな印象に

夏には、涼しげで爽やかな印象の組み合わせが人気です。

  • 主材:ガマorミスカンサス(細長い葉)、ユリ(本数は少なめ)
  • 客材:トルコキキョウorデルフィニウム(青系)
  • 根締め:ハランorモンステラ(1~2枚)
ポイント
  • 細い線や大きな葉ものを活かして「水・風」を感じるように仕上げる。
  • 花の色を「白+青系」に寄せて、夏らしい涼しさを演出する。

おすすめ花材

<BO商品リスト>

秋の玄関向け|紅葉や深みのある色合いを意識

紅葉とともに深みのある色合いが秋の風情を演出します。

  • 主材:ドウダンツツジor雪柳(紅葉した枝もの)
  • 客材:リンドウorケイトウ、ワレモコウ
  • 根締め:レザーファンorドラセナ(グリーンまたは赤系)
ポイント
  • 紅葉した枝もの+深い色の花+実ものを組み合わせて「秋の山」のイメージを演出。
  • えんじ・パープル・深緑あたりで色合いをまとめてトーンを落ち着かせる。

おすすめ花材

冬の迎春用|お正月の伝統花材を取り入れる

年末年始におすすめなのが、伝統的なお正月らしい組み合わせです。

  • 主材:松(若松)
  • 客材:菊(白・黄色系)、千両or南天
  • 根締め:ハランorドラセナ
ポイント
  • 松+菊+赤い実、でお正月感のある縁起のよい仕上がりに。
  • ハランで足元をまとめつつ、リズムをつける。華やかな印象にするなら、大きめの花器がおすすめ。

おすすめ花材

4生け花の花材を生かす下準備と扱い方

生花を美しく生けるには、花材の下準備がとても重要です。適切に処理することで、花が長持ちし、美しく仕上がります。
特に初心者の方は、以下の2点を意識しましょう。

  • 葉の整理と水揚げ
  • 長さの取り方・切り方の基本

葉の整理と水揚げ

花材を購入したら、まずは葉の整理から始めます。

水につかる部分や全体のバランスを崩すような不要な葉を取り除き、生け花の動きに必要な葉のみ残しましょう
チューリップなどの大き目の葉は、根本からカットをし、足元に巻き付けて使うと可愛く仕上がります。

また、花を元気な状態で長持ちさせるために、必ず水揚げを行いましょう。
水中で茎の先を斜めにカットする「水切り」が基本です。その他、80℃のお湯に30秒程度つける「湯揚げ」などの方法もあります。

以下の記事では、切り花別に最適な水揚げ方法を解説していますので、合わせてお読みください。

【プロが伝授】花の水揚げの仕方を徹底解説!長く楽しむための方法8選

動画で紹介!
水揚げの種類

長さの取り方・切り方の基本|短くカットしすぎない

茎の長さや切り方は、生け花のバランスを決める大切なポイントです。

一度に短く切りすぎると調整が難しくなるため、まずは、仕上がりイメージを決め、少しずつカットしましょう。
余裕をもって長めに残しておき、挿しながら調整するのがおすすめです。

5まとめ

生け花は、「主役と脇役、足元を占める葉」で構成すると、失敗しにくくなります。

初めて生け花を生ける場合は、花材を以下のカテゴリーに分けて考えましょう。

  • メインのお花:主役となる花
  • サブのお花:メインを引き立てる小花など
  • 枝もの:生け花に動きを出す
  • 葉もの:全体の調和をとったり、足元を締める役割
  • 実もの:ボリュームや季節感をプラス

花材は、これらの中から2~4種類を選ぶのがおすすめです。旬の切り花を選ぶと、季節感を演出できますよ。

生けた花を長く楽しみたいなら、事前に葉を整理し、水揚げをしておくことが重要です。
また、茎を切る際は一気に切らず、バランスを見ながら調整すると良いでしょう。

生け花が楽しくなる、切り花の選び方・生け方Q&A

  • 生け花を家で楽しむときに、初心者でも扱いやすい花材はありますか?

    初心者の方に特におすすめしたいのが、菊やカーネーション、ユリなどです。
    これらの切り花は、茎が太くてしっかりしているので、剣山に挿しやすく、方向も定めやすいです。
    カラーバリエーションも豊富で、手に入りやすいのも魅力です。

    葉ものであれば、長持ちしやすいドラセナやユーカリが適していますよ。

  • 生けた花が、3日ほどでしおれてしまいました。長持ちさせる方法はありますか?

    生け花の花持ちを良くするには、茎を斜めにカットして水の吸い上げを良くするのがポイントです。
    特に夏場は水が上がりやすいので、毎日水を足してあげましょう。

    高温多湿だと花がしおれやすいので、15~20℃くらいの涼しい環境に置くのがおすすめです。

    また、葉が水につかると、バクテリアや雑菌が繁殖したり、カビが生えたりするため、下の部分の葉は取り除きましょう。
    丁寧に管理すると、1週間以上にわたって美しさを保ってくれますよ。

  • これから生け花を始める場合は、何から揃えればいいでしょうか?

    • 花器:シンプルな水盤や花瓶
    • 花ばさみ:茎をきれいにカットできる植物向けのはさみ
    • 剣山:生花や葉を固定する道具

    これらは、100円均一や花屋さんで手ごろな価格で揃えることができます。

    道具が揃えば、季節の切り花を1~3種類、購入してみましょう。
    あまり難しく考えず、楽しみながら花を生けることからスタートしてみてくださいね。

  • 生け花を作ってみたけれど、仕上がりがイマイチです。きれいに見える組み合わせや生けるコツはありますか?

    生け花の組み合わせで失敗しやすいのが、色や高さです。
    まとまりを出すため、色は2~3色に抑えて、高さを変えて生けましょう。

    主役の花を1種類決め、周りを枝ものや葉もので支えるイメージで生けると、バランスが整いやすくなりますよ。